1人当たりの予算はいくら?ハワイ旅行の費用について徹底調査

ハワイ旅行をご検討中の方はいらっしゃいませんか?

ハワイは、とても人気のある観光地のため、1年を通して観光する方が多い場所です。また、海外からだけでなく、アメリカ本土からも旅行に来る方が多いのも特徴です。

このように人気のあるハワイへ旅行する際には、どのくらいの費用がかかるのか気になる方はいませんか?

この記事では、そのような疑問を持った方に向けてハワイ旅行に必要な費用について解説していきます。さらに、ハワイでの滞在中に必要となる交通費や食事代の相場から、ハワイのベストシーズンについてまで、ハワイ旅行に役立つ情報が満載です。

ハワイ旅行の計画を立てる際や予算の計算をする際にぜひ、役立ててみてください。

ハワイ旅行での旅行日数の数え方

まず、ハワイ旅行の計画を立てる際に知っておいてほしいことがあります。
それはハワイ旅行での旅行日数の数え方です。

ハワイは日本と19時間の時差があります。また、ハワイの方が日本より19時間遅れているため、出発した日と同日にハワイに到着することが一般的です。しかし、帰国時は出発した日の翌日に到着する計算になるので、ハワイ旅行の際に日数を計算する場合は、「宿泊数+2日」で計算されるのが一般的です。そのため、5泊したい場合は7日間(一週間)の日数が必要となります。

したがって、ハワイ旅行をする際は、旅行日数を2泊3日や3泊4日にせず、2泊4日や3泊5日と計算しなければいけません。
また、1日フリーで動くことができる日数はハワイへの到着日と出発日を除く日数になるため、注意が必要です。例えば、1日フリーの日を5日間確保したい場合は、6泊8日で旅行の計画を立てる必要があります。

ハワイ旅行を計画する際は、上記のことを考慮し、どのくらいフリーの日を作るのか計算してから計画を立ててみてください。

【家族4人】4泊6日でのハワイ旅行の費用は約80万円

ハワイ旅行で最も人気のある旅行日数は、4泊6日です。
オフシーズンに家族4人でハワイ旅行をする場合、平均費用は約80万円とされています。
しかし、この費用はあくまで大人2人と子ども2人で計算した場合なので、大人と子どもの人数によって費用が異なる事にご注意ください。

また、ハワイは人気観光地であるため、
オフシーズンとGW(ゴールデンウィーク)や8月、2月といった旅行者の多い時期では費用が大きく異なります。

したがって、どの時期に行くのかを考慮した上で、予算を決めるのが良いでしょう。

主な旅行日数別の必要費用

ここでは、人気の4泊6日以外の旅行期間では費用はどのようになるのか、大人1人当たりの費用の相場をご紹介していきます。

なお、ここでご紹介する費用はおおよその目安となります。

また、旅行時期などで費用が変動することもございますので、ご注意ください。

3泊5日のハワイ旅行の場合

3泊5日のハワイ旅行で必要となる費用は以下の通りです。

ESTA申請料 21ドル
日本円:約3,160円(2024/02/24現在)
海外旅行保険料 約1,800円~
Wi-Fiレンタル代(必要な場合) 約3,600円~
航空券代金 約100,000円~
(燃油サーチャージ等込み)
ホテル代(1室あたり) 約45,000円~
交通費 約4,500円~
食事代 約35,000円~

実際に旅行する際は、上記に加えてお土産代などもかかるため、およそ1人あたり約20万円は最低でも必要となります。

なお、2019年に親子3人で旅行した場合、約50万円でハワイ旅行ができたという記事がありました。そのため、当時よりハワイ旅行に必要な費用が高くなった事がわかります。

4泊6日のハワイ旅行の場合

4泊6日のハワイ旅行で必要となる費用は以下の通りです。

ESTA申請料 21ドル
日本円:約3,160円(2024/02/24現在)
海外旅行保険料 約2,200円~
Wi-Fiレンタル代(必要な場合) 約4,200円~
航空券代金 約100,000円~
(燃油サーチャージ代等込み)
ホテル代(1室あたり) 約60,000円~
交通費 約6,000円~
食事代 約50,000円~

滞在中は上記の費用のほかに、お土産代などもかかる場合があるため、4泊のハワイ旅行を行う場合は、1人あたり約22万円程度最低でも必要となります。

したがって、4泊のハワイ旅行を大人2人で行う場合は、最低でも約40万円の費用が必要になると考えておきましょう。

5泊7日のハワイ旅行の場合

5泊7日のハワイ旅行で必要となる費用は以下の通りです。

ESTA申請料 21ドル
日本円:約3,160円(2024/02/24現在)
海外旅行保険料 約2,500円~
Wi-Fiレンタル代(必要な場合) 約4,900円~
航空券代金 約100,000円~
(燃油サーチャージ等込み)
ホテル代(1室あたり) 約75,000円~
交通費 約7,500円~
食事代 約60,000円~

旅行時には、上記のほかにもお土産代などがかかる場合があるため、およそ1人あたり約25万円は最低でも必要です。
そのため、50万円の予算で大人2人がハワイ旅行を行う場合、最大で5泊7日の滞在が可能となります。

なお、余裕をもって1人あたり30万円の予算で計算した場合は、オプショナルツアーなども楽しむことができます。

渡航前に必要となる費用と手続きの詳細

ハワイに限らず海外旅行をする際は、事前に準備しておかないといけない手続きがいくつかございます。

ここでは、事前にしなければいけない手続きとその費用について解説していきます。

航空券

飛行機で海外へ渡航する際は、必ず航空券を購入しないといけません。

ハワイへフライトしている便は、閑散期で往復約35,000円~がチケット代にかかる費用となります。
しかし、航空券には、チケット代に加え、燃油サーチャージや空港使用料なども加算されます。そのため、合計で約100,000円〜が航空券の相場となっています。

なお、経由便の利用や出発時期、予約時期によって価格が大きく異なります。
特に、GWや夏休み期間など旅行者が多い時期は、約200,000円〜となるため注意しましょう。

予算を抑えたい場合は、オフシーズンなどを狙って旅行の計画を立てるとよいかもしれません。

ホテル

海外旅行をする際に最も大切なのはホテル選びかもしれません。

ハワイには高級なリゾートホテルからリーズナブルなホテルまで様々なホテルがあります。

タイプ別のホテルの相場は以下の通りです。

ホテルタイプ 宿泊料金
1つ星 15,000円~
2つ星 25,000円~
3つ星 35,000円~
4つ星 50,000円~
5つ星 100,000円~

なお、同じホテルでも部屋の位置や時期によって宿泊料金が変動するため注意してください。また、ホテルの料金は基本的に1室あたりの料金が表示されているため、複数人で旅行を行う場合は、人数が多いほど1人あたりの費用が安くなります。

ハワイ旅行を計画する際は、予算や同行者の人数に合わせてホテルタイプを選んでみてはいかがでしょうか。

オプショナルツアー

オプショナルツアーとは、旅行中の自由時間(フリータイム)などに現地で参加できる小規模なツアーの事です。
オプショナルツアーを利用することで、普段は訪れるのが大変な観光地や旅行先で人気のアクティビティを楽しむことができます。

オプショナルツアーは通常は現地で申し込むのが一般的ですが、観光地によっては出発前に事前に申し込むことができます。また、出発前に申し込むことで、日本円で支払うことが可能なため、旅行先の通貨に両替することなく決済ができます。

ハワイではオプショナルツアーを活用することで、あまり行くことのないような観光スポットや体験できないアクティビティを楽しむことができます。

ツアー内容にもよりますが、約10,000円〜楽しむことができるのでぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

ESTAの取得

海外へ渡航する際は、事前にビザ(査証)を取得する必要があります。

しかし、アメリカへ観光目的で渡航する場合は、ESTAと呼ばれる電子渡航認証を取得することでビザの取得なしで渡航することができます。そのため、ハワイへ渡航する際はESTAの取得をおすすめします。

ESTAの申請はビザとは違い全てオンラインで行います。また、申請料金は21ドルとビザよりも安く申請が可能です。
なお、ESTAにはいくつか申請条件があるため、しっかりと確認をしてから申請を行ってください。

申請条件や申請方法などESTAについて詳しく知りたい方は下記のページをご参照ください。

ビザを取得する場合

ESTAの利用条件を満たしていない方や申請後に何らかの理由によりESTAの取得ができなかった方はビザの取得が必要となります。

観光目的でハワイへ行く場合は、アメリカの観光ビザであるBビザを取得しましょう。
また、Bビザの申請料は185ドルであり、日本円だと約27,840円(2024/02/24現在)となります。

なお、Bビザについて詳しく知りたい方は、下記ページにて解説しているのでそちらをご覧ください。
アメリカのBビザ(商用・観光ビザ)とは

Wi-Fiルーターなどの通信費

海外でスマートフォンなどの通信機器を利用する際、日本の通信は利用できません。そのため、携帯会社によっては海外でデータ通信を利用した際に、通常より高額の通信料金がかかる場合があります。

そのような事態を防ぐために、海外でのデータ通信に対応したレンタルWi-Fiを利用することがおすすめです。
レンタルWi-Fiは1日約700円〜利用することができます。なお、通信容量などプランによって値段が異なります。

レンタルWi-Fiの他に、キャリアによってはオプションで海外ローミングが使用できる場合もあるため、現在契約しているキャリアに確認してみるのも良いかもしてません。

日々のスマートフォンなど通信機器の使用状況を確認して、自分に合った選択をしてみてはいかがでしょうか。

海外旅行保険

ハワイに限らず、海外へ渡航する際は、海外旅行保険に加入することをおすすめします。
加入自体は任意ですが、万一のけがや病気に備えて加入しておきましょう。

ハワイ旅行の海外旅行保険は1日500円〜加入できます。
各航空会社や旅行会社で確認してみてはいかがでしょうか。

また、クレジットカードによっては海外旅行保険が付随している場合があります。その際は、新たに保険に加入する必要はありません。クレジットカードをお持ちの方は、カード会社にご確認してみてください。

時期によって変動する費用について

海外旅行者の多いシーズン(ゴールデンウィークやお盆、年末年始など)は、必要になる予算が変化してきます。

ここでは、主にどのような費用が変動して行くのか解説していきます。

航空券

まず、航空券です。日本の大型連休(GWやお盆、年末年始など)がある場合、海外旅行へ行く方が増え、利用者が増加するため、航空券の値段が高くなります。

ハワイへの便の場合、閑散期に比べ2倍以上高くなります。

ハワイ旅行で予算を少しでも抑えたい場合は、大型連休や夏休み期間などのシーズンは避けて旅行を計画しましょう。また、年越しを過ごすために年末からお正月にかけて旅行を行う方もいるため、年末年始も避けた方が良いです。
さらに、航空券は3連休の前日などにもピンポイントで高くなる場合があります。予約サイトなどで日々の料金を比較し、フライト日を検討してみてください。

ホテル(宿泊費用)

ホテルも旅行者の多いシーズンでは、料金が高くなる事が多いです。

実際、お盆や年末年始は特に料金が高くなるため、通常の相場より数倍の費用が必要となります。

それに比べ、1月中旬〜3月上旬や10月〜12月中旬などは閑散期(オフシーズン)となり1年の中では安い時期になることがあります。

ツアー料金

ツアー料金も繁忙期(ハイシーズン)や閑散期(オフシーズン)で料金が大きく変動します。

しかし、時期によっては自分で計画をする旅行よりもツアーの方が安くなる事もあるため、繁忙期だからと言って必ずしもツアーが高くなるとは限りません。

ハワイ旅行をする際は、ご自身の計画する旅行の費用とツアー料金を比較して最適な方を選ぶのが良いでしょう。
上記の情報を考慮して臨機応変に対応してみてはいかがでしょうか。

ハワイ滞在中に必要となる費用について

ここまでは、ハワイ旅行へ行く際の費用について解説してきました。
では、ハワイの滞在中はどのような費用がかかるのでしょうか。

以下ではハワイ滞在中に必要となる費用について解説していきます。

食事代

旅行では、行ってみたかったお店や有名なお店で食事をしたいですよね。
ハワイには、様々な飲食店がございます。

日本でも有名なお店などもいくつかあるので、お店を決める際はとても選択肢が多いかもしれません。

ハワイでの食事代の相場は1日あたり1万円は確保しておいた方が良いと思います。

また、ハワイにはアメリカ同様チップの文化があります。
そのため、食事代1万円に加え、チップ代を確保して約1.5万円前後(約100ドル)は準備しておきたいですね。

交通費

ハワイの主な交通手段はバスとトロリー、タクシー、レンタカーの4種類です。

それぞれの相場について解説していきます。

ザ・バス(TheBus)

ハワイで運航しているバスはザ・バスと呼ばれています。
ザ・バスは1回の乗車料(3.00ドル)で距離に関係なく乗ることが可能です。

ザ・バスの支払い方法はプリペイドカード(ホロカード)と現金の2種類があります。

ザ・バスを利用するならホロカードでの支払いをおすすめします。
ホロカードは、パス・オフィスやサテライト・シティ・ホールをはじめ、コンビニやスーパーなどでも購入が可能です。

ホロカードは2ドルで購入でき、購入時に入金することによってすぐに利用可能です。

では、なぜホロカードの利用がおすすめなのか解説していきます。

ホロカードは事前に入金しておくことで利用可能なプリペイドカードです。そのため、乗車ごとに現金を用意する必要がありません。
また、ホロカードを利用することによって、降車後に乗車時点から2.5時間以内であれば追加料金なしで再乗車が可能です。これに加え、ホロカードには1日の上限額が決まっており、上限額に達した場合はそれ以上の追加料金がかかりません。

ハワイ旅行の際は、ザ・バスをホロカードで利用することで日々の交通費が抑えられるのでおすすめです。

ザ・バスの料金は以下の通りです。

The Bus料金表
乗車料金 大人 3ドル
子供 1.75ドル
料金上限
(HOLOカード利用時のみ)
1日 大人 7.50ドル
子供 3.75ドル
1ヶ月 大人 80ドル
子供 40ドル

トロリー

ここではワイキキトロリーについて解説します。

ワイキキトロリーは全部で4つの路線があります。

路線は以下の通りです。

  • ブルーライン
    • 東海岸周遊&ローカルグルメツアー
  • レッドライン
    • ダウンタウン・ホノルル、ハワイの英雄と伝説ツアー
  • グリーンライン
    • ダイアモンドヘッドシャトル
  • ピンクライン
    • アラモアナ・ショッピング&ダイニングシャトル

各路線のマップについてはこちらをご覧ください。

各路線の料金は以下の通りです。

ワイキキトロリー(1日乗り放題パス)料金表
路線 大人 子供(3~11歳)
ブルーライン 31.50ドル 21ドル
レッドライン 31.50ドル 21ドル
グリーンライン 19ドル 12.75ドル
ピンクライン 5.5ドル

タクシー

ハワイのタクシーは日本とは違い、流しで運行しているタクシーがありません。そのため、タクシーを利用したい場合は、電話などで手配する必要があります。

また、タクシーを利用する場合はチップが必要となり、メーター料金の15%のチップを払うのが一般的となります。そして、トランクへ入れる荷物がある場合は、1つにつき1ドル、大きい荷物の場合は5ドルのチップを追加するのがマナーです。

ハワイにはUberでタクシーを手配する方法もあります。
Uberの場合、会社で運営されているものではなくUberに登録している一般の方が運転手となります。そのため、通常のタクシーより安く利用できます。また、事前にアプリ内で決済をするため、乗車後に現金のやりとりは行いません。

タクシーを利用する場合は、Uberで手配してみてはいかがでしょうか。

レンタカー

ハワイのレンタカーは日本に比べてかなり高くなっています。
1日あたり約150ドル〜200ドルが相場です。

また、交通ルールが日本とは異なるため、しっかりと事前に確認をしておかないと思わぬ罰則を受けることになるため注意が必要です。

以下はハワイの交通ルールの一部です。

  • ハワイの車は左ハンドル
  • 右側通行
  • 赤信号でも曲がれる場所がある
  • 全ての座席でシートベルトの着用が義務付けられている

レンタカーを利用する際は、しっかりと交通ルールを確認してから運転しましょう。

お土産・ショッピング代

ハワイの物価は日本に比べて高めです。
そのため、お土産や日用品が必然的に値段が高くなっています。

お土産は目安としては5,000円〜(約35ドル~)になります。
しかし、人によって選ぶお土産が違うので費用は変わると思います。

また、空港やデパートなどで買うと通常よりも割高になってしまいます。
スーパーなどでも購入可能なお土産もありますので、買う場所にも気を付けてみてはいかがでしょうか。

チップ代

ハワイはアメリカと同様にチップの文化があります。

飲食店の場合、基本的に合計金額の15〜20%のチップが必要です。また、ベッドメイキングなどでもチップが発生するので注意しましょう。

予算を考えるときは、通常の費用に加え、チップ代も考慮する事をおすすめします。

下記表では、ハワイで支払うチップの相場についてサービスごとにまとめたのでご覧ください。

ハワイのチップ相場
ホテル ポーター 荷物1個につき2ドル
ベッドメイキング ベッド1個につき1泊1~2ドル
ルームサービス 利用金額の18~20%
バレーパーキング 1回につき2~5ドル
レストラン 食事代金の15~20%
タクシー 乗車料金の15~20%
荷物の出し入れをしてもらったときは荷物1個につき1ドルを追加する
スパ&サロン 施術料金の15~20%
ツアー&アクティビティ 料金の15~20%

なお、スパ&サロンやツアー&アクティビティには、あらかじめサービス料としてチップ代が含まれている場合があります。
そのため、会計時に請求書などを確認し、サービス料が含まれているかチェックするようにしましょう。

ハワイ旅行を計画する前に知っておきたいこと

ハワイのベストシーズンをご存じですか?
また、ハワイの物価事情はどうなっているのでしょうか。

ここでは、ハワイ旅行を計画する際に、知っておいた方がいい情報を解説していきます。

ハワイのベストシーズンとは?

ハワイには乾季と雨季の2つの季節があります。

乾季は4月〜9月頃になっており、良く晴れた空が特徴のハワイ感満載の季節です。
GW(ゴールデンウィーク)やお盆、夏休み期間(7〜8月)などはちょうど乾季にあたります。ハワイは夏でも最高気温が30℃に満たないことが多く日本に比べてとても過ごしやすいです。
そのため、夏にハワイに行く方が多いです。

一方雨季は、10〜3月ごろまでになります。雨季といっても一日中雨が降っている日はほとんどありません。
ハワイで降る雨は、基本的ににわか雨の場合が多く、また、降ってからすぐにやんでしまうため、傘を持ち歩く方が少ないのが特徴です。

また、ハワイは1年を通して気温の変化が少なく、日本の冬の時期でもハワイでは平均25°C近い気温があるため、海に入ることが可能です。なお、この時期のハワイは早朝や夜の時間帯に少し冷え込むことがあるため、上着など羽織れる服を用意する必要があります。

上記からわかるように、ハワイは1年を通して過ごしやすい気候になっているため、「ベストシーズンはこの時期!」と断言することは一概にはできません。
しかし、多くの方がイメージする常夏のハワイを味わいたい場合は、乾季である4月〜9月の間に旅行を行うのが良いと思います。

なお、ハワイはレインボーステート(虹の州)と呼ばれており、雨季(10月〜3月頃)には雨上がりに美しい虹を見ることができます。常夏とはひと味違った表情のハワイを楽しみたい方は、雨期である10月〜3月頃に旅行するのがおすすめとなります。

安い時期

ハワイは1年中過ごしやすい気候のため、1年を通して観光客が多い場所となっています。そのため、上記で述べたようにベストシーズンが明確には決まっていません。

ですので、ハワイ旅行を行う際は、定めた予算によって、旅行シーズンを決めることがおすすめです。

少しでも安くハワイ旅行を行いたい方は、比較的航空券やホテル料金が安価になる5月のGW明け〜7月上旬ごろが良いでしょう。
この時期のハワイは乾季にあたるため、早朝や夜の冷え込みがなく1日中快適に過ごすことができます。さらに、マリンスポーツなどのアクティビティを天候の心配なく楽しむこともできるため、旅行には好条件の時期といえます。

その他の時期でも安く旅行ができる時期がいくつかあるため、詳しく知りたい方は、下記のページをご確認ください。
ハワイ旅行が安い時期はいつ?格安ハワイ旅行をするためのコツを教えます

ハワイの物価を確認

ハワイの物価は、日本の1.5〜2倍くらいです。
例えば、カフェでコーヒーを飲む際、ハワイだと1杯1,000円〜が目安となります。
また、水はおよそ200円〜となります。

滞在中にレストランなどでずっと食べてしまうととてもお金がかかってしまいます。
少しでも節約して過ごしたい場合は、フードコーナーやスーパーを活用してみてはいかがでしょうか。

LCC(格安航空会社)と大手航空会社の違い

海外旅行で航空券を購入する際にどの航空会社が良いのか悩むことはありませんか?
また、通常の航空会社より料金が安くなっているLCCとはどのような航空会社なのかわからず、選ぶのが不安な方はいませんか?

LCCとはローコストキャリアの略で、一般的な航空会社より格安の料金で航空券を提供している会社のことを指します。
これらの航空会社が航空券を安く提供できる理由は、航空券に付随しているサービスの種類の違いです。

主に手荷物のお預け料金や機内サービスに違いがあります。
LCCは、JALやANAとは異なり、手荷物を預ける際に料金がかかることがほとんどです。また、機内サービスも有料の場合が多くなっています。

このように、LCCではサービスの料金が航空券に含まれていないため、安い料金でのフライトが可能になっているのが特徴となっています。

ハワイ〜日本間では、JALの完全子会社である「AIR ZIP」がLCCとして直行便を提供しています。

したがって、ハワイ旅行を少しでも安い予算で行いたい方は、LCCの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

2023年ではハワイ旅行で1人あたり20~35万円の費用が必要だった

ハワイは日本のみならず、たくさんの国から人気のある観光地です。そのため、観光客が年々増加しているのでそれに比例して物価や宿泊料金が高騰しています。

2023年ではハワイ旅行へ行くには1人当たり20〜35万円の予算が必要と言われていました。
2024年2月現在でもあまり変化はなく、今でも1人当たり20〜35万円は最低でも必要となりますので、これからハワイ旅行を検討する方は上記で解説してきた内容を参考に予算を決めてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?

ハワイはとても人気のある観光地のため、繁忙期(ハイシーズン)は航空券や宿泊料金がとても高くなります。そのため、ベストシーズンにハワイ旅行を楽しみたい場合は、余裕を持った予算の計算をする必要があります。

しかし、ハワイは1年中楽しめる場所でもあります。
ベストシーズンからあえて時期をずらして旅行の計画を立てることは予算を抑える方法として最適かもしれません。

必要な費用を知り予算に合ったハワイ旅行のプランを立てましょう!

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