オーストラリアの電子渡航許可「ETA(ETAS)」を徹底解説します

ETA(イータ)とは、アメリカで導入しているESTA(エスタ)のような、オーストラリアの電子渡航許可の名称です。

ETAは、90日以内の滞在を目的にオーストラリアへ渡航する際に、渡航者が事前に申請・取得する必要があり、ETAの申請・取得をすることでビザの取得が不要になります。なお、ETAを申請するには、滞在目的が観光や短期商用、家族・知人への訪問である必要があるため、注意が必要です。

本記事では、ETAの申請要件や申請方法を解説していきます。また、オーストラリアの観光情報についてのご紹介もありますので、ぜひご覧ください。

ETA(イータ)とは

ETAは、オーストラリアで導入されている電子渡航許可制度(ElectronicTravelAuthoritySystem)の頭文字から取ったものでオーストラリアでの電子許可証の名称となっています。また、ETAは別称として「ETAS(イータス)」とも呼ばれることもあります。

ETAのシステム自体はアメリカで導入されているESTA(エスタ)と同様のしくみで、対象国の渡航者が豪州渡航をする際に、ETAを事前に申請・取得していることで、ビザ申請なしでのオーストラリア入国が可能になります。

ETAのような電子渡航許可は、海外からの渡航者によるテロ行為や不法滞在の防止を図る対策として導入されています。また、事前に渡航者の情報から適格性や危険性などを判断するため、入国審査を簡略化させることも可能となっています。

ETA(ETAS)の種類

ETA(ETAS)には、観光を目的とする「観光用ETA(ETAS)」と商用を目的とする「短期商用ETA(ETAS)」があります。そのため、観光ビザや商用ビザの代わりに利用することが可能です。観光・商用どちらを選択しても必要書類が増えることはありません。

観光ETA(V VISITOR ETA)主に観光目的の際に発給される。家族・知人訪問の際も観光ETAに該当する
短期商用ETA(BS SHORT ETA)報酬を伴わないビジネスの際に発給される。会議・研修・展示会などが該当する。

ETAの申請時に申告した渡航目的により、目的に応じたETAになりますが、それぞれのETAはどちらの渡航目的でも利用が可能です。そのため、渡航目的を変更するにあたっての再申請は必要ありません。

ETASの申請要件

ETAの申請をするには、オーストラリアでの滞在期間が90日以内である必要があります。渡航目的は観光や短期商用、家族・知人への訪問に限られます。

ETAの有効期限は1年間です。有効期間中は、オーストラリアへ複数回の渡航が可能になります。

なお、オーストラリアで乗り継ぎを行う場合、8時間を超えての滞在や空港外へ出る、およびオーストラリアの空港で荷物の受け取りを行う場合はETAの申請・取得が必要になります。

申請条件や有効期限などに関しては、下記表でまとめましたのでご覧ください。

ETAの申請要件
申請条件 ・ETA対象国の国籍を保持している
・渡航目的が観光や短期商用、家族・知人への訪問である
・オーストラリアでの滞在期間が90日以内である
・オーストラリアが指定する病気や伝染病に罹患していない
・重大な犯罪歴がない
・有効なオーストラリアビザ(査証)を保持していない
有効期限 1年間
申請料金 無料

しかし、アプリでの申請には手数料が発生する
(アプリ申請手数料:20オーストラリアドル)
ETA対象国 ・日本        ・韓国
・香港        ・アメリカ
・カナダ       ・シンガポール
・マレーシア     ・ブルネイ
・アンドラ      ・オーストリア
・ベルギー      ・デンマーク
・フィンランド    ・フランス
・ドイツ       ・ギリシャ
・アイスランド    ・アイルランド
・イタリア      ・リヒテンシュタイン
・ルクセンブルク   ・マルタ
・モナコ       ・ノルウェー
・ポルトガル     ・サンマリノ共和国
・スペイン      ・スウェーデン
・スイス       ・台湾
・オランダ      ・イギリス
・バチカン市国

ETA(ETAS)をスマートフォンのアプリから申請できる国は次の通りです。

   
・日本      ・韓国     ・アメリカ  ・カナダ    ・シンガポール
・香港      ・マレーシア  ・ブルネイ  ・アンドラ   ・オーストリア
・ベルギー    ・イギリス   ・ブルネイ  ・カナダ    ・デンマーク
・フィンランド  ・フランス   ・フランス  ・ドイツ    ・ギリシャ
・アイスランド  ・アイルランド ・イタリア  ・リヒテンシュタイン
・ルクセンブルク ・マレーシア  ・マルタ   ・モナコ    ・オランダ
・ノルウェー   ・ポルトガル  ・サンマリノ ・スペイン
・スウェーデン  ・スイス    ・台湾    ・バチカン市国

※現在は申請は、ETA専用アプリでのみ申請が可能です。

ETASの申請方法

現在、ETA(ETAS)公式サイト上での申請は受け付けていないため、専用アプリでの申請方法を解説していきます。

まずは、下記よりオーストラリアETA(ETAS)アプリをダウンロードし取得してください。

Google Play(android)

App Store(iPhone)

ダウンロード後アプリの表示はこのような画面が表示されます。

オーストラリアETA(ETAS) アプリ 起動画面

①セキュリティ設定

オーストラリアETA(ETAS) アプリ Terms and Conditions(利用規約)

アプリを開くとETA(ETAS)アプリの利用規約、セキュリティ設定の画面が表示されます。
「Terms and Conditions(利用規約)」を確認し問題がなければ、「Agree(同意する)」を押します。

なお、利用規約のざっくりとした内容は以下の通りです。

  • ETAアプリはETAをお持ちでない時は削除して使用しなくてもよい
  • アプリ内の情報はプライバシー保護されている
  • 虚偽の申告をしない
オーストラリアETA申請アプリ画像 生体認証設定画面

次に、アプリのロックナンバーを設定する画面に移ります。お好きなパスワードを設定しましょう。また、スマートフォンに設定されている「生体認証」を使用することも可能です。

②申請者の選択

オーストラリアETA申請アプリ画像 申請者確認画面

「Travel agent」とは旅行代理店の意味で、申請者が旅行業者であるかを質問する画面が表示されます。旅行業者でなければ「No」を選択して進んでください。次に「New ETA」のボタンが表示されますのでタップして申請を始めましょう。

③利用規約の同意

オーストラリアETA申請アプリ画像 利用規約の同意画面

ETA(ETAS)アプリを利用するにあたっての同意画面です。問題が無ければ「Agree(同意する)」を押してください。その後、申請の手順についての説明画面が表示されます。確認ができたら「Start」を押しましょう。

④パスポート(旅券)のスキャン

オーストラリアETA申請アプリ画像 パスポート(旅券)のスキャン

パスポートのスキャンをします。
詳しい手順はビデオでの解説が掲載されています。
下記サイトの「Scanning the passport data page- Japanese Subtitles」「Reading the passport eChip (non-US passport)- Japanese Subtitles」を参考にして進めてください。
https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/electronic-travel-authority-601/eta-video-guides

パスポートのスキャンが完了するとパスポート情報が表示されます。間違いがないか確認をし、問題がなければ「Confirm」を押して申請を進めてください。

⑤顔写真撮影

オーストラリアETA申請アプリ画像 顔写真撮影

顔写真の撮影になります。
詳しい手順に関してビデオでの解説があります。
下記サイトの「Taking a photo of yourself- Japanese Subtitles」を参考に撮影をしてください。
https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/electronic-travel-authority-601/eta-video-guides

顔写真の撮影で何度も取り直している方を多く見かけます。顔写真の撮影は光を浴びすぎると反映されずに何度も撮影することになります。右と左で極力光が当たらないように撮ると反映されやすいです。5回やって反映されない場合は、ETA申請のアプリをスマホの画面上から消して、一からやり直すと顔写真が反映する確率が上がります。

認証までに時間はかかりますが、顔認証はあきらめずに撮影することがおすすめです。

⑥ビザ(査証)の確認

オーストラリアETA申請アプリ画像 有効なビザの確認画面

顔写真の撮影が完了したら、パスポートの発行国について記載されます。問題がなければ「Next」を押しましょう。
次の画面ではオーストラリアのビザを持っているか確認ができます。
ビザを保有していない方、初めてオーストラリアへ入国する場合は「Next」を押してください。

⑦申請者の追加情報

申請者の出生国とパスポートの名前と別の名前があるかの質問が表示されます。

結婚などにより、パスポート記載名以外に名前がある場合は「Yes」を、ない場合は「No」を選択しましょう。
「Yes」を選択した場合は、パスポートに記載されていない名前を入力します。「Reason」の欄には、該当する項目を選択しましょう。

⑧申請者情報の入力

オーストラリアETA申請アプリ画像 申請者情報の入力画面

申請者情報の入力になります。
現住所の入力の際、日本の住所は検索では表示されないため、「Enter address manually」から手入力してください。
「Street address(番地)」「City/twon(市区町村)」「State(都道府県)」「Zip/postcode(郵便番号)」「Country(国)」を入力していき、「Save address」を押してください。※例:Japan Tokyo minatoku 1-1-1 と記入しても表示される場合もあります。  

入力した住所と電話番号の入力欄が表示されます。
電話番号から最初の0を省いた番号を入力して「Next」をタップしましょう。
※電話番号の国番号が+81になっていることをしっかりと確認してください。

⑨メールアドレス認証

Eメールアドレスの入力をします。
申請の確認メールなどを受信したいメールアドレスを入力し、「Verify email」を押してください。
入力したメールアドレスに6桁の認証コードが届くので、打ち込みましょう。
無事に認証ができると、「This email has been verified」と表示されるので、「Next」をタップしましょう。

⑩入力情報の確認

ここまで入力した申請者の情報が表示されます。
間違いがないか確認し、問題がなければ「Confirm and save profile」を押しましょう。
なお、間違いがあった場合は、「Edit」をタップすることで編集ができます。

⑪渡航情報に関する質問

オーストラリアETA申請アプリ画像 渡航情報に関する質問

ETAの種類の選択になります。
「Business(商用)」と「Tourist(観光)」から該当項目を選択しましょう。

下の質問は手続きを行っている方が申請者本人かどうかの質問です。
本人なら「Yes」を、代行なら「No」を選択しましょう。

最後に申請を行っている場所についての項目です。
該当する国を選択し、「Next」を押してください。

⑫留意事項の確認

オーストラリアETA申請アプリ画像 留意事項の確認画面

ETAの有効期限が切れた際にビザを所持していなかった場合は、不法滞在になることを理解しているかという旨の内容が記載されています。
同意する場合はチェックボックスにチェックを入れ、「Next」を押しましょう。

⑬適格性に関する質問

ここからは質問に答えていく形式になります。
なお、質問は基本的に「No」と回答していく形になります。
質問内容について下で説明していきます。

1,Has the applicant ever had a criminal conviction?
これまでに有罪判決を受けたことがありますか?

2,Has the applicant ever been charged or convicted of a family or domestic violence offence or any similar related offence?
これまでに家庭内暴力やそれに類似する罪で起訴や有罪判決を受けたことがありますか?

3,Has the applicant ever been the subject of a domestic or family violence order, or any other order, of a tribunal or court or other similar authority, for the personal protection of another person?
家庭内暴力、それに伴う保護の目的として裁判所やそこに類似する機関に命令や指示を受けたことがありますか?

⑭滞在先情報の入力

オーストラリアETA申請アプリ画像 滞在先情報の入力画面

質問に答えたあとは、滞在先の情報を入力していきます。
わからない場合は理由を記入していくのですが、英語での入力になるので注意しましょう。

滞在先の情報がわかる場合は「I know the address」を選択し、「Addres(滞在先の住所)」「Phone number(滞在先の電話番号)」「Contact/business name(上記の電話番号の所持者やホテルの名)」を入力し、「Next」を押しましょう。

⑮申請内容の確認

申請内容の確認画面になります。
内容の確認をし、問題がなければ「Next」を押してください。
※アプリでのデータ提出には位置情報の許可が必要になります。

申請者一覧が表示されます。
他の方の申請が必要な場合は「Add another application」から申請を行ってください。
問題がない方は「Next」を押し、申請費用の支払いに移ってください。

⑯お支払い

オーストラリアETA申請アプリ画像 決済画面

申請費用を確認し、支払いを行ってください。
支払い方法は、使用するデバイスによってGoogle Pay、Apple Pay、各種クレジットカードとなります。認証が完了したら、メールが届きます。
そのメールを印刷し、渡航時に携帯しておきましょう。

ETA(ETAS)申請後の注意点

ETAの申請後、何らかの理由により、追加情報を申告しないと処理または承認がされない場合があります。

その際、追加情報を提示する方法が記載されたメールが届くので、下記の作業を行ってください。

  • メールに記載されたリンクから直接オンラインフォームを提出する
  • オンラインフォームの全ての質問に回答し、必要な補足書類を添付する
  • Form 1554:ETA Request for further processingを記入し、オンラインフォームに添付する

なお、追加情報を求められた際は、オーストラリアETA(ETAS)アプリから再度申請を行っても同一の結果になるため、必ずメールで送られてきた手順に従い、追加情報の提出を行いましょう。

また、ETA(ETAS)を取得できた場合は、メールにて申請結果が送られてきます。
審査結果のメールには、ETA(ETAS)の交付番号・発行日・種類が記載されているため、メールのコピーを取り、オーストラリア滞在の期間中は携帯しておきましょう。

オーストラリア乗り継ぎ便の注意事項

オーストラリア乗り継ぎ経由で目的地に行く場合には条件があります。

・オーストラリアに到着後、8時間以内に同じ飛行機または別の飛行機に乗り継ぎすること
・オーストラリア経由で目的地まで到達する為のチケットを保有していること。
 ※目的地にビザが必要な場合はビザを取得していること。
・オーストラリアの空港内のトランジットラウンジに留まること
・日本国籍のパスポート保有者であること

またオーストラリア内の空港によってルールも変わりますので以下にてご確認ください。

シドニー国際空港 深夜帯は空港業務を行っていない為、空港内で待機することができません
0時以降に乗り継ぎをする場合にはETAまたはビザの取得必須
ケアンズ空港
ゴールドコースト空港
パース空港 パース空港到着時のターミナルと違うターミナルから乗り継ぎ便が出ている場合
ETAまたはビザの取得必須
ダーウィン国際空港 別の飛行機に乗り継ぎの場合は手荷物検査と入国審査がある為
ETAまたはビザの取得必須
アデレード空港 深夜帯は空港業務を行っていない為、空港内で待機することができません

0時以降に乗り継ぎをする場合にはETAまたはビザの取得必須
空港内にあるトランジットラウンジは同じ飛行機に乗る方のみ利用可能
それ以外はETAまたはビザの取得必須
キャンベラ国際空港 深夜帯は空港業務を行っていない為、空港内で待機することができません
空港内にトランジットラウンジがないため、ETAまたはビザの取得必須
サンシャインコースト空港

オーストラリア渡航の入国制限

2022年7月06日以降、COVID‐19に関してのオーストラリア旅行者に対する入国制限がなくなりました。今後、感染症などの流行り病が出た場合はオーストラリア保健省のHPをご覧ください。

オーストラリア保健省はこちら

オーストラリア渡航でビザの取得が必要な場合

ETA(ETAS:イータス)の認証結果が拒否された場合はビザの申請をする必要があります。

ETAの認証拒否理由としては、適正性の質問事項に誤って「はい」と入力してしまう場合が圧倒的に多いです。また、パスポートの名前・生年月日・パスポート番号の入力ミスも目立ちます。

ETA(ETAS)もESTA同様に虚偽申告は認められていませんので、虚偽申告をした時点で認証拒否される可能性が高いです。ETA(ETAS)の申請が拒否されたらビザの取得をしましょう。

またETA(ETAS)はビザの簡略化としてオーストラリア渡航に使用ができますが、観光と報酬を伴わない商用の目的にのみ対応をしているので、本格的なビジネスや報酬ありの就労、90日以上の長期観光などの目的の場合はビザを取得する必要があります。

オーストラリアビザについて

ETA(ETAS)の取得ができなかった場合のビザはどんな種類があるのか確認をしていきます。さまざまなビザがありますがここでは観光・短期商用・留学等のビザを解説していきます。

・訪問(観光)ビザ(サブクラス600)

訪問・観光ビザは最大12ヶ月滞在することが可能なビザです。申請するときに観光目的か、ビジネス目的か、オーストラリアの親族訪問目的なのかでわかれます。ETAの取得ができなかった際は訪問(観光)ビザを選ぶと良いでしょう。

・一時就労ビザ(サブクラス400)

一時就労ビザは3~6ヶ月間滞在が可能です。ETA(ETAS)の業務以外で一時的に就労が必要な場合にも併用して取得する方が多いです。就労ビザは報酬が発生する場合に必要になる為、短期で報酬が発生する場合は一時就労ビザを取得しましょう。

・ワーキングホリデー(サブクラス417)

申請日に18歳~30歳まで(31歳以上は申請不可)の方がオーストラリアで12ヶ月の間、休暇をしつつ休暇中の資金も稼ぐことのできるビザです。長期的な滞在を希望する方はこちらも検討をしましょう。

オーストラリアビザの必要書類

なお、ここではETASを取得できなかった方が取得する訪問(観光)ビザの「サブクラス600」を申請する際に必要となる書類についてご紹介していきます。

上記で説明したように、サブクラス600は、観光または商用目的、あるいはオーストラリアにいる親族への訪問目的で渡航する際に申請が可能です。
したがって、サブクラス600は、ETASを利用できない方がETASの代わりとして利用することができるビザとなります。

サブクラス600を申請する際の必要書類は以下の通りです。

訪問・観光ビザ(サブクラス600)申請時の必要書類
・パスポート

・氏名の変更を証明するもの(該当する場合)
例)1,結婚証明書または離婚証明書
  2,オーストラリアの出生・死亡・婚姻登録機関、または関連する海外当局からの氏名変更証明書
  3,これまで使用していた他の名前を示す書類

・滞在期間及びオーストラリアを出国するための十分な資金があることを証明するもの
例)1,3ヶ月分の銀行明細書
  2,給与明細書
  3,会計監査済みの証明書
  4,納税記録
  5,貯金残高証明書
  6,クレジットカード明細書

・オーストラリアの親族または友人からの招待状
※招待状には以下の内容が記載されている必要があります。
 1,申請者との関係
 2,訪問の目的と滞在期間
 3,滞在資金の証明書(一緒に滞在する場合)

・滞在中の予定を確認する書類

・以下の帰国理由を証明する書類
例)1,職場に戻る予定があることを明記した雇用主からの書簡
  2,就学を証明する書類
  3,自国に家族がいることを証明する書類
  4,帰国が可能であることを証明する書類
  5,住居やその他の資産を保有していることを証明する書類

サブクラス600を申請する際は、短期滞在であることをしっかりと証明しなければなりません。
また、滞在期間を終える際に確実に帰国することをオーストラリア政府に納得してもらわなければならず、各種証明書は可能な限り多く準備することが望ましいです。

なお、その他のオーストラリアビザの必要書類についてはこちらで確認してください。

ビザの申請はオーストラリア大使館で行いましょう

ビザの申請は大使館にて行います。必要書類などはオーストラリアの内務省のHPを確認または大使館にお問い合わせをお願いします。上記のようにビザの申請時は必要書類なども多い為、行政書士事務所の専門性の高い機関から申請を行うのもおすすめです。

在日オーストラリア大使館

在日オーストラリア大使館
管轄地域 ・北海道 ・青森  ・岩手  ・宮城  ・秋田  ・山形
・福島  ・東京  ・神奈川 ・埼玉  ・千葉  ・茨城
・栃木  ・群馬  ・山梨  ・新潟  ・長野  ・富山
・石川  ・福井  ・愛知  ・岐阜  ・静岡  ・三重
所在地 〒108-8361
東京都港区三田2-1-14
電話番号 03-5232-4111
業務時間 9:00~12:30 13:30~17:00
業務日 月曜日~金曜日※休館日を除くト

在大阪オーストラリア総領事館

在大阪オーストラリア総領事館
管轄地域 ・大阪  ・兵庫  ・京都  ・滋賀  ・奈良  ・福岡  ・佐賀
・和歌山 ・鳥取  ・島根  ・岡山  ・広島  ・鹿児島 ・熊本
・沖縄  ・徳島  ・香川  ・愛媛  ・高知  ・山口  ・長崎
・大分
所在地 〒540-6116
大阪市中央区城見2-1-61ツインMIDタワー16階
電話番号 06-6941-9271
業務時間 9:00~12:30 13:30~17:00
業務日 月曜日~金曜日※休館日を除くト

学生ビザまたはワーキングホリデーを申請する際の注意点

オーストラリアへ渡航する方には、観光客だけでなく、留学する学生やワーキングホリデーを利用して渡航する方も多く、ビザを取得して渡航する方もいます。

しかし、ビザは、申請から発給までに自がんを要するため、取得するには十分に期間を確保する必要があるため、注意しなければなりません。

実際に学生ビザの申請が多い12月ごろは、申請の処理に時間がかかり、場合によっては学生ビザの審査期間の目安である2ヶ月〜3ヶ月以上の期間を要することがあります。

また、12月末からはホリデーシーズンに入ってしまい、大使館にほとんど職員がいない状態になってしまい、申請を処理できないことが多くなります。
もし、学生ビザの発給が入学までに間に合わない可能性があったとしても、その旨を伝えることで処理を早めることはできないため注意が必要です。

そのため、ワーキングホリデーや留学を検討している方は、渡航までの期間に余裕を持たせたビザの申請を心がけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
オーストラリアへ渡航する際に必要となるETA(ETAS)について解説をしてきました。
オーストラリアETAを取得することにより、ビザが免除されるだけでなく、ビザの取得に伴う必要書類の準備や大使館での面接の必要もなくなるため、面倒な申請手続きが不要になります。

また、ETAの申請料金はビザよりも安いため、アースとラリアの旅行を行う際の準備費用を抑えることも可能です。

また、この記事ではETAの申請方法をご紹介していますので、オーストラリアで90日以内の観光または短期商用を行う際は、ぜひご紹介した申請方法を参考にしてETAを取得してみてください。

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