【記入例】ESTA申請のカード所有者の請求先住所とは?書き方をわかりやすく解説

ESTA申請の料金の支払いにはクレジットカード・デビットカード・Paypalのみ利用できます。しかし、クレジットカード情報の入力時にも注意点が多くあります。

この記事では、支払い時に入力する情報の書き方について、記入例をもとに分かりやすく解説していきます。

カード所有者の請求先住所とは

ESTAの申請料の支払い時に入力する「カード所有者の請求先住所」とは、支払いに利用するクレジットカードまたはデビットカードの名義人が現在在住している住所のことです。

そのため、カードの名義人が自分である場合は、現在お住まいの住所を記入します。

また、ESTA申請者とクレジットカードの名義人が異なる場合は、クレジットカードの名義人の住所を記入します。

カード所有者の請求先住所の記入例

下記の画像では、カードの請求先住所をはじめとした支払い情報の記入例をご紹介します。
今回は架空の住所である「東京都 美桜区 新緑 1-2-3」を使います。
注意点として、支払い情報の入力の際には絶対に漢字等の日本語・全角のアルファベットは使わないようにしましょう。

①クレジットカード名義人氏名

クレジットカード名義人氏名

まず、「クレジットカード名義人氏名」を記入します。基本的にはクレジットカードの所有者の名前を入力するのみです。

しかし、注意点として漢字やひらがな等の日本語では入力しないでください。

必ず「半角アルファベット」で入力を行いましょう。

なお、日本人の多くの方はミドルネームがないことが多いため、記入する必要はありません。

ミドルネームがある方だけ記入するようにしましょう。

②カード所有者の請求先住所

カード所有者の請求先住所

こちらには、支払いに利用するクレジットカードの名義人の現住所の番地を記入します。

申請者とクレジットカードの名義人が異なる場合は、所有者の現住所を記入します。

また、こちらに都道府県から番地までを入力して頂いても構いません。

名義人の氏名と同様に半角アルファベットで入力しましょう。

③請求書送付先住所2

請求書送付先住所2

こちらには、クレジットカード名義人の現住所の「字(あざ)」という地域名を入力します。

地域名は日本の住所で言う、市区町村のすぐ後に続く地名のことです。

記入例として用いている住所「東京都 美桜区 新緑 1-2-3」で言うと「新緑」の部分です。

④市区町村名

市区町村名

こちらには、クレジットカード名義人の現住所の市区町村名を記入します。なお、住所記入では「City(市)」「District(区)」「Town(町)」「Village(村)」などを省いて入力しても問題ありません。

また、「○○-shi」「○○-ku」等と入力しても問題なく申請を行うことができます。

⑤国

国

「Japan」を選択しましょう。アルファベット順で並んでいるため、分かりづらくなっています。間違えないように注意してください。

⑥都道府県名

都道府県名

クレジットカード名義人の現住所の都道府県を入力します。市区町村と同様に「Prefecture(都道府県)」を省いて記入しても問題ありません。

⑦郵便番号

郵便番号

クレジットカード名義人の現住所の郵便番号を入力します。

ハイフンありで問題ありません。

⑧カード番号

カード番号

支払いに利用するクレジットカードのカード番号を入力します。

こちらも上記を同じく半角数字での記入が求められます。

⑨有効期限

有効期限

利用するクレジットカードの有効期限を入力します。

選択制であるため、間違いはないと思いますが、入力の際に「月 / 年」であることに注意しましょう。

⑩セキュリティコード

セキュリティコード

利用するクレジットカードのセキュリティコード(CVCまたはCVV)を入力します。

セキュリティコードはカードのオモテ面またはウラ面に記載されている3桁のコードです。

mastercardでは「CVC(Card Verification Code)」、VISAカードでは「CVV(Card Verification Value)」と記載されており、不正利用を防止するための特殊コードです。

⑪支払い情報の確認

支払い情報の確認

全ての入力が完了したら、画面左下の「続行」ボタンをクリックすると支払い情報の確認に入ります。

間違って入力している項目はないか再確認しましょう。

支払い情報チェックリスト
日本語で入力している部分はないか
クレジットカード所有者の氏名のスペルは間違っていないか
住所や郵便番号に間違いはないか
クレジットカードの番号に間違いはないか

【注意】アメリカの住所の書き方

日本で住所を書く際には「郵便番号・都道府県・市区町村・番地・建物名・部屋番号」という順番で記入するのが一般的です。

しかし、ESTAを記入する際はアメリカ式で住所を入力する必要があります。

アメリカ式の住所の書き方は、「番地(ストリート名)・建物名・部屋番号・市区町村・州名(都道府県名)・郵便番号」の順に記入します。

支払い情報の入力の際には上記の通りに記入することを意識しましょう。

どんなものが届く?

請求先住所を移入しても、ESTAを管理しているCBP(米国税関・国境管理局)からは何も届きません。実際、クレジットでの支払いになりますので、即日支払いが完了します。

そのため、アメリカからESTAの申請料金の請求書などが届くことはありません。

「請求書送付先は無効です」と表示されるときの対処法

「請求送付先は無効です」とエラー表示される方は多くの場合、住所記入欄に日本語または全角の英語で入力しています。

ESTAはアメリカの制度ですので、半角アルファベットで入力しましょう。

また、再入力する際にはもう一度お住まいの住所の英語表記を調べ直してから再度入力する事をオススメします。

自分とクレジットカードの所有者の住所が違う場合

ESTA申請者とクレジットカードの所有者が異なる場合、請求先住所はクレジットカード所有者のものを記入しましょう。

ESTAの申請料の支払いでは、クレジットカードの所有者と申請者が異なっても問題ないことをCBPが公表しています。

そのため、申請者とクレジットカードの所有者が異なっていても審査には全く問題ありません。

支払い情報の入力で間違った情報を入力してしまった場合は?

クレジットカードの住所や名義人の欄に間違った情報を入力してしまった場合でも、ESTAの審査に影響はありません。

ESTAの審査に係る情報は、「申請者情報・個人情報・滞在先の住所・適格性に関する質問」のみです。

そのため、間違ったクレジットカード情報を記入してもESTAの審査には問題ありません。

クレジットカードを契約した時の住所と現住所が変わっている場合

基本的に、支払い情報で記入する住所はESTAの審査に係る項目ではないため、現住所を記入しておけば問題ありません。

しかし、確実にESTAを取得したいという方はカード会社に連絡し、住所の更新手続きを行いましょう。その後、支払い情報にて、現住所の記入を行うことをお勧めします。

まとめ

ESTA申請の請求先住所について記入例をもとに解説しました。

支払い情報の記入では、他の項目と同様にアルファベットを用いて住所や氏名などを入力しなければなりません。

また、住所の順番も日本式ではなくアメリカ式で入力することが求められます。

以上の二点に注意し、ESTA申請を完了させましょう。

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