ご紹介したホテル以外にもサイパンには良いホテルがたくさんあります。ホテル情報やホテルの価格については詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。『サイパン旅行で泊まるべきホテル20選』

食費

サイパンの食費は日本よりも高いです。2024年2月現在は1ドル150円になっていることもあり、割高になっている印象です。ただし、ご飯の量は一人前以上のボリュームがあるので、お得さも兼ね備えています。食費の目安として参考にしてください。

朝食

朝食の相場が1人あたり、10ドル～15ドルになります。日本円で1,500円～2,300円ほどです。

朝食でおすすめなお店は『アイランド・カフェ＆レストラン』になります。こちらのお店はブレックファーストセットが一日中提供されているので朝とお昼の間の時間でも朝食メニューが食べられます。パスタの種類が豊富なのでお昼に行くのもおすすめです。

昼食

昼食の相場は1人あたり、15ドル～20ドルになります。日本円で2,300円～3,000円ほどです。

昼食でおすすめなお店は『ロコ＆タコ・スモーク・ダイニングバー』になります。こちらのお店はローカルフードとメキシカン料理が味わえるお店でタコスやアボカドのフライがあったりします。お昼からお酒を楽しむこともできるので、旅行中の醍醐味を満喫することができます。

夕食

夕食の相場は1人あたり、20ドル～35ドルになります。日本円で3,000円～5300円ほどです。

リゾート地では夜にお酒を提供しているお店も多く、お酒分の金額も含めた相場となっています。夕食でおすすめなお店は『回転レストラン360』と『マリアナライトハウス』になります。回転するレストランでご飯を食べながら360度サイパンの景色を一望することができるので、海に日が沈む時間帯の16時前後に行くのがおすすめです。

マラリアナライトハウスは旧日本灯台をリノベーションした複合型レストランで、高台にあるので、こちらも絶景を楽しめます。夜になるとライブパフォーマンスもあるので、サイパンの楽しい夜を過ごせること間違いなしです。

お土産代

お土産代の相場はトータルで5,000円～10,000円ほどになります。

サイパンにはハワイのような大型ショッピングモールはなく、小さいお土産屋さんがいくつかあります。下記がお土産が購入できるお店になります。

• アイ・ラブ・サイパン
• ABCストア
• カロネル・ライフスタイル
• ジョーテン・ショッピングセンター
• ジョーテン・スーパーストア
• ジョーテン・ハファダイ・ショッピングセンター
• Tギャラリア・サイパンbyDFS
• マリアナクリエーションズ
• メイド・イン・サイパン

サイパンTシャツやアロハシャツ、ドライマンゴー、チャモロクッキー、メイドインサイパンのオーガニック石鹸などが人気のお土産になっています。

交通費

サイパンには電車は通っておらず、移動の際はタクシー・レンタカー・徒歩のどれかになります。タクシーとレンタカーの相場を知っておくことで、移動はどちらにするのかを検討する材料にしてください。

タクシーの場合

日本のように流しのタクシーはなく、空港やホテルに常駐しているタクシーを利用するか、ホテルのフロントにタクシーを手配してもらうのどちらかになります。

タクシー料金の目安は
10分乗車 20ドルとなり、日本円で3,000円ほど。
20分乗車 30～40ドルとなり、日本円で3,500～6,000円ほど。

コンチャタクシーが2日間パスを35ドル（日本円で5300円ほど）で販売しているので、サイパンに行く際はコンチャタクシー2日間パスを事前に予約しておくと良いでしょう。

コンチャタクシー2日間パスの予約はこちら

レンタカーの場合

車の大きさと車種にもよりますが1日あたり6,000円～9,000円ほどでレンタルすることができます。レンタカーを利用する場合、サイパン到着後30日間までは日本の免許証で運転することが可能です。サイパンでは車の運転は21歳以上からになるので、21歳以下のカップルはレンタカーを借りることができませんのでお気を付けください。

サイパンの道路は日本と逆になっており、右側通行で車は左ハンドルです。なお、シートベルトは運転手、助手席、後部座席に着用義務があるので、サイパンの交通ルールを守るようにしましょう。

アクティビティー費用

サイパンはなんといっても綺麗な海と白い砂浜が特徴で、大自然を存分に楽しむことができる旅行先になっています。ダイビングやシュノーケル、バナナボートやゴルフなんかも楽しめるので、アクティビティー費用の相場も知っておくことで費用の計算がしやすくなります。

シュノーケリングやダイビングなど、ご自身の機材がある場合は持参することでレンタル代が浮く場合があるので、お持ちの方は持参しましょう。

記念日等のディナー費用

サイパンにはサンセットでご飯を食べれる場所がいくつかあり、カップルで旅行に行くときはぜひこちらも体験していただきたいです。以下、お店別の費用を解説していきますので、参考にしてください。

アクアリゾートクラブ

サイパンで一番海に近いバーとして有名です。午前10時～21時まではバーとして飲むことができ、18時～20時はBBQもできるレストランとなっております。

BBQは日本円で13,000円程度となっており、バーのカクテルは1杯4000～6000円とお高めですが、昼間に行ってもいいですし、夜に行っても違う雰囲気があるのでサイパンカップル旅行の記念日に最適なお店です。

モーレイ　キッチン＆バー

2022年にオープンしたばかりのおしゃれなレストランです。大人っぽい雰囲気の店内に合わせてカップルでおめかしして行くのがおすすめです。比較的リーズナブルな価格設定になっているので、20代前半のカップルさんでも記念に行きやすいです。

ボロネーゼパスタは2,500円ほど、赤ワイン800円ほど、ビールは900円となっています。

サーフクラブレストラン

繁華街のガラパンから少し歩いたところにあるカジュアルレストランです。女性は白いロングワンピース、男性は白短パンと白シャツで合わせるのがおすすめです。お店の目の前にはビーチがありのでサンセットを眺めながら二人の思い出を刻めます。

ロコモコ2000円ほど、モヒート1200円ほど、カクテル類900円となっておりこちらも予約しやすい価格となっています。

サイパン旅行の費用を節約する方法

ここまで、滞在日数別の費用とサイパン旅行前にかかる準備費用、サイパン滞在中の費用についてお話をしてきましたがサイパン旅行を少しでも安く節約する節約術について解説をしていきます。節約術を生かして、浮いたお金でアクティビティー代や観光代に使えるように工夫していきましょう。

安い時期を見定める

サイパン旅行は基本的に価格が安定しており、閑散期と繁忙期にそこまで変動がありません。しかし、長期連休前後や4月・12月はサイパンの気候などの影響もあり、航空チケットが3万～5万円ほど安くなっていることもあります。それだけで一日分のアクティビティー代になるので、サイパン旅行の時期をずらすのも一つの節約術として取り入れてみましょう。

格安ツアーで予約する

格安ツアーで予約する場合、ホテルのランクや指定のホテルは選べないものの、航空チケットと宿泊先がセット販売されているので、個人手配で予約をするよりも安い場合があります。安い時期と格安ツアーを組み合わせると3泊4日で1人あたり12万5000円ほどで行ける場合もあり、非常にお得です。宿泊施設を重視しない方向けです。

半年前から計画する

海外旅行は事前にプランを立てておくことで安くなることがあります。格安ツアーやパッケージツアーの予約は半年前から予約開始になることが多いので閑散期の長期連休前後の半年前、4月の半年前、12月の半年前と予約をすることをおすすめします。閑散期＋事前予約割が適応され、安くなることが多いです。

現地の人が行く飲食店を利用する

サイパンは人気リゾート地なので、観光客向けの飲食店やレストランが多く存在します。サイパン現地の方が普段から行っている飲食店を利用することで、現地価格でご飯を食べることができます。その他にもサイパンには日本人が営んでいる飲食店もあり、リーズナブルな価格でご飯を提供してくれています。現地の味を体験できたり、現地にいる日本人のお店に行くことも旅の楽しみの一つとして計画することをおすすめします。

自炊をする

サイパンのスーパーマーケット『ジョーテン・ハファダイ・ショッピングセンター』は市街地にあり、ホテルが密集しているとこから徒歩で行けるので観光客にも人気なスーパーとなります。スーパー内にあるお惣菜や、食材を買って自炊するのもおすすめです。朝食は外で食べると1食あたり日本円で1,500～2,000円ですが、自炊すると約半分ほどになります。『ひまわり』というコンビニもあり、このコンビニではスパムおにぎりとクラムチャウダーなどがおいしく、日本人にとても人気なコンビニとなっています。

サイパン旅行前に確認しておくべきこと

サイパン旅行前、最後に確認を行っておくべきことをお伝えします。現在のサイパンの入国制限のことからサイパンのクレジットカードやチップ事情までを解説していきます。

事前にサイパンの事情を理解しておくことで、より楽しい旅行になること間違いなしです。

サイパンの入国制限

2024年2月現在のサイパンの入国制限やワクチンについてですが、北マリアナ諸島連邦の中心であるサイパンはアメリカ合衆国の自治領なので、新型コロナウイルスによる入国制限やワクチン接種の条件はアメリカ政府の意向に沿う形となります。

2023年5月1日よりアメリカ政府は国外からの渡航者に対して2回以上のワクチン接種証明書の提出を撤廃することを発表しました。それに伴い、サイパンもワクチン接種証明書の提出が不要になりました。サイパンではマスクの着用義務やソーシャルディスタンスの規制もないので、新婚さんや、カップル旅行もコロナ前と同じようにサイパンを楽しむことができます。

日本とサイパンの時差

日本とサイパンの時差は1時間です。日本が朝8時の場合、サイパンは朝9時でサイパンは1時間早く時間が進んでいます。サイパンではアメリカのようにサマータイム制度も導入されていないので、日本とサイパンの時差は一年中1時間になります。

時差がないこともサイパン旅行をおすすめする理由でもあり、日本との時差がある地域に旅行にいくと時差ボケを起こし、丸一日なにもできずに終わってしまうこともあります。その点、サイパンは時差ボケも起こしにくく、サイパンに到着後すぐに遊びまわることができます。

サイパンまでの飛行時間

日本からサイパンまでの直行便はユナイテッド航空で購入することができ、以下スケジュールにて運航しています。

成田▶サイパン　　火曜日・木曜日・日曜日

サイパン▶成田　　月曜日・水曜日・火曜日

直行便でのフライト時間は約3時間30分ほどで到着します。直行便は本数が少なくて予定が合わないという方は経由便を利用してサイパンに向かいます。中国、韓国、香港経由でのフライトの他、グアム、ロタ島、テニアン経由でサイパンに行くことが可能です。フライト時間はおおよそ4時間～5時間ほどで往復だと10時間ほどになります。経由便は到着までに時間を要しますが、その分運賃が安く抑えられるので、直行便と経由便どちらも良い点を考慮して選択するようにしましょう。

サイパンの天候

サイパンは年間平均気温が27℃と常夏な気候で年中海に入ることができます。温暖な気候の中でも2季に分かれており、乾季は12月から6月でカラッとした気候になります。雨季は7月から11月ころまでで一時的なスコールが降ることが特徴です。ただし、スコールも一日中降るわけではないので、サイパンは年間通して過ごしやすい季節と言えます。

サイパンのクレジットカード事情

サイパンではアメリカやハワイと同様にクレジットカードの利用できるお店は多いです。ただしアメリカやハワイほどの都会でもないため、現金支払いだけのお店もあります。そのため20ドルほどの少額紙幣に両替をしておくことをおすすめしています。

サイパンの通貨はアメリカドルが使用されており、紙幣は100ドル、50ドル、20ドル、10ドル、5ドル、1ドルと6種類あります。

硬貨は50セント、25セント、10セント、5セント、1セントとなります。

100ドルや50ドルの高額紙幣は偽札が多く出回っていることもあり、お店側が受取を拒否する場合もあるので、両替する場合も20ドルを2枚などに分散しておくと良いでしょう。

サイパンのチップ事情

サイパンはアメリカ領なのでチップの文化がありますが、アメリカやハワイほどチップに対してシビアではありません。もちろんサービスを受けた感謝の気持ちをチップで支払うことに変わりはないですが、サイパンではチップは義務ではないので、サービスに満足しなかった場合は渡す必要はないです。なお、チップの目安は支払う料金の10％～15％となり、伝票にチップ料金も加算されている場合もあります。お支払い時にしっかりと確認を行いましょう。

まとめ

カップルでのサイパン旅行は楽しみですが、二人分の費用の心配もあると思います。サイパンは日本から近いこともあって、3泊4日でも十分楽しめる観光地となっています。また、カップルでゆっくりとした時間を過ごすには最適な場所です。この記事を通して、サイパン旅行の相場を知って、サイパン旅行の計画に役立てていただければ幸いです。