【2024年】アメリカで費用を安く抑えて卒業旅行を満喫する方法とは?大学生向けに解説

大学生にとってアメリカは旅行先として常に人気上位です。卒業旅行などを計画してアメリカに渡航したいという大学生も多いのではないでしょうか。

ですが、問題になるのはどれくらいの費用が掛かるのかですよね。

この記事では、アメリカ旅行へ行きたいと考えている大学生向けに、二泊三日・三泊四日・1週間の旅行に係る平均的な値段と、費用を抑える方法を徹底解説していきます。是非参考にしてください。

〉〉 この記事の目次

2泊3日のアメリカ旅行の費用の目安

一般的に2泊3日でアメリカ旅行する場合、1人当たり約20万円~25万円ほど必要です。

内訳は以下の通りです。

2泊3日のアメリカ旅行の費用の内訳
飛行機の往復券 9万円~
ESTA申請料金 約3000円(21ドル)
ホテル代 3万円~
レンタルWi-fi代 3000円~
食費 3万円~
チップ代 5000円ほど(食事代の15%程度)
交通費 1万円
観光・アトラクション代 1万円ほど
海外旅行保険 1500円
お土産代 0円~1万円ほど
その他雑費 1万円ほど
合計 202,500円

3泊4日のアメリカ旅行の費用の目安

アメリカ旅行に3泊4日で行く場合、1人当たりの費用の目安は約250,000円ほどです。

3泊4日のアメリカ旅行の費用の内訳
飛行機の往復券 9万円~
ESTA申請料金 約3000円(21ドル)
ホテル代 4.5万円~
レンタルWi-fi代 4000円~
食費 4万円~
チップ代 6000円ほど(食事代の15%程度)
交通費 1.5万円
観光・アトラクション代 1.5万円ほど
海外旅行保険 2000円
お土産代 0円~1万円ほど
その他雑費 1万円ほど
合計 250,000円

1週間(7泊8日)のアメリカ旅行の費用の目安

アメリカ旅行で一週間滞在する場合の費用の目安は35万円ほどです。

7泊8日のアメリカ旅行の費用の内訳
飛行機の往復券 9万円~
ESTA申請料金 約3000円(21ドル)
ホテル代 10万円~
レンタルWi-fi代 8000円~
食費 8万円~
チップ代 1.2万円ほど(食事代の15%程度)
交通費 2万円
観光・アトラクション代 1.5万円ほど
海外旅行保険 4000円
お土産代 0円~1万円ほど
その他雑費 1万円ほど
合計 352,000円

以上のように、アメリカ旅行をする際にかかるお金は非常に高額です。

そのため、お金が貯まらずアメリカ旅行をあきらめることになってしまう事態になりかねません。

ですが、アメリカ旅行の費用を抑えつつ、楽しむコツが数多くあります。

下記では、アメリカ旅行の費用を抑えるコツをご紹介したいと思います。

アメリカ入国前に必要な書類の費用

アメリカ旅行に行く前に必要な物がいくつかあります。アメリカをはじめとする海外に渡航する際に必須のものになりますので、忘れずにアメリカ渡航前に準備しておきましょう。

パスポート

パスポートは国際的に身分を保証してくれる「身分証」となります。また、日本政府が海外に渡航するのに適格な人物である事を保証していることを示している物でもあります。

そのため、海外渡航には必須です。

パスポートには有効期限が5年のものと、10年のものがあり申請するときに自由に選択することができます。パスポート申請費用は、5年のものが11,000円、10年のものが16,000円です。5000円払うことでパスポートの有効期間を倍にすることができますので、コスパを考えると、有効期間が10年あるパスポートを購入したほうがお得です。

5年パスポートと10年パスポートの違いを下表にてまとめましたので、参考にしてください。

パスポートの種類による違い
5年パスポート 10年パスポート
有効期間 5年間 10年間
申請費用 ¥11,000(12歳以上) ¥16,000
取得できる年齢 0歳から 20歳から
表紙の色 紺色 赤色
ページ数 28ページ 44ページ

アメリカ旅行はビザとESTA(エスタ)どっちがお得?

アメリカに観光目的で渡航する場合、ビザを取得するより、ESTAを取得したほうがお得です。

アメリカに旅行する渡航者は事前に、ビザまたはESTA(エスタ)のどちらかを取得する必要があります。

ビザはアメリカに入国する際に入国管理官に提示し、自分がどのような渡航目的で渡米してきたかを示すことができます。また、アメリカの領土内に合法的に滞在していることを示す「滞在許可証」としての役割もあります。

一方でESTAは、アメリカに観光やビジネス目的で90日以下の滞在をする場合、ビザ無して滞在することができるようになります。

どちらもアメリカに合法的に滞在できるようになるという点では同じです。
しかし、滞在出来る期間や渡航目的の制限など様々な違いがあります。
最も大きな違いは、申請費用と申請にかかる手間です。

観光目的で取得するビザは、他のビザと比べて取得しやすいですが、申請に$185もかかり、発給までに1か月ほどかかります。
ですが、ESTAは申請料金が$21しかかからず、発給までの期間が最長3日です。

そのため、大学生がアメリカに短期旅行する際にはうってつけというわけです。

また、手続きも全てオンラインで完結することができるため、場所を選ばずどこでも申請を行うことができます。

下記のリンクでは、ESTAの申請について、詳しい方法を解説しているので、是非参考にしてください。
アメリカ渡航に必要なESTA(公式サイト)の申請方法をわかりやすく解説

また、ビザとESTAの違いについて、より詳細な情報が記載されているページへのリンクも貼っておきます。気になる方はこちらも参考にして下さい。
アメリカビザとESTA(エスタ)の違いは?申請方法と種類について徹底解説

クレジットカード

アメリカで観光を行う場合は、現金を使うよりクレジットカードでの支払いを行った方が良いです。

大きな理由として、現金を多く持ち歩いていると観光客狙いのスリや強盗に狙われてしまうからです。アメリカは日本に比べて非常に治安が悪く、窃盗やスリが頻発しています。自分自身を守るためにもクレジットカードを契約しておき、スリなどされないように注意しましょう。

クレジットカードの契約は、基本的に無料なものが多いです。しかし、発行までには1週間ほどかかりますので、時間に余裕をもって行っておきましょう。

また、後述しますがクレジットカードには海外旅行保険が付帯している事が多いです。個別に海外旅行保険を契約するよりもお得ですので、クレジットカードの契約は事前に行っておきましょう。

海外旅行保険

海外旅行保険は、海外に旅行する際には必須です。どのような事が起こるか分からないですし、万が一被害にあった時のために入っておいて損はありません。

一般的に、海外旅行保険の相場は一日500円ほどです。決して高いということはありませんので、念のために加入しておきましょう。

海外旅行保険代も節約したいという方には、クレジットカードに付帯している海外旅行保険を利用しましょう。クレカに付帯している保険は基本的に無料で利用する事ができます。しかし、どのような被害を保証してくれるかは、クレジットカード会社によって異なります。

そのため、必ず事前に保険内容を確認しておきましょう。

国際運転免許証

アメリカでレンタカーなどを利用する予定の方は、国際運転免許証を取得しておきましょう。

国際運転免許証は、普通自動車運転免許を持っている方は、各地域の運転免許センターや試験場で申請をすることで取得することができます。

特別な試験などはなく、必要書類を持ち込み申請を行うだけです。

国際運転免許証の申請に必要になるものは以下の通りです。

国際運転免許証の申請に必要なもの
申請料 2,350円
免許証 ご自身が所持している免許証
証明写真 パスポートサイズ(縦4.5㎝×横3.5㎝)
パスポート 有効期限内のパスポート

アメリカへの航空券費用を抑えるコツ

アメリカへの航空券は燃油サーチャージ代を含めると、平均10万3000円です。大学生にとって交通だけで10万円以上もの出費は非常に大きいです。

下記では、アメリカ渡航の航空券を安くする方法をご紹介していきたいと思います。

安い時期を選ぶ

アメリカ旅行の費用を抑えるコツとして、航空券が高い時期を避けるという方法があります。
基本的には、アメリカの大型連休である、感謝祭(Thanks Giving)やクリスマスなども旅費が高くなります。
加えて、現地が非常に混雑することが予想されるため、観光を満喫したい方は大型連休を避けましょう。

2024年のアメリカの連休一覧
1月1日 元旦
1月15日 キング牧師記念日
2月19日 ワシントン誕生日
5月27日 戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー)
6月19日 ジューンティーンス
7月4日 独立記念日
9月2日 レイバーズデイ
10月14日 コロンブス・デー
11月11日 復員軍人の日
11月28日 感謝祭(サンクスギビングデー)
12月25日 クリスマス

また、日本の大型連休であるゴールデンウイークや夏休み、年末年始といった大型連休中は航空券が高くなる傾向にあるので、避けるべきでしょう。

アメリカの西海岸地域で航空費を抑える

日本から一番近いアメリカの西海岸(カルフォルニア州など)は、観光地として人気が高いだけでなく、航空券も他のアメリカの地域に比べ安く抑えることができます。

主な理由は、日本からの物理的な距離が遠いため、燃油サーチャージがその分増えるからです。
例えば、カリフォルニア州のロサンゼルス国際空港までの料金は9万円前後なのに対し、東海岸にあるニューヨークまでの航空券は15万円以上です。

旅行費を抑えてアメリカ旅行をするなら、西海岸の地域を観光しましょう。

ただし、ロサンゼルスの物価はアメリカ国内の中でも非常に高いです。
そのため、航空費を抑えて、観光にお金を回したいという方にはピッタリです。

アメリカ行き航空券は乗り換えのあるものを選ぶ

カリフォルニアや、ニューヨーク、ミネアポリスなど、一部の州の空港には日本からの直行便が出ています。しかし、直行便よりも乗り換えのある便の方が安い傾向にあります。

乗り換え便が安い理由は、直行便と比べ移動時間が長くなり時間がもったいないと考える方が多いため、人気がないからです。

「不便な分、料金を安くすることで乗客を集めるようにしている」というわけです。

お金に余裕がある社会人は時間がもったいないため、多少高くても直行便を利用しますが、大学生にとっては、乗り換え便で航空券の費用を抑え、観光にお金を回す方が良いでしょう。

早割りを利用する

航空券を早めに予約すると、安く購入することができます。
早割りは主に、大手航空会社であるJALやANAなどが実施している割引サービスで、予約・購入のタイミングが早ければ早いほど大きな割引を得ることができます。

予約する時期によって、旅行日の2か月前に予約した場合、7割から8割引きといったように格安で航空券を購入することができます。

また、格安航空会社LCCでは空席率が高ければ高いほど航空券が安くなる「空席連動型割引」を採用しています。

航空便の空席が多ければ、最低運賃で航空券を購入することもできます。

そのため、予約のタイミングに気を付ければ、お得に航空券を購入できますので、是非早めに航空券を購入しましょう。

アメリカ旅行でホテル費用を抑えるコツ

アメリカのホテルの費用は一泊当たり1万5000円から10万円くらいが目安です。

相場に大きく差があるのは、アメリカ特有のホテル料金のシステムが影響しています。

アメリカのホテルの料金は部屋で決まる

アメリカでは、ホテルの料金は「宿泊するホテルの格」や「部屋のランク」によって異なります。

格の高いホテルは交通の便が良く、観光地に近いといった地理的なお得さがあるだけでなく、治安も良いことが多いです。

一方で、とても安いホテルに泊まると、郊外に泊まる羽目になり、交通費が余計にかかるだけでなく、サービスも悪いことが多いです。

その為、ホテル代は一泊当たり1万5000円から2万円程度のところに宿泊しましょう。

特に2024年1月現在、円安やインフレの影響もあって、日本人にとって宿泊費は高めになっていますが、自分の身を守るためにも最低限サービスが保障されるホテルを選択することが重要です。

アメリカのホテル料金は治安にも影響を受けている

アメリカでのホテル探しでは、料金だけではなく、周辺地域の治安についても調べておくことが重要です。宿泊費が極端に安いホテルは周辺の治安が悪いことが多いです。

一般的に、「Sketchy(スケッチ―)」と呼ばれている地域は、危険な人や怪しい人が多いため、近づかないようにしましょう。

予約前に必ずホテル予約サイトのレビューや口コミを読み、危険な地域のホテルに宿泊することは避けましょう。

ホテルも早めに予約!ただし注意点あり

宿泊費を安く抑える手段として、航空券と同じくホテルの予約も早めに行いましょう。
同じホテル、同じグレードの部屋であっても予約する時期によって値段が違います。
アメリカ旅行の目的地が決まったらまず、付近のホテルを探しましょう。

2週間から3週間見ていると、大体の最安値が分かります。最安値になったタイミングでひとまず予約をしましょう。
ただし、注意点として「キャンセルが出来る契約」で予約を行いましょう。
なぜキャンセルできる契約で予約を行うかというと、「渡航日が近づくにつれて、さらに安い料金の部屋が予約できる可能性がある」からです。

そのため、まずは早めにキャンセル可能な部屋を最安値と思ったところで予約しておきましょう。その後、より安い料金で予約できるようであれば、予約しておいた部屋をキャンセルし、より低価格な部屋を再度予約しましょう。

ホステル・モーテルを利用して宿泊費を抑える

ホステルやモーテルは、一般的なホテルと異なり「安価でシンプルな素泊まり出来る宿」です。

ホステルとは、ドミトリータイプの部屋に複数のベッドが置かれており、ラウンジやキッチンなどをシェアして利用する事が多いです。

一方で、モーテルは自動車で移動する人に向けて作られた宿で、道路に面している場所に建設されていることが多いです。自動車の運転手向けではありますが、観光客の方も問題なく宿泊することができます。

ホステル・モーテルとホテルの具体的な違いとして、アメリカのホテルには宿泊できる部屋だけでなく、ジムやプールなどのフィットネスができる場所があったり、スパ(お風呂)やレストラン、バーなどがあるのが一般的です。

しかし、モーテルやホステルには宿泊する部屋しか無く、ルームサービスなどはありません。
ホテルと比べてサービスが良くはないため、料金が安めに設定されています。

また、ホステル・モーテルは複数人で宿泊することができるため、大学生の方は友達数人で泊まると料金を割り勘することができて更に安く泊まることができます。

航空券とホテルがセットになったツアーもおすすめ

アメリカ旅行のツアーには、航空券とホテルがセットになっているものがあります。航空券とホテルをそれぞれ予約するよりも安く抑えることができますので調べてみましょう。

また、観光のオフシーズンには格安ツアーが販売されることもあります。数量限定であることが多く、すぐに予約が埋まってしまう事が多いので、販売開始時刻には気を付けましょう。

キャンピングカーで車中泊&キャンプ

国際運転免許を取得した方は、現地でキャンピングカーをレンタルして寝泊りしながらアメリカを旅するのもオススメです。

アメリカの都市部から離れ、自然豊かなキャンプ場などで過ごすのも良いかもしれません。

ホテルで泊まる場合と比べ、レンタカー代やガソリン代、駐車料金などがかかりますが、大人数でアメリカ旅行する場合には選択肢の一つとして考えてみても良いのではないでしょうか。

アメリカ旅行での交通費

アメリカ旅行での交通費は一日当たり20ドル(3000円)程度が目安です。

アメリカ旅行で交通費を抑えるには、ひとつの町に絞って観光することをオススメします。無駄な交通費がかからないだけでなく、時間を可能な限り観光に回すことができます。

また、ニューヨークやラスベガスなどコンパクトな町で観光する分には、交通費はほとんどかかりません。
ですが、ロサンゼルスなどの大きな町を移動する際には、公共交通機関の利用が必須です。

アメリカ旅行を充実させるためにも、時間を有意義に使えるような計画を立てることが重要です。

また、長距離移動する際には、公共交通機関を利用する事で交通費を安く抑えることができます。州によっては乗り放題パスを利用することができます。

公共交通機関を多く利用する予定の方は、購入を検討してみてください。

下記では、観光地として有名なニューヨークでの交通事情を例に挙げて解説していきます。

アメリカ旅行で地下鉄(Subway)を利用する場合

ニューヨークでは、地下鉄は最も利用されている公共交通機関です。

日本とは異なり、24時間運行しているため、終電を気にせずいつでも利用する事ができます。

地下鉄の使い方は日本同様、駅構内にある券売機で「切符(Ticket)」を購入したり「メトロカード(PASMOやSuicaのような交通系カード)」をチャージすることでホームに入場することができます。

また、クレジットカードやデビットカード、プリペイドカード、ApplePayなどのデジタルウォレットを利用することで改札口にタップするだけで乗車することができます。この支払方法をOMNY(One Metro New York)と言います。

2024年現在、ニューヨークの地下鉄ではOMNYが主な支払方法となっています。

券売機にならんで切符を購入する時間が省けますし、支払が簡単です。

ニューヨークの地下鉄の料金は以下の通りです。

ニューヨークの地下鉄の料金
乗車券の種類 料金 特徴
Single Ride 乗車一回につき2.90ドル 地下鉄→バスの乗り換えができない
Metro Card 乗車一回につき2.75ドル
(+カード作成料金1ドル)
2時間以内の地下鉄→バス乗り換え無料
チャージすることで何回でも使用できる
Unlimited Ride 7日間:34ドル 30日:132ドル 有効期間中は乗り放題になる。 7日間用のものは12回以上乗るとSingle Rideよりもお得になる。
OMNY
(One Metro New York)
乗車一回につき2.90ドル 直近7日間以内に12回利用していたら、13回目から無料 デバイスかクレジットカードを登録することで、 「13回目以降無料」を利用する事ができる

Single Rideは日本でいう切符のようなもので、一回の乗車にしか有効ではありません。ですが、どこまで行っても料金は一律3ドルです。

上記のMetro CardやUnlimited Rideを購入することでSingle Rideよりも格段にお得に地下鉄を利用する事ができます。
ですが、よりお得に地下鉄を利用するなら、OMNYを利用しましょう。

OMNYの特徴は、直近7日間以内に合計12回地下鉄を利用していたら13回目からは乗車賃が無料になります。13回以上地下鉄を利用すれば、1週間分のUnlimited Ride代である34ドルよりもお得になるのでぜひ活用しましょう。また、同じデバイスを利用しているなら乗り換えも無料です。

注意点として、OMNYの無料サービスを利用するには、専用サイトでクレカ・デバイス登録を行う必要があります。

OMNY登録サイトはこちらから

バスを利用する場合

ニューヨークのバスは先述したMetro CardやUnlimited Ride、OMNYで乗車することができます。現金でも乗車することはできますが、たいていの場合、おつりは出ませんので、小銭を大量に用意しておく必要があります。

地下鉄で行きづらいところやニューヨーク市内の景色を見ながら移動したいときにはオススメです。

また、ニューヨークは時間帯によっては道が渋滞することが多いため、なかなか進みません。観光の際にバスを利用する場合は時間帯には要注意です。

ニューヨークのバス料金
通常のバス 一律2.75ドル
急行バス 6.5ドル

上記でも記載したように、地下鉄からバスへの乗り換え・バスから地下鉄・バスからバスの乗り換えは無料です。ただし、2時間以内の時間制限と、一回の乗り換えのみという回数制限がある点には留意しましょう。

タクシーはチップを支払う点に注意

ニューヨークでは、タクシーを利用する場合運転手にチップを支払う必要があります。

そのため、タクシーを利用すると交通費が高くなってしまう可能性があります。

交通費を抑えたい場合は、タクシーの利用は控えたほうが賢明です。

ニューヨークのタクシー料金
初乗り 2.50ドル:最初の5分の1マイル(320m)
以後5分の1マイル(320m)毎に加算 0.50ドルずつ
渋滞時の料金加算 60秒ごとに0.50ドルずつ

もし利用した場合は、チップとして会計の時にメーターの金額の15%から20%ほどを追加して渡しましょう。

また、注意点としてタクシーのドアは自分で開閉する必要があります。

ニューヨーク市内のタクシーの運転手は英語が母語ではない方も多いため、行先ははっきりと発音し、伝わりやすいように工夫しましょう。

レンタカーで自由に移動

アメリカでは、車での移動が一般的です。そのため、レンタカーを借りることで移動範囲が格段に広がるというメリットがあります。

一般的なレンタカー料金は一日当たり約50ドル。そのため、複数人でアメリカ旅行に訪れれば、1人当たりの負担額は非常に安く抑えることができます。

また、一週間借りると、通常、50ドル×7日間で350ドルになるところを200ドルくらいまで割引されます。そのため、複数日借りる場合は一週間単位で借りるとお得になります。

ヒッチハイクは絶対にやめましょう

アメリカでヒッチハイクをしながら旅をしてみたい方もいらっしゃるかもしれませんが、絶対におすすめはしません。理由は、非常に危険だからです。

「ヒッチハイクは交通費がかからずお得、現地の方と交流することもできて一石二鳥」

と思っている方がいたら、大きな間違いです。

ヒッチハイクをして車に乗せてもらった場合、どこに連れていかれるか分かりませんし、お金や貴重品を強奪される可能性もあります。

最悪の場合、強姦や監禁、銃で殺されてしまう可能性もあるため、絶対にやめましょう。

アメリカ旅行で食費を抑えるコツ

アメリカ旅行では、食事を食べる際は主に外食になると思います。

目安として、朝食は1500円・昼食は2000円・夕食は5000円となります。チップ込みで、一日あたりの食費は1人当たり1万円として予算を組んでおくと良いでしょう。

日本と比べ、アメリカの外食は非常に高価です。料金が高いだけでなく、チップも支払う必要があります。基本的にレストランでウェイターに支払うチップは支払合計金額の18%から20%です。

そのため、1万円分食べたとしたら、2000円をチップとして追加で支払う必要があるので、合計12000円となります。

アメリカの主なグルメの相場を下表にてまとめますので、一日当たりの食費の予算の参考にしてください。

アメリカの代表的なグルメ 料金の相場
ハンバーガー 9.30ドル(約1350円)
ホットドッグ 4.99ドル(750円)
ナチョス 7.50ドル(約1125円)
シカゴピザ(スモールサイズ) 23.95ドル(約3600円)
バーベキューリブ 36ドル(約5400円)
バッファローリブ 25ドル(約3750円)
ソフトシェルクラブ 23ドル(約3450円)

※1ドルあたり150円で計算

何も考えず毎食外食をしているとすぐに予算オーバーになってしまうことになりかねません。

そこで、アメリカ旅行での食費を抑えられるコツや工夫をご紹介していこうと思います。

アメリカ旅行は、食事をシェアして費用を浮かす

アメリカの食事は豪快で量も多いため、一食で十分という方も多いかもしれません。食べきれない場合は、お店の方が持ち帰り用の箱に食べ残しをいれて持ち帰ったり、ご同行した人とシェアすることで食費を抑えることができます。

また、合計金額も抑えることができるため、チップの値段も低く抑えることができます。

ただし、ハンバーガーは意外と食べきれるサイズのため、シェアすると物足りなく感じる可能性があります。

ファストフードを食べることで料金が抑えられる?

アメリカといえば、ファストフード発祥の地です。マクドナルドやバーガーキング、タコベルなど本場のファストフードを体験してみたい方も多いはずです。

ですが、あまりお勧めは出来ません。

主な理由として、アメリカのファストフード店は不衛生な店が多いためです。

アメリカの文化では手を洗う習慣が身についていません。キッチンに立っている人も同様に手洗いやうがい、消毒スプレーすらしない人も多いです。

最悪の場合、調理中に床に落としたとしても、食べるのは自分ではないのでそのまま提供されるということもあります。

そのため、基本的にはアメリカのファストフードチェーン店では食事は控えることを推奨します。

モーテル・ホテルで朝食を食べる

アメリカ旅行中に宿泊しているホテルやモーテルでは朝食がついていることが多いです。宿泊施設で朝食が食べられるサービスがついていたら朝食分の費用を抑えることができます。

また、宿泊代に朝食代が含まれていることが多いので、遠慮せずに食べておくとお得です。

アメリカ旅行で食費を抑えつつ即時を楽しみたい方はメキシカンフードがおすすめ

せっかくのアメリカ旅行を節約だけして終わるのはもったいないです。アメリカならではのグルメを楽しみたい方は、メキシカンフードを食べに行きましょう。

学生におすすめ!アメリカ旅行は、サンドイッチで費用を抑えよう

せっかくのアメリカ旅行なのに自炊をするのはもったいない気がしますが、アメリカ人は皆節約したいときはサンドイッチを作って食べています。

サンドイッチは水や火を使うことがないですし、包丁などの調理器具も必要ありません。

なお、アメリカのコンビニで売っているサンドイッチは約6ドル~8ドルです。量も少なく、チーズとハムが挟まっているだけの物なので、自作した方が断然おいしく、安くすますことができます。

ちなみに、現地のスーパーでパンは16枚入り5ドルです。サンドイッチを作るなら8食分作ることができます。

また、具材はマヨネーズやソース、チーズやレタス、ハムなどを挟んでも一食500円以下まで抑えることができます。

アメリカ旅行中はピザを購入して費用を抑えよう

アメリカでは、ピザ屋が多く軒を連ねていますが、サイズが大きく比較的リーズナブルに購入することができます。

一食では食べきることができない量のため、同行者とシェアしたり、何食かに分けて食べるのがおすすめです。

また、「99 Cent Pizza」もオススメです。店名の通り、ピザ1カットを99セントで食べることができます。

ピザ生地にチーズが乗っているだけの物ですが、小腹がすいたときなどにオススメです。

アメリカのスーパーで旅行中の食事費用を抑える

アメリカには、庶民向けのスーパーが数多くあります。食材を購入するのはもちろん惣菜などを購入しても良いです。

特に「Wakmart(ウォルマート)」は大量に仕入れ、安く販売するという戦略をおこなっているため、他のスーパーと比べ非常に安く食べ物を購入することができます。ただし、安い分、質が悪いものが多いので、腹痛などの体調不良にならないように注意しましょう。

おすすめのスーパーは、「Target(ターゲット)」です。日本でいうイオンやマックスバリューのようなスーパーで、食材を安価で購入する事ができます。

先述したサンドイッチを自炊する場合は、Targetで食材を購入しましょう。

アメリカ旅行で費用節約におすすめのスーパー

アメリカ旅行でおすすめのスーパー
ALDI(アルディ) 商品の種類は少ないが、安く購入できる
Target(ターゲット) 日本のスーパーのように食材が多い
Fresh Thyme(フレッシュタイム) 食材が安く購入出来る
Walmart(ウォルマート) どの商品も安いが、質が良くはない

アメリカ国内で高級スーパー

アメリカの高級スーパーでは、他のスーパーと比べ、同じ商品でも倍近くの値段で販売されています。

そのため、渡航の費用を抑えたい方にとって、注意するべきスーパーです。

アメリカの高級スーパー
Lunds and Byerlys(ランズ&バヤリース)
WHOLE FOODS MARKET(ホールフーズ・マーケット)

同じ州内でも、都市部と地方では値段が倍も違う

日本でも同じような現象が起きていますが、都市部は物価が高く、地方は物価が安い傾向にあります。アメリカでは特に顕著で、同じフードメニューであっても倍以上値段が違うことがあります。

特にニューヨークやロサンゼルスなどは、物価が高いことでアメリカ国内でも有名です。そのため、食事をとる際には、毎回都市部のレストランに入る事は避け、地方にあるレストランなどを調べて食べに行きましょう。

アメリカのバーのハッピーアワーで、費用を抑えてを楽しもう

日本同様、アメリカのバーでは早めの時間帯にバーに入店することで安くお酒を飲むことができます。しかし、ハッピーアワーの内容は店舗によって異なり、1杯飲むともう1杯ついてきたり、1杯頼むと同じものが2杯ついてくるなど様々です。

アメリカ旅行で観光・アクティビティ費用を抑えるコツ

アメリカ旅行に来たなら、有名な観光地を回りたいですよね。観光やアクティビティの費用はどこで何をするかによって異なります。アメリカは非常に広いため、卒業旅行や友達とどこの観光地に行くか迷ってしまいます。

そのような方々に向けて、コスパの良いアメリカの観光地を9種ご紹介したいと思います。

おすすめスポット1.グランドキャニオン国立公園(アリゾナ)

「グランドキャニオン」はアメリカのアリゾナ州ラスベガスにある国立公園内の渓谷です。数億年という歴史が積み重なり、地質学的な変化によって変化したカラフルな地層を楽しむことができる渓谷です。

グランドキャニオンのエッジから見られる景色は絶景のため、一生に一度は見たい景色として、多くの方が憧れている光景です。

ラスベガスからは車で5時間ほどの距離にあるため、レンタカーを借りて日帰りで行くこともできます。また、公園内にはキャンプ場もあるため、自然を満喫しながらキャンプで一泊するのも良いですね。

グランドキャニオン国立公園の入場料は車一台当たり、35ドルです。車に何人乗っていても料金は変わらないため、大人数で行くと1人当たりの料金を抑えることができます。

支払方法はクレジットカードのみです。現金での支払いはできませんのでご注意ください。

また、パスの有効期限は、購入日から1週間です。

上記のように、グランドキャニオンをはじめとした国立公園は、基本的には入場料を取られてしまいます。しかし、一年間の内6日間だけ入場料が無料になる期間があります。

2024年の入場無料日は以下の通りです。

【2024年】アメリカの国立公園の入場料無料日
祝日 日付
キング牧師記念日 (Martin Luther King Jr. Day) 1/15(月)
国立公園週間の初日 (First Day of National Park Week ) 4/20(土)
ジューンティーンス (Juneteenth) 6/19(水)
Great American Outdoors Act 記念日 8/4(金)
国有地の日 (National Public Lands Day) 9/28(土)
復員軍人の日 (Veterans Day) 11/11(金)

もしアメリカ旅行の費用を抑えて国立公園に行きたいなら、上表の日程を狙って渡航日を決めましょう。

おすすめスポット2.アンテロープキャニオン(アリゾナ)

「アンテロープキャニオン」アリゾナ州のページ近郊にあるナバホ族の土地にある渓谷です。何百年も鉄砲水による浸食と風化の影響を受けて、周囲の砂岩が削られ形成された渓谷です。

現在もなお、季節風(モンスーン)の時期には大量に雨が降り、鉄砲水が発生するため、毎年景色が変わってしまいます。そのため、一生に一度しか同じ景色を見ることはできません。

見どころは、渓谷の隙間から差し込む太陽の光によって作られる「ザ・ビーム(The Beam)」です。カーテンのようにも見えることから「太陽のカーテン」とも呼ばれています。

とても幻想的な光景ですが、見られる時期は限定されており、4月〜9月の正午ごろのみです。

アンテロープキャニオンに向かう方は、渡航時期と時間帯をしっかり確認しましょう。

おすすめスポット3.タイムズスクエア(ニューヨーク)

タイムズスクエア(Times Square)はニューヨークのマンハッタンのミッドタウンにある繁華街・交差点の事です。別名「世界の交差点」とも呼ばれており、無数のLEDディスプレイや看板が並んでいます。

タイムズスクエアに行くだけならお金もかかりませんので、写真を撮影したり、買い物を楽しむなどしましょう。

また、近年タイムズスクエアでは「パブリックアート」が有名になりつつあります。

アートと一緒に記念撮影をしても思い出に残ります。

タイムズスクエアには、ディズニーや有名なキャラクターのコスプレをしている方がたくさんいますが、彼らはエンターテイナーとして活動しており、写真撮影を求めてきます。撮影後にはチップを求めてきますので、1ドルから2ドルほど渡しましょう。

節約したい方は写真撮影を断るか、チップを渡さないようにしましょう。

おすすめスポット4.MoMA ニューヨーク近代美術館(ニューヨーク)

ゴッホやピカソ、ダリ、モネなどの巨匠の作品を杯目、多くの美術作品が展示されているニューヨーク近代美術館のMoMA。

美術館に入るには、通常は入場料がかかります。(下表参照)

MoMの入場料
現地購入 前売り券 金曜午後4時~午後8時
大人 30ドル (約4400円) 28ドル (約4100円) 無料
65歳以上・障がい者 22ドル (約3200円) 20ドル (約2900円) 無料
学生 17ドル (約2500円) 15ドル (約2200円) 無料
16歳以下 無料 無料 無料

しかし、毎週金曜日の午後4時から午後8時までの間は入場料が無料になります。

そのため、節約しつつ観光をしたい方にはピッタリです。

おすすめスポット5.ウォルトディズニーワールド(フロリダ)

日本でも人気のあるディズニーランドですが、フロリダにあるウォルトディズニーワールド(WDW)は規模が段違いです。

一方で、ディズニーワールドの一日券の入場料は109ドル(約16,350円)から134ドル(約20,100円)とお高めです。

しかし、ディズニーワールドで楽しみつつ節約する方法は多くあります。

まず、WDWのオフィシャルホテルに泊まる際は、オフィシャルホテル+チケットを予約できるセットプランで予約しましょう。

また、オフィシャルホテルは一番安い「バリュータイプ」に泊まることでさらに費用を抑えることができます。

セットのオファーを購入した場合、別々に購入した時と比べ、25%ほどお得です。

次に、なるべく飲用水を持ち込みましょう。パーク内では水は500㎖で3.5ドル(税抜)です。割高になるため、日本から水を持っていくことをお勧めします。

また、水ではなくコーヒーやジュースを飲みたいという方には「リフィルマグ」を購入しておくことをお勧めします。

「リフィルマグ」はパーク内に滞在している間、ジュースなどが飲み放題になるカップです。何度でもお代わり自由なので滞在時間が長ければ長いほどお得です。

リフィルマグは一個当たり21.99ドル(税抜)です。パーク内の水やジュースが500㎖で3.5ドルであることを考えると、5杯以上飲めば元が取れます。

上記の方法を駆使して、ディズニーワールドをお得に満喫しましょう。

おすすめスポット6.ユニバーサルスタジオハリウッド(カリフォルニア)

「ユニバーサルスタジオハリウッド」は、カリフォルニア州のロサンゼルスにある映画を題材にしたテーマパークです。

ユニバーサルスタジオハリウッドの入場料は、ディズニーワールドと同じく109ドル(約16,350円)から134ドル(約20,100円)です。

チケットは事前にオンラインチケットサイトなどを使うことで割引された価格で購入することが出来ます。

また、数日間に渡ってアトラクションを楽しむ予定の方は2Day Passなどを購入するとお得です。

おすすめスポット7.ハリウッドサイン(カリフォルニア)

ハリウッドサインはカリフォルニア州ロサンゼルスのシンボルとして有名です。

ハリウッドサインは禁煙ではSNS映えのスポットとしても人気で、各地に撮影スポットがあります。

中でも「レイクハリウッドパーク」ではハリウッドサインが近くで見られると話題になり、多くの方が写真撮影のために訪れています。

ハリウッドサインをバックに写真を撮影するとアメリカ旅行の思い出として一層記憶に残ります。

おすすめスポット8.ナイアガラの滝(ニューヨーク)

ナイアガラの滝はエリー湖からオンタリオ湖に流れるナイアガラ側にある、大きな滝です。カナダのオンタリオ州とアメリカのニューヨーク州を分ける国境付近にあるため、アメリカからカナダに旅行に行く方はついでに見ていくのがオススメです。

おすすめスポット9.ラスベガス観光

ラスベガスは世界的にカジノが有名です。そのため、ラスベガスはお金がかかるイメージを持っているひとも多いと思いますが、それは間違いです。

アメリカ国内の空港発のラスベガス行きの国内線は他の地域に比べ非常に安い値段で航空券を購入することができます。

また、カジノへの入場料は無料ですので、雰囲気を味わうだけでも行ってみる価値はあると思います。

ゴージャスできらびやかな内装を見に行ってみましょう。

アメリカ旅行でWi-Fi・通信費用を抑えるコツ

アメリカに渡航する際には、スマートフォンを持っていくことは不可欠です。

アメリカではカフェやレストランなどいたるところにフリーWi-Fiがありますが、インターネットを使うためだけにカフェなどに入っていては、余計な出費がかさみます。

そのため、自分のスマホのsimロックを解除するか、レンタルWi-Fiを契約して、出費を抑えましょう。

レンタルできるポケットWi-Fiなら、1日当たり1000円くらいで借りることができます。

また、simフリーのスマートフォンを使用している方はアメリカ用のsimカードを購入するのがオススメです。

simカードはAmazonなどのECサイトで一個2000円ほどで購入することができます。

アメリカ旅行のお土産を安く済ませるにはどこで買うべき?

アメリカりょこうを行うと必ず悩む物がお土産。ですが、色々な人のために購入しているとすぐに予算がなくなってしまいます。

そこで、アメリカのお土産を安く買う方法をご紹介します。

多くの友達に渡すなら大きなお菓子の袋を買って配る

様々な友達にお菓子を渡そうと考えている方はアメリカのスーパーでお菓子がたっぷり入った大容量パックを買って分けて配るのがおすすめです。アメリカでは「Target」というスーパーが安くお菓子を販売しているため、日本にはない味のお菓子や、「GODIVA」などの有名なチョコレートを買っていくのも喜ばれます。

特に、「TATE’Sのクッキー」は日本未上陸のお菓子ですので、喜ぶ方が多いかもしれません。ザクザクした触感のチョコチップクッキーで渡辺直美さんがinstagramに投稿してから日本でも知名度が上がりました。

スーパーには個包装のものはあまり売っていませんので、Amazonで購入してしまうのもオススメです。

ディスカウントストア・アウトレットで割引されたものを購入

アメリカにはディスカウントストアやアウトレットが多くあります。特定の商品を大量に仕入れ、安く販売するという経営戦略をとっているショップで、特にアパレルや雑貨などをお土産として購入する場合は適しています。

下記にアメリカで有名なアパレル系ディスカウントストア・アウトレットをご紹介します。

お土産に迷ったときには、下記を参考にしてみてください。

アメリカで有名なディスカウントストア
店名 特徴
ロス・ドレス・フォー・レス(Ross Dress for Less) オンラインストアがないため、実店舗に行かないと購入することができない。 品ぞろえ豊富で有名ブランドの服が定価の70%オフで買えることも。
マーシャルズ(Marshalls)と ティー・ジェー・マックス(T.J. Maxx) 同じ会社が経営している系列店。 ロスドレスフォーレスよりは高めだが、十分安く服を購入することができる。
バーリントン(Burlington) Guess(ゲス)やスティーブ・マデン(Steve Madden)などの有名なブランドの服を25ドルほどで購入できます。
コールズ(Kohl’s) ハワイを除く全米の州に店舗があり、Vera Wang(ヴェラ・ウォン)の商品を多く扱っているディスカウントストア。 吹くやカバンだけでなく、ジュエリーや寝具なども売っています。
J.C.ペニー(JCPenney) テキサス州やカリフォルニア州、フロリダ州などに展開している大手ディスカウントストア。 Juicy Couture(ジューシークチュール)などの服・靴・カバン・時計・香水などを取り扱っています。

リサイクルショップに行く

アメリカのリサイクルショップには様々な物が売っています。アパレル系から、キッチン用品、家具、古本、アクセサリー、小物、おもちゃなど見て回るだけでも楽しいです。

アメリカのリサイクルショップの最大手は「GOOD WILL(グッドウィル)」というお店で、日本のリサイクルショップとは比べ物にならないほど品ぞろえが豊富です。

販売価格も非常に安いため、小物のお土産などを購入する際には、オススメです。

販売価格が安い理由は、買取を行っていないためです。

あくまでいらないものを貰っているだけなので、価格が非常に安いのです。

また、シアトルにあるGOOD WILLはヴィンテージに特化したおしゃれな店舗のため、アメリカのおしゃれな雑貨をお土産にしたい方は是非訪れてみてください。

知っておきたいアメリカ旅行の基本情報

アメリカ旅行をするにあたって、知っておくべき基本情報がいくつかあります。

アメリカ旅行のベストシーズンや日本にはないチップの基礎知識、新型コロナウイルスの水際対策として行っている入国制限まで解説していきます。

アメリカ旅行のベストシーズンについて

アメリカ旅行のベストシーズンは春季(3月から5月)と秋季(9月から10月)です。ただし、アメリカは東から西まで2680㎞もあるため、地方によって気候が全く異なります。

そのため、アメリカを大きく分ける4つの気候区分ごとにベストシーズンを解説していきます。

渡航先が決まらない方の参考になれば幸いです。

アメリカ旅行のベストシーズン
ニューヨーク ニューヨークは冬が長く続く為、春と秋が非常に短いです。
9月下旬から気温が下がり始め、10月にはコートとマフラーが必須になります。
1月から2月はダウンジャケットやマフラーなどの防寒具が無ければ、風邪をひいてしまいます。
7月から8月は日差しが強くなるため、紫外線による日焼け対策を忘れずに。
ロサンゼルス ロサンゼルスは一年を通して温暖な気候で、湿気がなく快適に過ごすことが出来ます。
乾燥対策と紫外線対策を行っておきましょう。
マイアミ マイアミは沖縄とほぼ同緯度にありますが、沖縄と比較すると夏と冬の寒暖差があまりありません。 夏は高温多湿で蒸し暑く、冬は温暖でモンスーンの影響で乾季になります。
ですが、夏季はスコールが発生する為、大雨が降ることが多いです。
ラスベガス ラスベガスのベストシーズンは3月から4月です。7月から8月になると最高気温が40℃を超える日が多くなります。 1日の寒暖差が大きいため、夜には上着を準備しておきましょう。
10月から11月も観光に最適ですが、12月に入ると朝晩は冷え込みがひどくなるため、防寒着を持っていきましょう。

アメリカ旅行でかかるチップ代

アメリカでは、サービスを受けた場合、対価としてチップを支払う必要があります。

チップはたいていの場合支払わなければなりません。

チップを支払わなければ、店員のサービスに不満があると思われてしまい、「何が悪かったですか?」と質問されることもあります。

ただし、本当にサービスに不満があった時は別です。提供が遅かったり、不親切なサービスを受けたと思った場合は遠慮せずにチップは渡さないでおきましょう。

チップを支払うシーンとして、ホテルやタクシー、レストランやカフェなどの飲食店です。

支払う金額は以下の通りです。

シーン別支払うべきチップの目安
ホテル ベッドメイキング:2ドル ポーター:1荷物当たり1ドル
タクシー 金額に対して15%から20%
レストラン・カフェなどの飲食店 ランチ:お会計の15%
ディナー:お会計の20%

上記のように、タクシーやレストランは合計金額によって増減するため、チップ代だけでもかなり高額です。

そのため、外食をする際には必ずチップ量も含めた金額を計算してから注文を行うようにしましょう。

アメリカ旅行の物価について

アメリカの物価は非常に高くなっています。また、2024年1月現在は円安の影響もあって、1ドル100円前後で推移していた時と比べると1.4倍から1.5倍くらいの値段になっています。

物価高の例として、1.5ℓのペットボトルの水が3ドルすることは当たり前で、チェーン店のハンバーガーでも一食9ドル(1000円以上)以上します。

上記「アメリカ旅行で食費を抑えるコツ」でもご紹介したように、ロサンゼルスやニューヨーク、シカゴといった大都市は物価が高くなる傾向があります。

逆に、アメリカ中央部や南部といった地方は比較的物価が安いです。

そのため、アメリカ旅行の費用を抑えたい方は、ヴァージニア州やミネソタ州、アリゾナ州などを目的地として観光を行いましょう。

また、以下はアメリカの物価の目安です。

シーン別支払うべきチップの目安
商品 料金
ミネラルウォーター1.5ℓ 約450円
リンゴ1個 約167円
鶏肉(1kg) 約1600円
卵(12個入り) 約546円から約1022円
牛乳(1ℓ) 約185円
丸形チーズ(3個入り) 約750円
アイスクリーム 約650円
お菓子・スナック 約300円から約600円
米国産ビール1本 約80円
マクドナルドのセット 約1300円

日本とアメリカの時差について

日本とアメリカの時差は14時間から17時間です。アメリカは東西に広いため、大きく4つのタイムゾーンに分かれています。

下記の図を見ると、タイムゾーンがわかりやすいと思います。

  • 太平洋標準時:黄色
  • 山岳部標準時:オレンジ
  • 中部部標準時:青
  • 東部標準時:緑
アメリカのタイムゾーン一覧
エリア 州名 日本との時差 サマータイム中の時差
太平洋 ・ワシントン
・オレゴン
・ネバダ
・カリフォルニア
・アイダホ
17時間 16時間
山岳部 ・アリゾナ
・コロラド
・モンタナ
・ニューメキシコ
      など
16時間 15時間
中部 ・ミネソタ
・ルイジアナ
・ミシシッピ
・オクラホマ
      など
15時間 14時間
東部 ・ニュージャージー
・ペンシルベニア
・マサチューセッツ
・ニューヨーク
・ワシントンD.C.
      など
14時間 13時間
アラスカ ・アラスカ 18時間 17時間

アメリカの入国制限について

アメリカ政府は、2022年6月10日に外国からの全ての渡航者に提出することを義務付けていた

  • PCR検査による陰性証明書
  • 新型コロナウイルスワクチン接種証明書
  • CDCへの宣誓書

の提出は、撤廃されました。

また、2023年5月11日に新型コロナウイルス感染症の水際対策・入国制限も撤廃されました。

そのため、アメリカへの渡航は、入国制限など無く、コロナ禍以前のように自由に渡航する事ができます。

アメリカの入国制限と新型コロナウイルスの感染対策についての詳しい情報は下記のリンク先記事にて解説しています。

アメリカ旅行にはワクチン接種が必要 ?最新の入国要件を徹底解説します

アメリカ旅行についてよくある質問

英語が話せなくても入国できますか?

以前までのアメリカでは、入国の際に審査官から英語で質問がされ、英語で回答するのが一般的でした。
しかし、現在はKIOSKという自動入国審査機が導入されています。KIOSKは言語設定を日本語に変更することができますので、入国の際に英語が話せなくても問題なく入国する事ができます。

ただし、KIOSKを利用するには、ESTAでアメリカに渡航しており、かつ2008年以降に一回以上アメリカに入国したことがある方しか利用する事はできません。

過去にアメリカに渡航した経験がない方は、入個億審査官からの質問に英語で回答しなければなりませんのでご注意ください。

アメリカ入国についての詳しい情報が知りたい方は、下記のリンク先記事を参考にしてください。

ESTA(エスタ)を利用した米国の入国審査について解説

アメリカのコンセントは使えるの?

日本の電圧は100Vですが、アメリカの電圧は110Vから120Vです。そのため、電化製品や電子機器の電圧上限が100Vのものは使用することができません。

そのため、変圧器を持参していくことをお勧めします。

また、アメリカのプラグの形は日本と変わらないため、変換機は持っていく必要はないです。

また、アメリカ旅行の際の必需品や持っていくべきものが分からないという方はリンク先の記事を参考にしてください。

どんなものをもっていけばいいか、あったら便利なものまで解説しています。

アメリカ旅行で必要になる持ち物は何?必需品&あったら便利な物を徹底解説【2024年最新版】

アメリカは危険ではない?

アメリカは治安が非常に悪いイメージがありますが、日中はかなり治安が安定しています。

しかし、日が落ちて暗くなる夜間はなるべく外出しないようにしましょう。
どうしても外出しなければならない場合は、公共交通機関などを使いましょう。

また、徒歩の場合は人の多いところを通るように心がけましょう。

アメリカのお水は飲めるの?

基本的には飲むことはできます。しかし、水質が日本とは異なるのでお腹を壊してしまう可能性があります。大量に飲む場合は、ミネラルウォーターやウォーターサーバーを利用しましょう。

まとめ:アメリカ旅行の費用を安くするコツ

以上、大学生向けにアメリカ旅行にかかる大まかな費用と旅費の抑え方を解説しました。

記事の内容をまとめると下記の5点に気を付けましょう。

  • 航空券とホテルがセットになったパックツアーを選ぶ
  • 日本から近いエリアを選ぶ
  • なるべく早く予約する
  • 街中の両替所で両替をする
  • 食事やおみやげをローカルスーパーで購入する

この記事を読んで、卒業旅行で行くアメリカをより楽しめる方が増えると幸いです。

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