サイパン旅行の持ち物は?チェックリストと併せて解説

サイパン旅行をする際に、持ち物に不足はないか、忘れ物はないか不安な方はいませんか?

この記事では、サイパン旅行をする際の必需品、あると便利なもの、持ってくる必要がなかったものをそれぞれご紹介したいと思います。

是非、パッキングの際に参考にして下さい。

〉〉 この記事の目次

サイパン旅行の持ち物【必需品】

サイパン旅行をはじめとした、海外旅行に欠かせない必需品をご紹介していきます。絶対に忘れてはならない持ち物ですので、まずはこちらの持ち物をパッキングしたか確認しましょう。

必需品
パスポート
航空券
クレジットカード
現金
海外旅行保険証
ポケットWi-Fi・SIMカード
スマホ・カメラ
充電器・モバイルバッテリー
スマホ・カメラ
常備薬
ESTA・ビザ

パスポート(パスポートのコピー)

パスポートはサイパンに渡航する時だけでなく、海外旅行する際には絶対に必要になる持ち物です。

また、パスポートの有効期限の確認も忘れずに行いましょう。

残存有効期間が日本帰国日まで有効でないと、海外に旅行することができません。

加えて、サイパン入国の際には残存有効期間が45日以上あることが推奨されていますので、お持ちのパスポートの有効期限がぎりぎりの場合は、地域のパスポートセンターに行き、更新を行いましょう。

パスポートの有効期限と更新については下記の記事をご参照下さい。

パスポートを忘れてしまうと、日本を出国することすらできません。非常に重要ですので忘れていないか確認を怠らないようにしましょう。

また、パスポートと併せてコピーを持って行くこともオススメします。

パスポートのコピーは、パスポートを見せる場面で原本の代わりに提示することができます。失くしてしまったり、盗まれるリスクを軽減することができます。

現金

サイパンの通貨はアメリカドルですので、日本円からは両替する必要があります。

しかし、旅行先では手数料が多くとられますし、時間がもったいないです。

渡航前に日本で両替を行っておきましょう。

また、帰国した後の交通費などのために日本円を少し持っておくと安心することができます。

航空券

航空券を忘れると飛行機に搭乗することができなくなります。

近年は、データ化した航空券である「eチケット」が主流ですが、万が一のために紙のチケットも用意しておきましょう。

クレジットカード(海外旅行保険付き)

海外旅行ではクレジットカードを持って行くのが常識になりつつありますが、特に海外旅行保険のついたクレジットカードがおすすめです。

一部のクレジットカードの契約には、海外旅行保険が付帯しているサービスがあります。

サイパンで事故や事件に巻き込まれてもクレジットカードの保険でカバーできることがありますので、再度クレジットカードの契約を確認してみましょう。

また、サイパン旅行にクレジットカードを持って行くことで下記のようなメリットがあります。

  • 両替するよりも手数料がやすく抑えられる
  • 現金を多く持つ必要がなくなり、盗難された際の被害を抑えられる。
  • クレジットカードを盗まれてしまっても、電話一本で停止することができる、
  • 不正に利用されたお金は返金できる

上記のように、現金を持つよりもセキュリティ面で優れていますので、クレジットカードは必ず持って行きましょう。

海外旅行保険証

クレジットカードの旅行保険を確認して、不安が残るようであれば別途海外旅行保険に加入しましょう。

海外旅行保険の一日あたりの相場は500円から1500円程度です。

そこまで値の張る物ではないので、加入しておきましょう。

レンタルポケットWi-Fi・サイパン対応SIMカード

サイパン旅行では、地図アプリを見ながら移動したり、現地のグルメを探す際にスマートフォンを使う機会が多くなると思います。

しかし、一般的な契約のスマホでは、海外に行ったときに国際ローミングという海外用の通信に切り替わり、追加料金が発生します。

ポケットWi-FやSIMカードiを持参していけば、国際通信を使用することがないため、通信料の節約になります。

プランやレンタルする日数によっても値段は上下しますが、どちらも一日あたり1000円でレンタルすることができます。

また、ポケットWi-Fiは一台でスマートフォンを何台もつなぐことができるため、グループでサイパン旅行する際にはさらにお得にインターネットを利用する事ができます。

スマートフォン

スマートフォンは旅の思い出に写真を撮ったり、旅行ガイドアプリを利用するなど今や旅行に欠かせない必需品です。スマホと併せて充電器、ポケットWi-FiまたはSIMカードを持って行くことを忘れないようにしましょう。

充電器・モバイルバッテリー

前述したように、スマートフォンはサイパン旅行には欠かせない必需品ですが、充電がなくなってしまっては元も子もありません。

少なくとも充電器は必ず持って行くようにしましょう。スマホを頻繁に使う方はモバイルバッテリーを持って行くことでより長い時間スマホを利用できるようになるため、こちらも併せて持参することをおすすめします。

変圧器

サイパンの電圧は188Vなので、日本の100Vよりも高めです。そのため、188Vに対応していない家電製品を直接コンセントに繋ぐと故障の原因になります。

もし、日本から電化製品を持参する場合は変圧器を持って行きましょう。

常備薬

乗り物酔いしやすい方はもちろん、普段から飲んでいる薬がある方は常備薬を持って行くことを忘れないようにしましょう。

現地でも購入することはできますが、効果が強すぎたり副作用が発生する可能性もあるため、使い慣れた薬を日本から持参すると安心できます。

サイパン旅行に欠かせない持ち物【機内編】

サイパン旅行は直行便だと約3時間半のフライトになるため、さほど気にならないかもしれませんが、乗り継ぎ便等の場合は7時間から9時間ほどかかります。

機内での過ごし方を快適にするために、準備すべきものをまとめましたので、参考にして下さい。

機内で必要になる持ち物
アイマスク&耳栓
マスク&のど飴
ビニール袋・ジップロック
上着
メイク落としシート&ファンデーション
歯ブラシ
ネックピロー&フットレスト&エアークッション
筆記用具

アイマスク&耳栓

機内での過ごし方として、睡眠を取る方が多いですが、多くの方が登場しているため、常にざわついています。光や音を遮断できるアイマスクや耳栓でストレスが軽減しますので、念のため持っておくと良いです。

マスク&のど飴

機内はいろいろな方がいるため、ウイルスや病原菌を移されてしまうことが多いです。また、乾燥しているため、のどが弱い方は特にマスク、のど飴などの予防グッズを持っておくとより快適に機内で過ごすことができます。

ビニール袋・ジップロック

ビニール袋は、細かいものをまとめたりエコバッグとして利用できるなど、様々な場面で便利に使えるグッズです。

またジップロックは、液体物を機内に持ち込む際に利用できたり、食べかけのお菓子の袋を入れておくなどといった使い方ができます。

どちらか片方だけでも持っておくといざという時に便利ですので、数枚準備しましょう。

上着

機内はエアコンが完備されているため、人によっては寒かったり暑かったりすることがあります。このような場合に対処するために、一枚羽織れる物があると便利です。

また、サイパン現地でも、屋内の冷房が強く、寒く感じる方が多いです。

急激な温度差で風邪をひいてしまわないように、一枚さっと羽織れるものがあると便利です。

メイク落としシート&ファンデーション

機内で睡眠を取る際に、化粧したまま寝ると違和感があるという方にはシートタイプのメイク落としを持参しましょう。機内に化粧水を持ち込む際には100㎖いかの容器に小分けしなければならないという制約がありますので、容器に小分けにするのはめんどくさいという方は、シートタイプのメイク落としを持参しましょう。

また、ファンデーションはすっぴんが恥ずかしいという方向けです。

ファンデーションだけでも気分はかわりますので、必要な方は持ち込みましょう。

歯ブラシ

フライト中に歯を磨いてスッキリしたいという方は、歯磨きを持参することをお勧めします。

歯磨き粉も液体物に含まれるため、事前に100㎖以下の容器に分けておい、ジップロックなどの透明な袋に入れておきましょう。

ネックピロー&フットレスト&エアークッション

客席では、枕やフットレストはないため、必要な方は自分で用意する必要があります。

上記3点を全部持って行くと荷物になりますが、どれかひとつは持って行くとより快適に機内を過ごすことができます。

特におすすめはネックピローです。

ネックピローは首に巻きつけるタイプの枕ですので、両手が自由に使えて便利です。

筆記用具

サイパンに渡航する際は、「I-736」という出入国カードを機内で記入する必要があります。

日本国籍の方は、グアム・北マリアナ諸島ビザ免除プログラムの対象者であるため、45日以内の滞在であれば、ビザ・ESTAを取得することなくサイパンに入国することができます。しかし、「I‐736」出入国カードの記入は必須です。

そのため、ビザ免除プログラムを利用してサイパンに渡航する方は筆記用具を忘れずに持参しましょう。

サイパン旅行にかかせない持ち物【ホテル編】

サイパンのホテルは日本のホテルと異なり、アメニティが充実していないところもあります。実際どのくらいアメニティを持って行けばよいのでしょうか。

ホテルで必要になる持ち物
コンタクトレンズ・洗浄液・メガネ
衣類(着替え、パジャマ、下着)
タオル
ドライヤー
洗顔料・クレンジングを含む化粧品一式
髭剃り・剃刀

コンタクトレンズ・洗浄液・メガネ

コンタクトレンズをしている方は、予備のコンタクトと洗浄液、保存液を持って行きましょう。また、手荷物として機内に持ち込む場合は、100㎖以下の容器に入れる必要があります。

申告が面倒に感じる方はスーツケース内に入れて置き、機内はメガネで過ごしましょう。

衣類(着替え、パジャマ、下着)

サイパンは年間通して温暖なため、どの季節に行くとしても夏服を準備すれば問題ありません。しかし、宗教施設に訪れる際には過度な露出を控える服装を心がけましょう。

衣類・下着は旅行日数分+2枚ほど持って行くと汚れてしまった場合でも困ることがありません。

また、朝晩は冷えることがあるため、カーディガンやパーカー等を一枚持って行くと良いかもしれません。

タオル

海に入って濡れた際や汗を拭く場合など、タオルは様々な場面で使用します。ホテルにもタオルはアメニティーとして用意されていますが、念のため、数枚持参しておくことをおすすめします。

もしタオルが不要であっても、お土産の緩衝材としても利用できます。

ドライヤー

サイパンの一部のホテルにはドライヤーが置いていないところもあります。

ホテルに直接確認するのが最も確実な手段ですが、英語に不慣れな方などは念のため持って行きましょう。

ドライヤーについてですが、海外対応の物であれば問題ありませんが、対応している電圧が188V未満の場合は変圧器が必要になります。故障の原因になりますので、必ず使用前に対応している電圧を確認しましょう。

洗顔料・クレンジングを含む化粧品一式

普段から使っている化粧品を日本から持参しましょう。サイパンで現地調達するのも良いですが、肌に合わないこともありますので、普段使いしている物を持って行くのが安心です。

髭剃り・剃刀

サイパンのホテルではアメニティとして用意されていることが多いですが、質があまりよくない場合が多いです。肌が弱い方は傷ついてしまう事もありますので、普段使いしている髭剃り・剃刀を持って行きましょう。

サイパン旅行にかかせない持ち物【外出先編】

日差しが強いサイパンでは紫外線対策は必須です。外出しているときに日焼け止めを塗らないと、ひどい日焼けをしてしまう可能性もあります。ここではサイパンで外出する際に必要になる持ち物を解説していきます。

外出の際に必要になる持ち物
日焼け止め
帽子・サングラス
サンオイル
水着や水泳用品
雨具
スニーカー・サンダル
虫よけ・虫刺されのかゆみ止め
ガイドブック・現地の言語の本

日焼け止め

サイパンは日本と比べて非常に日差しが強いため、日焼け止めは必需品です。

特に、お子さんや肌の弱い方は日焼け止めを塗ってから外出することをおすすめします。

また、直接肌に塗るものなので、体質に合っているものを日本から持って行くとトラブルを防ぐことができます。

帽子・サングラス

普段使っていない方は必要ないかもと思うかもしれませんが、強い日差し浴びると目が充血したり、日射病に陥ってしまう事があります。昼間に活動する際にはサングラスとつばの広い帽子を身に着けて外出しましょう。

サンオイル

綺麗に日焼けしたい方はサンオイルを持参しましょう。

サンオイルはサンバーンと呼ばれるやけどと似たような状態になることを防ぎ、肌を健康的に黒くする日焼け止めの一種です。

肌を守りながら日焼けしたい方は必須の持ち物です。

水着や水泳用品

サイパンでのアクティビティといったらビーチでの海水浴です。水着はもちろん、シュノーケリング用具やビーチシューズ、ラッシュガード等必要に応じて水泳用品を準備しましょう。

雨具

サイパンでは突然のスコールは日常茶飯事です。そのため、レインコートや折り畳み傘などの雨具を用意しておきましょう。

スニーカー・サンダル

街歩きやアクティビティの予定がある方は履きなれているスニーカーや通気性の良い靴を持参していきましょう。

また、ビーチ等で遊ぶことも考えて、スニーカーに加えてサンダルをそれぞれ一足ずつ持って行きましょう。

また、スニーカーについては突然の雨があることを考えて、すぐに乾く靴を選ぶとより良いです。

虫よけ・虫刺されのかゆみ止め

肌を露出する機会が多いサイパンでは、虫に刺されてしまう可能性が高いです。虫よけスプレーはもちろん、充電式の虫よけなどで予防することが重要です。

また、刺されてしまった時のために、かゆみ止めも持参しておくと安心です。

ガイドブック・現地の言語の本

サイパン旅行する際にはガイドブックや現地の言葉(チャモロ語)について書かれた本を持参するとよりサイパン旅行を楽しむことができます。

特に、サイパン島の歴史を知りながら観光ができるガイドブックがあるとより思い出が深まります。

本で持って行くのはかさばるため、あらかじめスマホやタブレットにダウンロードしておくと便利です。

サイパン旅行に持って行くと便利な物

持って行くと便利な物
延長コード
ウェットティッシュ・ティッシュ
圧縮袋

延長コード

意外とあると便利なのが延長コードです。サイパンのホテルはコンセントが不便な場所についていることが稀にありますので、タコ足の延長コードをもっていくととても便利です。

ウェットティッシュ・ティッシュ

サイパンでは飲食店に入っても、お手拭きやおしぼりが出てこないです。そのため、ウェットティッシュやティッシュを持参すると便利です。

また、汚くなったものを拭くのにも使えるため、何かと役に立ちます。

圧縮袋

衣類やタオルなどまとめて持って行く際に、圧縮袋に入れておくと体積を圧倒的に減らすことができます。パッキングのお供として優秀ですので、ぜひ利用してください。

サイパン旅行に持って行く必要がないもの

変換プラグ

サイパンのコンセントは日本と同じ2つの穴のタイプAです。

そのため、変換プラグを持って行く必要はありません。

ただし、電圧は日本と比べて強めですので、変圧器はマストで持って行きましょう。

アメニティーグッズは必要?

サイパンの多くのホテルでは、シャンプー、リンス、ボディソープ、コンディショナーなど基本的なアメニティグッズが揃っています。ホテルのグレードが上がるにつれて、バスボムやボディローション、ポットや紅茶パックなどが置いてあるところもあります。

しかし、普段使わないシャンプーやボディソープ等は皮膚が炎症を起こす原因になる可能性があります。

肌が弱い方や敏感肌の方はなるべく普段使っているものを持参するのが良いでしょう。

また、バス用品にこだわりがある方も自分で持って行くことをお勧めします。

ドライヤーに関してですが、ホテルによってアメニティーとして用意されているかどうかは異なります。ホテル側に問い合わせし、しっかり確かめましょう。

サイパンにはドライヤーがないホテルも多いため、渡航前にあらかじめ確かめておくと良いです。

荷物を準備する際の注意点

法律で持ち込みが禁止されているもの

サイパンの税関はアメリカ合衆国の制度に準じています。

そのため、アメリカで持ち込みが禁止されている以下のものはサイパンでも持ち込みが制限されます。

下記の画像は持ち込み禁止物の一部です。その他、ワシントン条約で輸入が禁止されている動植物やポルノ雑誌、一部の漢方なども持ち込みが禁止されています。

とくに注意すべきなのは、肉エキスの入った食品です。

一部のスナック菓子やカップラーメン等には牛肉エキス等が入っているため、日本からサイパンに食品を持ち込む際には、内容物を確認しましょう。

サイパンに持ち込みが禁止されているもの
肉類・肉製品:米国産以外の肉・ハム・ソーセージ・スープ・ブイヨン・カレー・スナック菓子・カップラーメン・ふりかけ

動植物:・生きている動物・植物や果物の種子・球根・切り花・昆虫・動物や野生生物が素材となっている製品(毛皮・剥製など)
武器類:・武器類・弾丸・刀剣・爆発物・火薬・催涙ガススプレー・護身用のスプレー・スタンガン
麻薬類:・麻薬・咳止め・睡眠剤・抗うつ剤・精神安定剤・鎮静剤

ただし、事前に許可を取っていれば持ち込み可

法律で持ち込みが制限されているもの

持ち込みが制限されているものは上記と同様にアメリカの税関に準じています。

サイパンに持ち込みが制限されているもの
アルコール:1ℓ
たばこ:紙巻タバコ200本
葉巻:50本
加熱式タバコ:10箱
土産物:100ドル以内
現金類:10,000ドルまで

液体物を機内に持ち込む場合は100㎖の容器に小分け

液体物を飛行機内に持ち込む際には100㎖以下の容器に小分けし、ジップ付きの透明なビニール袋に入れる必要があります。コンタクトの保存液や化粧水、歯磨き粉などの日用品が対象になりますので、注意しましょう。

機内に液体物を持ち込む必要がある場合は、パッキングの際などに小分けしておくことをおすすめします。

こまめな水分補給で熱中症予防を心がけて

サイパンは非常に暑いので、熱中症にかかる日本人旅行者が多いです。

水分補給を頻繁に行ったり、木陰で一休みするなど熱中症対策を心がけましょう。

具合が悪くなった時には無理せず宿泊先で休み、体調が戻らないようであれば現地の病院に行くことも検討しましょう。

まとめ

以上、サイパン旅行に必要な持ち物でした。

特に必需品についてはなくてはならないものばかりですので、忘れることがないようにしましょう。

渡航前日には再度チェックリストをしっかり確認し、サイパン旅行を楽しみましょう。

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