ESTA(エスタ)は、日本からハワイを含む米国への最長90日間の旅行や短期出張時にビザなしで渡航できるシステムです。2009年1月に米国国土安全保障省(DHS)の管轄により導入され、米国のビザ免除プログラム(VWP)に参加する国の方を対象に利用することができます。
アメリカ入国やハワイ旅行などが渡航目的の渡航者はESTAを取得することで、スムーズに入国審査などの手続きを済ませることができます。
この記事では、ハワイへの渡航予定がある方を対象に、渡航に必要なものや入国審査の手続きについて詳しく解説していきます。
ハワイへの渡航にESTAは必要か
ESTAを申請することで、ビザを取得せずに米国及びハワイへ入国可能です。日本からハワイへの90日以内の観光、短期出張、または乗り継ぎ時、ビザは不要で、ESTAのみが求められます。
旅行会社や旅行代理店のツアーでハワイに渡航する際にもESTAの申請は必要です。
また、ESTAは年齢に関係なくハワイへの渡航に必須ですので、家族旅行などで渡航する際は乳幼児を含む未就学児、18歳以下の未成年者も申請を行いESTAを取得する必要があります。なお、ESTAの申請はDHSや米国税関・国境警備局(CBP)より、出発の72時間(3日)前までに行うことが推奨されています。
また、ハワイ渡航でビザが必要になるケースは以下の通りです。
- 90日以上の滞在を予定している場合
- ハワイへの留学や就職または起業を予定している場合
※ESTAを利用したビザなし留学についてはこちら - ESTA申請の際なんらかの理由で渡航認証拒否を受けた場合
- 2011年3月1日以降でイエメン、イラク、イラン、シリア、スーダン、ソマリア、リビア、キューバに渡航または滞在したことがある場合
- 過去に不法滞在または犯罪歴がある場合
必要なビザの種類は渡航理由によって異なりますので、条件にあったビザを渡航の1〜2か月前には米国大使館または領事館にて申請しましょう。また、ビザの申請手続きは、大使館職員との面接が必須になります。
※過去にESTAを利用した渡航で不法滞在(オーバーステイ)の履歴や犯罪歴があった場合はビザの申請が通らない可能性があるのでご注意下さい。
ハワイ渡航とビザ免除プログラムの関係性
ビザ免除プログラムとは、アメリカ政府によって定められた約40カ国の国が認められている渡航制度のことです。日本もビザ免除プログラム参加国であり、日本国籍の方なら誰でも申請を行うことができます。
ビザ免除プログラムを利用して取得できる電子渡航認証のことをESTAと言います。
ESTAは米国渡航だけで無く、ハワイに向かう際にもビザ免除プログラムを利用してビザなしで渡航することができます。
※日本のパスポートは2006年以降全てのパスポートに電子チップが内蔵されています。
安全にハワイ渡航するための事前準備
ハワイに渡航する際に、事前に行うべき準備を解説していきます。また、ハワイやアメリカ渡航だけでなく、海外旅行に行く際にも応用出来ます。海外が初めての方は特に参考にしてください。
①パスポートの有効期限を確認する
ハワイをはじめとした海外旅行する際には、国際的な身分証である「パスポート」が有効であるかをまずは確認しましょう。
パスポートは日本帰国時まで有効である必要があります。また、ESTAやビザの取得の際にもパスポートが有効であることが必須要件です。
パスポートの有効期限が日本帰国時まで残っていない場合は、渡航前にパスポートの更新を行いましょう。
②電子渡航認証(ESTA)・ビザの申請
日本から他国へ渡航する場合には、電子渡航認証(ESTA)やビザを事前に申請し入国許可を得る必要があります。特にハワイを含むアメリカに渡航する場合には、電子渡航認証であるESTAやビザのどちらかを取得していなければアメリカに入国することができません。
渡航目的に合わせて、ビザ申請またはESTA申請を行ってから渡米しましょう。
③海外旅行保険に加入する
旅行先で万が一の事が起こった場合に備えて、海外旅行保険に加入しておく事をオススメします。海外旅行保険は、怪我や病気にかかってしまった場合、医療費を一定額負担して貰える保険制度です。ハワイをはじめとしたアメリカの医療費は非常に高額になります。
まだ海外保険に入っていない方は、加入を検討しましょう。
また、現在すでに海外保険に加入している方は、保険内容を再確認し補填の内容を把握しておきましょう。
なお、多くのクレジットカードには海外での事故・事件での保険が付帯されています。そのため、海外保険が付帯されているクレジットカードなのか、付帯されているなら保険内容はどのようなものであるかを確認することも忘れずに行いましょう。
ハワイ渡航に必要なもの
ハワイへの渡航に必要なものは以下の通りです。
パスポート | 入国日から出国日まで有効なパスポート ※有効なパスポート番号、発行日、国籍、有効期限などが記載されています。 |
渡航先の情報 | 往復の航空機や船のチケットまたはeチケット、滞在場所の住所など |
税関申告書 | 税関申告書は航空機の中で配布されますので、 ボールペン(黒または青)を使用しローマ字でご記入ください。 |
ESTA | 事前に申請した電子渡航認証 ※ハワイに渡航する全員分のESTAを事前に申請してください。 |
以上がハワイ渡航時に必要なものです。
入国審査で必要になるものは
- パスポート
- 往復の航空機や船のチケットまたはeチケット
- 関税申告書
この3点が必要になります。
ESTAについては、ESTAの情報はパスポートの情報と連携しているため入国審査時に職員に見せる必要はありません。
ただし、ESTAは渡航時に必須になりますので、渡航3日前には申請を終えているようにしましょう。
ESTA所持者のハワイ入国審査の流れ
ハワイの空港に到着後の入国の流れは以下の通りです。
1. 入国審査エリアに移動・手続き
空港に到着後、航空会社のスタッフの誘導に従い入国審査場(Immigration)に移動しましょう。
入国審査場に到着したら、Non-US Citizens(非米国市民)または、Non‐resident(非居住者)と書かれた窓口の方に向かい、列に並びましょう。
入国審査官に呼ばれたら窓口にてパスポートと税関申告書を提出しましょう。
また、ESTAは、パスポート情報を照会することで確認することができますので、入国審査官に見せる必要はありません。
その後、入国審査官による米国での滞在目的や滞在期間についての簡単な質問に回答した後、指紋の採取と顔写真の撮影が行われます。
また2009年以降、APC Kiosk(自動入国審査端末)によって入国審査官とやり取りすることなく入国の手続きを行うことができ、入国審査にかかる時間を短縮できるようになりました。
【補足】家族と一緒に入国審査を受ける場合
ハワイの入国審査は、基本的にひとりずつ行う事になっていますが、家族連れの方は一緒に入国審査を行うことができます。家族の場合は代表者が全員分のパスポートをまとめておきましょう。小さな子供や乳幼児を連れている場合には優先的に入国審査を受けることができる可能性があります。
なお、入国管理官に「一人ずつ入国審査を受けてください。」という指示がされた場合には、素直に従いましょう。
2. 荷物の受け取り(Baggage claim:バゲージクレーム)
入国審査の手続きが終わった後、「Baggage Claim(荷物受取所)」に向かい、自身が乗ってきた飛行機の番号のカルーセル(ベルトコンベア)前で預けた荷物が流れてくるのを待ちます。既に出てきた荷物は一か所にまとめられている場合がありますので、カルーセルで見当たらない場合は荷物がまとめてある場所をチェックしましょう。
3. 税関・手荷物検査
荷物を受け取ったら税関の係員にパスポートと税関申告書を提出し税関を通過します。この時必要な場合はX線による手荷物検査が行われることがあります。手荷物検査を求められない場合はそのまま出口に進みましょう。
4. 出口(到着ロビー)
ホノルル空港(正式名称:ダニエル・K・イノウエ国際空港)の場合、入国審査が完了し税関を通過すると個人用(右側)と団体用の出口(左側)があるので、個人の旅行の方は個人用、ツアー等で渡航した方は団体用の出口から進みましょう。
個人用出口を出るとタクシー乗り場やレンタカーセンターへのシャトルバス乗り場などがあります。また、団体用出口から出たところにツアー会社のスタッフが待機しているので、スタッフの誘導に従い送迎バスに乗車しましょう。空港到着から入国審査にかかる時間は大体1時間ほどです。
しかし多くの便が重なる場合など混在する時間帯は入国審査の待ち時間が長く発生する場合があるのでご注意ください。
ハワイの入国審査でよく聞かれる質問
APC Kioskを利用せずに入国審査を受ける場合、入国審査官と英語での会話が行われます。
英語が苦手な方向けに、頻出する質問と回答例についてまとめました。
ここでは審査官からの質問内容とその受け答えについて例を交えつつ解説していきます。
よく聞かれる質問内容 | 答え方の例 |
---|---|
Q:How long are you staying? (どのくらいの期間滞在されますか?) |
A:10 days. (10日間です。) ※滞在期間を回答しましょう。 |
Q:What is the purpose of your trip? (渡航目的は何ですか?) |
A:Sightseeing trip. (観光旅行です。) ※観光または短期出張など、渡航理由を回答しましょう。 |
Q:When will you return to Japan? (いつ帰国されますか?) |
A:I will return home in 10 days. (10日後に帰国します。) ※具体的な帰国日程がすぐにわからない場合は復路の航空チケットなどを提示しましょう。 |
Q:Where are you going to be staying? (どこに滞在する予定ですか?) |
A:At Halekulani. (ハレクラニです。) ※滞在先のホテル名や住所を回答しましょう。 |
審査官との会話で何を言っているか聞き取れない場合や質問の意味がわからない場合は、「Please repeat.(もう一度お願いします。)」と言っても問題ありません。
審査官の中には日本語に慣れている人もいますが、原則英語での会話となる為、滞在期間や帰国日、滞在理由、滞在場所などの必要な情報は事前にメモしておくと良いでしょう。
入国審査時の指紋採取と顔写真撮影について
ハワイに入国する際には、指紋の採取と顔写真の撮影が義務化されています。
これは、テロ対策として、訪問者の身元を確認し、国内の安全を守るための措置です。
指紋情報や顔写真は個人を特定する情報になりますので、厳重に管理されており、許可を得た入国管理の職員のみ閲覧できるようになっています。
そのため、個人情報の流出などを恐れる必要はありませんのでご安心ください。
なお、旅行代理店のツアーなどでハワイに渡航した方も対象になります。
ハワイに入国する場合の指紋採取されない場合もあります
後述しますが、自動パスポートコントロール(APC Kiosk)の普及に伴い、2020年10月以降に一度ESTAでアメリカに入国して指紋採取を行った方は、二度目の指紋採取を求められないことがあります。
ただし、これは例外的なケースであり、通常は入国時に指紋採取が行われます。そのため、入国管理官の指示には必ず従うようにしてください。
ESTAの有効期限は?
ESTAは申請から2年間有効です。次の2年以内にハワイへの渡航を考えている場合、現時点での申請が可能です。
ESTAの有効期限についての詳しい情報はこちらの記事をご覧ください。
ESTAはハワイ旅行のどれくらい前に申請手続きを行うべき?
一般的に、ESTAの申請結果は72時間以内に送信されます。そのためハワイ旅行の少なくとも72時間前には申請することが推奨されています。
ESTA未取得の場合、航空会社から搭乗を拒否される可能性があるため、注意が必要です。ESTA申請の処理時間の統計を記載した記事も公開していますので、参考程度にご確認ください。
ESTA申請する手順
ハワイ旅行でESTAを利用して渡航する場合、事前に申請をする必要があります。
ESTAの申請はオンラインで完結し、申請から渡航許可の通知まですべてネットワーク上で行われます。
また、24時間365日いつでも申請可能であるため、手軽に申請できる点が魅力です。ESTA申請公式サイトはリンク先になりますが、注意点や分かりづらい部分については、手順や記入例を解説したESTAの申請方法を分かりやすく解説している記事を参考にしながら進めていくのがオススメです。
また、申請を行っている時間が惜しい方や、ビジネス上の理由でハワイに渡航しなければならない方はESTA申請代行サービスを利用するのがおすすめです。
忙しいハワイ渡航前はESTAモバイルアプリでスマホから申請
ESTA申請を行う時間がなかなか取れない方は、ESTA申請専用アプリをインストールして隙間時間に申請を行うのもおすすめです。
ESTA申請アプリは2023年6月21日にリリースされました。スマホにアプリをインストールしておくことでどこでも申請を行うことができます。ただし、情報の誤入力により渡航認証が却下される可能性があるため、入力は慎重に行うことをお勧めします。
ESTAスマホアプリの詳しい情報は「ESTA公式モバイルアプリを利用したスマホでの申請方法について」をご覧ください。
ESTAを利用した際に入国審査にかかる時間
ハワイを含むアメリカの空港の入国審査の待ち時間は、「CBP Airport Wait Times」というサイトで確認をすることが出来ます。
このサイトに表示されている待ち時間は、入国審査官による審査の待ち時間です。
待ち時間は時間帯により異なり、平均は約30分、最長で1時間半の場合もあります。
しかし、ESTA利用者は「APC Kiosk」を使うことで、入国審査の待ち時間を10分から15分に短縮可能です。
以前はESTAを利用して2回目以降の渡航でしかKioskは利用できませんでしたが、2019年から初回でも利用することが可能になっています。
ハワイ入国時の税関検査について
ハワイは他の生態系から隔離された地形による自然の美しさを守る為、外来の動植物の持ち込み、持ち出しに関して厳しい規制を課しています。また、米国運輸保安局(TSA)の指示で、2018年6月30日より飛行機内に持ち込む手荷物の検査が義務化されています。
その他持ち込み出来ないもの、制限されているもの(免税範囲)に関しては以下の通りです。
<ハワイに持ち込みが禁止されているもの>
<ハワイ入国時の免税範囲>
2024年のハワイ入国時の税関申告書について
従来、ハワイに渡航する際には飛行機内で税関申告書を記入するのが一般的でした。しかし、2024年1月現在ハワイ渡航時に税関申告書を記入する必要はなくなりました。
そのため、入国審査にはパスポートを持っていくだけで問題ありません。
ただし、申告するべきものがある場合は赤いサインのあるカウンターに進み、パスポートと税関申告書(1家族1枚)を提出しましょう。
なお、ESTAを利用して渡航した方は、「APC Kiosk」にて入国審査を行った後に発行されたレシートが税関申告書として利用する事ができます。必ず保管しておくようにしましょう。
ハワイの税関申告書の書き方
ハワイの税関はCBP(アメリカ税関・国境警備局)の管轄となっています。従って、ハワイで必要とされる税関申告書は、アメリカ本土と同様のものです。制度の変更により、税関に申告が必要な旅行者のみが、税関申告書を記入する必要があります。
税関申告書の具体的な記入方法については、「アメリカ税関申告書の書き方を記入例付きで解説」をご覧ください。、申告書の各項目の正しい記入方法を例を交えて説明しています。
APC Kiosk(自動入国審査端末)について
APC Kiosk(自動入国審査端末)とは「Automated Passport Control」の略で、米国・カナダ籍およびビザ免除プログラム対象国の市民がESTAで渡航した場合に入国審査をスムーズに行うことができる米国税関・国境警備局(CBP)のプログラムです。
ホノルル空港(正式名称:ダニエル・K・イノウエ国際空港)のほか、米国の主要空港に設置されています。APC Kioskは事前登録の必要はなく、ESTAを使用した渡航から無料で利用することができます。
なお、APC Kioskを利用する場合は事前の税関申告書の記入は必要ありません。
APC Kioskでは入国審査の係員とやり取りをすることなく、端末でパスポートの読み込みや指紋チェック、顔写真撮影を行うことができます。
また、APC Kioskは日本語にも対応しているので、英語が苦手な方でも安心して利用することができます。その他使用可能な言語は以下の通りです。
APC Kioskで使用可能な言語
APC kioskで利用可能な言語 |
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・英語 ・日本語 ・中国語(繁体字/簡体字) ・韓国語 ・ドイツ語 ・イタリア語 ・フランス語 ・スペイン語 ・オランダ語 |
APC Kiosk(自動入国審査端末)の使い方
APC Kioskは空港到着後の入国審査ブースに設置されており、日本の銀行ATM端末のような形をしています。
APC Kioskの利用手順は以下の通りです。
- 端末の前に立ち、日本語または希望の言語を選択。
- 画面の案内に従いパスポートを読み込ませる。
- 顔写真を撮影。
- 渡航情報や税関申告に関する一連の質問に回答
- 指紋の登録
- 発行されたレシート(入国証明書)を受け取る。
- 受け取ったレシートはパスポートと一緒に入国審査の係員に提出してください。
- APC Kioskの使い方がわからない方は端末の近くに待機している係員に教えてもらいましょう。
APC Kiosk(自動入国審査端末)が利用可能な空港
- アメリカ・ ローリー・ダーラム国際空港(RDU)
- アルーバ クイーン ベアトリックス国際空港(AUA)
- アブダビ国際空港(AUH)
- ウィリアム・P・ホビー空港 (HOU)
- ウィニペグジェームズアームストロングリチャードソン国際空港(YWG)
- エドモントン国際空港 (YEG)
- オークランド国際空港(OAK)
- オースティン バーグストロム国際空港(AUS)
- オーランド国際空港 (MCO)
- サンディエゴ国際空港 (SAN)
- サンフランシスコ国際空港 (SFO)
- シアトル シー-タック国際空港 (SEA)
- シカゴ オヘア国際空港 (ORD)
- シカゴ ミッドウェイ国際空港(MDW)
- シャルロット ダグラス国際空港 (CLT)
- ソルトレークシティ国際空港 (SLC)
- ダブリン国際空港 (DUB)
- ダラス/フォートウオース国際空港 (DFW)
- タンパ国際空港(TPA)
- デトロイト メトロポリタン ウェイン郡空港 (DTW)
- デンバー国際空港 (DEN)
- トロント ピアソン国際空港 (YYZ)
- ナソー リンデン ピンドリング国際空港(NAS)
- ニューヨーク-ジョン F. ケネディ国際空港 (JFK)
- ネワーク リバティ国際空港 (EWR)
- ハリファックス スタンフィールド国際空港 (YHZ)
- バンクーバー国際空港 (YVR)
- ハーツフィールド ジャクソンアトランタ国際空港 (ATL)
- ピッツバーグ国際空港(PIT)
- ヒューストン ジョージ ブッシュ インターコンチネンタル空港 (IAH)
- フィラデルフィア国際空港 (PHL)
- フォートローダーデール-ハリウッド国際空港 (FLL)
- フェニックス スカイ ハーバー国際空港 (PHX)
- ボストン-ローガン国際空港 (BOS)
- ホノルル国際空港 (HNL)
- ポートランド国際空港 (PDX)
- マイアミ国際空港 (MIA)
- ミネアポリス-セントポール国際空港 (MSP)
- モントリオール-ピエール エリオット トルドー国際空港 (YUL)
- ラスベガス マッカラン国際空港 (LAS)
- レノ国際空港(RNO)
- ロスアンゼルス国際空港 (LAX)
- ワシントン ダレス国際空港 (IAD)
ハワイ入国時の注意事項
- ハワイに到着後、航空機から下りる際には忘れ物がないように注意しましょう。
- 入国審査時の顔写真撮影の際は、サングラスは帽子は外すようにしましょう。
- Baggage Claim(荷物受取所)で預けた荷物が見つからない場合は、自身が乗ってきた飛行機の番号が間違いないか確認し、それでも見当たらない場合は係員に確認を取りましょう。
- ハワイへの持ち込みが禁止されている品物が荷物にないか、渡航前にチェックしておきましょう。
- 米国安全保障省(DHS)の下部組織である米国運輸保安局からの指示により、米国行きの国際線のセキュリティ対策向上が義務付けられています。
例えば、ハワイを含むアメリカへの旅行者の検査の強化や、チェックイン時・航空機搭乗口で渡航者に質問や声掛けを行うなどです。 - 各空港の手荷物検査にて不審物の反応がある場合、空港職員によって中身の検査が行われる事があります。施錠されている手荷物に関しては、状況によって当局の判断によって所有者や航空会社への告知なしでカギを壊して検査される場合もありますのでご注意ください。
ハワイ旅行時の緊急連絡先
在ホノルル日本領事館の連絡先
住所 | 1742 Nuuanu Ave. Honolulu HI96817 |
窓口時間 | 午前9時~午後11時/ 午後13時~午後15時(月曜~金曜のみ) |
Webサイト | https://www.honolulu.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html |
電話番号 | 808-543-3111 |
https://www.facebook.com/CGJapanHNL/ | |
X | https://twitter.com/CGJapanHNL |
Youtube | https://www.youtube.com/channel/UCnd_B4cPylh-UtNfyEbBTbA |
FAX | 808-543-3170 |
日本語対応の可否 | 可 |
国際空港の連絡先
ダニエル・K・イノウエ国際空港
住所 | 300 Rodgers Blvd,,Honolulu, HI 96819 |
電話番号 | 808-836-6411 |
ヒロ国際空港
住所 | 2450 Kekuanaoa St, Hilo, HI 96720 |
電話番号 | 808-961-9300 |
エリソン・オニヅカ・コナ国際空港
住所 | 73-200 Kupipi St, Kalaoa, HI 96740 |
電話番号 | 808-327-9520 |
ハワイ渡航についてのまとめ
この記事では、ハワイへの渡航に関するESTA申請、入国審査のやり方について詳しく解説しました。
ハワイ渡航に関する重要ポイントは以下の通りです。
- ハワイ渡航にはESTA申請が必須。
- パスポートを忘れずに。
- 入国審査時にAPC Kiosk(自動入国審査端末)を活用しましょう。
- 簡単な英語の受け答えを事前に確認しましょう。
- ハワイに持ち込めないもの、持ち込み制限(免税範囲)を事前に把握しておきましょう。
以上がハワイ渡航における重要ポイントのまとめとなりますので、ハワイへの観光旅行や短期出張の際は当記事を参考にし、快適なハワイへの渡航をお楽しみください。