今年4月にニューヨーク州周辺で皆既日食 次にみられるのは50年後

2024年4月8日、ニューヨークは壮大な天体現象の舞台となります。この日、月が太陽と地球の間を横切り、太陽の全面を覆う皆既日食が観測されます。
NASAが説明するように、この天体ショーは絶対に見逃せません。ニューヨークで次にこのような皆既日食を目の当たりにできるのは、50年以上先の2079年になるため、今回の機会は貴重です。

日食のタイミングと見所

例えばニューヨーク州の北西部にある都市バッファローでは、部分日食が午後2時4分から始まり、皆既日食は午後3時18分から3時22分までのわずかな時間です。
この間、空は夜明けや夕暮れのように暗くなり、不思議な影が現れます。

観測のベストスポット

日食を存分に体験するには、ニューヨーク市外へ行くのがおすすめです。ロチェスター、バッファロー、シラキュースは皆既日食の経路上に位置し、さまざまな楽しいイベントが企画されています。
ニューヨーク市内でも89%の日食が見られると予想されていますが、100%皆既日食を見るには郊外へ出かけるのが最適です。

安全な観測のために

NASAによると、日食を安全に楽しむためには「安全な日食用サングラス」の使用が必須です。
普通のサングラスでは太陽を直視する際に十分に目を保護することができません。
日食用サングラスは特別なフィルターで太陽の強い光を遮断し、目を守ります。

日食イベントの見どころ

  • ロチェスター:
    ロチェスター博物館・科学センターでは、4月6日から8日にかけて「ROC the Eclipse」日食フェスティバルを開催。体験型アクティビティや講演、食事などが楽しめます。
  • バッファロー:
    サイエンスセンターは2月23日に日食の安全講習会、3月1日に日食をテーマにした夜間イベントを開催します。
  • シラキュース:
    科学博物館では4月8日に日食フェスティバルが開催され、無料の日食グラスや様々なアクティビティ、フードトラックが楽しめます。

この日食はただの天体現象ではありません。子どもたちが科学に興味を持つきっかけになったり、大人たちが互いの違いを超えて一緒に自然を体験する経験になる可能性があります。
2024年4月8日の午後は、日常を忘れてこの壮大な自然のショーをニューヨークで楽しむ時間を確保しましょう。
ニューヨーク上空での皆既日食は、一生に一度の感動的な体験になるでしょう。

(引用:Time Out

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