アメリカ旅行前の準備の際に、持っていく服装選びでお悩みの方はいませんか?
アメリカはとても広大な面積を誇る国です。そのため、米国内でも場所によって、気候が大きく変動します。
では、気温や天候が大きく異なるアメリカでは、どのような服を準備して旅行を行えばよいのでしょうか?
この記事では、そのような疑問を抱える方に向けて、エリア別の気候の解説から季節ごとの服装選びのポイントまで、アメリカ旅行前の準備に役立つ情報をご紹介します。
ぜひこの記事を参考にして、アメリカ旅行の服装選びに役立ててみてください。
【エリア別】アメリカの気候について
アメリカはとても広大な土地を持つ国です。そのため、アメリカ国内でも地域によって気候に違いがあります。
アメリカ旅行の際には、米国内での移動をする事が多いと思います。それぞれの地域の気候について解説していくので、ぜひご覧ください。
ニューヨーク州(ニューヨーク)
アメリカ旅行の際にニューヨークへ訪れる観光客は多いのではないでしょうか。
ニューヨーク州はアメリカ本土とカナダの国境付近に位置しており、緯度は日本の北海道から青森付近とほぼ等しくなっています。そのため、冬(12月〜2月)の間はニューヨーク州全土で、平均的に最低気温が氷点下を下回ります。しかし、ニューヨーク州の中でもニューヨークは南に位置しているため、夏(6月~8月)は最高気温が30℃前後まで上がることが多く、暑い日が続くことがあります。
また、ニューヨーク州では、日本での梅雨の時期でも梅雨前線があがってこないため、あまり降水量がないのが特徴です。しかし、この時期は天気が不安定な事が多いため、滞在中は外出前に天気予報をしっかりとチェックしましょう。
マサチューセッツ州(ボストン)
ボストンがあるマサチューセッツ州には、世界的に有名な大学であるハーバード大学があります。また、ボストン美術館はアメリカ3大美術館と言われており、様々な時代の美術品が展示されています。
マサチューセッツ州の気候は、ニューヨーク州とほぼ変わらず、冬(12月〜2月)は最低気温が氷点下まで冷え込むことがほとんどですが、夏(6月〜8月)は最高気温が30℃近くまで上がります。また、降水量は日本と比べて少ないです。しかし、冬には積雪が多く、バスや電車が動かなくなることがあるため、注意しましょう。
ワシントン州(シアトル)
シアトルがあるワシントン州は、カナダとの国境と太平洋に面しており、アメリカ本土の北西に位置しています。シアトルは、イチロー選手が在籍していたマリナーズの本拠地であり、他にもAmazon.comとスターバックスの本社があることで有名です。
ワシントン州の平均気温は、ニューヨーク州やワシントン州に比べて、変化が緩やかです。冬(12月〜2月)の平均最低気温は2℃前後担っています。日によっては氷点下を下回ることもありますが、東京都とほぼ変わらない気候になっています。しかし、夏(6月~8月)は最低気温が10℃前後まで下がってしまうので、夏でも寒さ対策はしっかりと行いましょう。
カリフォルニア州(ロサンゼルス)
カリフォルニア州に位置しているロサンゼルスは、アメリカで最も人口が多い最大の都市となります。また、カリフォルニア州には山肌にあるハリウッドの文字で有名なハリウッドサインやウォルト・ディズニー・カンパニーの本社があります。
カリフォルニア州は、太平洋に面しているため、冬は比較的温暖であるにもかかわらず、夏は暑くなりすぎないため、過ごしやすい気候となっています。
しかし、カリフォルニア州は北部と南部で気候が若干異なります。北部は太平洋からの湿気が流れてくるため、海洋性気候となり、夏は涼しく、冬は比較的温暖ですが、雨が多く降るのが特徴です。一方、南部は年間を通して暖かい地中海気候であり、乾燥した気候が特徴となります。
一部地域では、夏の熱波や冬の高い湿度が気になる地域があるため、滞在する際は天気予報などの確認を行いましょう。
フロリダ州(オーランド)
メキシコ湾と大西洋に挟まれているフロリダ州には、世界最大のディズニーリゾートであるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートがあるオーランドやリゾート地として有名なマイアミがあります。
フロリダ州は亜熱帯気候となっており、1年を通して暖かいのが特徴です。また、夏は最高気温が平均で30℃を超えており、暑い日が続きます。冬は日によって10℃近くまで冷え込むことがあるため注意しましょう。
6月から雨季に入ってしまい、降水量が多くなります。フロリダの雨季は雷雨になることが多いので、傘は差さず、カッパやポンチョを身に付けましょう。
テキサス州(ダラス)
テキサス州はメキシコとの国境とメキシコ湾に面した場所に位置しています。気候は、夏は最高気温の平均が35℃付近まで上がる事が多いです。一方、冬は最低気温が平均4℃まで冷え込みます。
夏と冬の温度差が激しい事に加え、1日の中でも温度差がある事が特徴となります。
また、春先には意向が不安定になることが多く、竜巻が起きる可能性もあるため、旅行中は注意しましょう。
アリゾナ州(フェニックス)
テキサス州と同様に、アメリカとの戦争によって得た地域になります。
世界遺産として有名なグランド・キャニオン国立公園は、アリゾナ州の北西部に位置しています。
アリゾナ州の気候は、夏はとても暑く、猛暑が続きます。一方冬は涼しい気候になり、一年を通してほぼ晴れの日が多いことが特徴となります。
夏は最高気温が平均で40℃に達していることに加え、雨量が少なく乾燥しているので、熱中症になる危険性がとても高いです。滞在中は、水分補給など体調管理を欠かさずに行うようにしましょう。
アラスカ州(アンカレッジ)
アラスカ州は北アメリカ大陸の北西にある州です。アメリカ本土とはカナダを挟んでいるため、飛地になっているのが特徴です。
アラスカ州は、カナダの横に位置していることもあり、冬はとても気温が低くなります。最も気温が低くなる時期は最低気温が-40℃近くまで下がる事があります。一方夏は、25℃前後まで上がります。
アラスカ州の冬はとても寒いため、防寒対策を徹底しなければいけないため注意しましょう。
ハワイ州(ホノルル)
太平洋の中心付近に位置しているハワイ州は、人気観光地として毎年多くの観光客が訪れているリゾート地です。ハワイ州へ行く方は、海でのアクティビティやショッピングなどを楽しむ方が多いです。
そんなハワイ州は、1年を通して気温の変化が少なく、暖かい気候になっています。また、日本の夏にあたる7月や8月でも平均気温が30℃まで上がらず、過ごしやすい日が続きます。しかし、12月や1月は最低気温が低くなり、肌寒さを感じることがあるため、羽織れるものを用意するのがおすすめです。
季節ごとの服装選びのポイント
アメリカ旅行をする際に、悩みがちなものの1つとして持っていく服選びがあるかと思います。
ここでは、アメリカで滞在する際に、最適な服装をシーズン別にご紹介していきます。
ぜひ参考にして、アメリカ旅行でのお出かけコーデを考えてみてください。
春(3月~5月)
ニューヨークは、3月になると最低気温が氷点下まで下がることがなkなります。しかし、朝晩は共に冷え込むため、まだまだ防寒対策が必要です。
一方、マイアミのあるフロリダ州やハワイ州はこの時期でも暖かい日が多く、日中は24℃を超える日がほとんどです。そのため、比較的薄手のものを着ても問題ありません。しかし、朝と夜に少し肌寒くなることがあるため、羽織れるものを用意しておきましょう。
アラスカ州は3月でも氷点下まで冷え込む日が多く、しっかりと寒さ対策を行うことが大切です。
では、下記表でエリア別の春の服装についてまとめたのでご覧ください。
エリア別の服装表(春) | |
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ニューヨーク州 (ニューヨーク) |
3月は朝夕に冷え込むことがあるため、防寒対策をしましょう。 日中はコートを1枚持ち歩くのが良いでしょう。 |
マサチューセッツ州 (ボストン) |
3月はまだ、氷点下まで冷え込むことがあるため、 暖かい服装で過ごしましょう。 日中も気温は比較的低い日が多いので、 寒さ対策を行って外出するのが良いです。 |
ワシントン州 (シアトル) |
3月になると日中の気温が10℃前後まで上がるため、 コートなど着脱できるものを着ましょう。 しかし、早朝は冷え込むことがあるため、 十分に寒さ対策を行うことが大切です。 |
カリフォルニア州 (ロサンゼルス) |
3月は早朝に気温が低くなるため、 寝る際の服装は暖かいものを選んでください。 日中には20度前後まで気温が上がるため、羽織り物を着用し、 温度変化に対応できるようにしましょう。 |
フロリダ州 (オーランド) |
3月では朝は涼しく、日中は暑さを感じるようになります。 外出する際は、羽織りものを着用し、 いつでも着脱できるようにしましょう。 |
テキサス州 (ダラス) |
3月は、まだ肌寒さを感じる日が多いです。 コートなどを用意し、寒さ対策をしましょう。 |
アリゾナ州 (フェニックス) |
3月から日中の気温が25℃前後まで上がってきます。 朝夕と日中の温度差が大きいので、すぐに着脱できる服を 着るようにし、温度変化に対応できるようにしましょう。 |
アラスカ州 (アンカレッジ) |
3月から日中の気温が0℃を超える日が多くなります。 朝夕はしっかりと寒さ対策を徹底し、 日中は厚着をしすぎないように着脱可能な服を着ましょう。 |
ハワイ州 (ホノルル) |
朝夕に気温が下がります。 羽織れる物を用意して過ごしましょう。 |
夏(6月~8月)
ニューヨークは夏になると20℃後半まで気温が上がる日が多くなります。そのため、日中は基本的に薄手の物を着ましょう。しかし、朝は少し気温が低くなる日もあるため、パーカーなど羽織れるものを用意すると良いです。
一方、ロサンゼルスやボストンなどはまだ涼しく、肌寒さを感じる日があります。少し厚手の羽織りものを用意し、寒さ対策を行いましょう。
なお、アリゾナ州はこの時期に急激に気温が高くなります。熱中症などの対策をしっかりおこないましょう。
下記表でエリア別の夏の服装についてまとめたのでご覧ください。
エリア別の服装表(夏) | |
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ニューヨーク州 (ニューヨーク) |
1日を通して過ごしやすい日が続きます。 しかし、夏の時期は急な雷雨が発生することがあるので、 羽織れるものやレインコートを用意しておきましょう。 |
マサチューセッツ州 (ボストン) |
6月になると日中の温度が20℃を超える日が多くなります。 しかし、朝はまだ涼しい日が続くため、 パーカーやジャケットなど羽織れるものを着ましょう。 |
ワシントン州 (シアトル) |
6月を過ぎると、比較的気候が暖かくなります。 しかし、まだ寒さを感じることがあるため、 コートを1枚用意しておくのが良いでしょう。 |
カリフォルニア州 (ロサンゼルス) |
6月になると日中の温度が25℃前後まで上がる日が多くなります。 しかし、6月はまだ朝夕の気温が低くなる日があるため、 パーカーなどを用意しておいた方が良いでしょう。 |
フロリダ州 (オーランド) |
5月下旬から6月にかけて日中の温度が高くなります。 夏には降水量が増えるため、急な雨に対応できるように レインコートや傘を用意しておきましょう。 |
テキサス州 (ダラス) |
6月に入ると本格的に気温が上がってきます。 Tシャツなどで1日中過ごしても問題ないです。 |
アリゾナ州 (フェニックス) |
6月に入ると猛暑日が続くようになります。 薄手の物を身に付け、暑さ対策をしっかりと行うようにして 熱中症などに気を付けて過ごしましょう。 |
アラスカ州 (アンカレッジ) |
夏になると気温が15℃前後まで上がる日が多くなります。 寒さ対策を行いながらも、 厚着になりすぎないように気をつけましょう。 |
ハワイ州 (ホノルル) |
6月になると1日を通して24℃を超える日が増えてきます。 そのため、Tシャツ1枚で過ごしても問題ありませんが、 紫外線がつよいため、日焼け対策を行いましょう。 |
秋(9月~11月)
9月を過ぎるとニューヨーク州やマサチューセッツ州は冷え込む日が多くなってきます。しかし、年によっては9月でも残暑が続いており、10月から本格的に冷え込むようになることもあります。
9月を過ぎたあたりから、寒さ対策をしっかりと行っていきましょう。
一方、カリフォルニア州のロサンゼルスは9月を過ぎても20度を超える日が多く、過ごしやすい気温です。そのため、朝夕の気温の変化に対応できるように、羽織れる物を用意して過ごしましょう。
なお、アリゾナ州はまだ暑さが残る日が多く、暑さ対策の必要があるため、注意して過ごしましょう。
下記表でエリア別の秋の服装についてまとめたのでご覧ください。
エリア別の服装表(秋) | |
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ニューヨーク州 (ニューヨーク) |
9月を過ぎると徐々に冷え込む日が多くなっていきます。 コートなど防寒具を用意し、寒さ対策をしはじめましょう。 |
マサチューセッツ州 (ボストン) |
9月に入ると本格的に冷え込む日が多くなります。 厚手の服を用意し、しっかりと寒さ対策をしましょう。 |
ワシントン州 (シアトル) |
9月は、まだ20℃前後まで気温が上がる日がありますが、 10月を過ぎると一気に冷え込みます。 防寒具を用意し、本格的な寒さに対応できるようにしましょう。 |
カリフォルニア州 (ロサンゼルス) |
9月と10月は、まだ25℃を超える日が続きます。 朝夕に気温が下がる日があるため、羽織れる服を用意し、 気温の変化に対応できるようにしましょう。 |
フロリダ州 (オーランド) |
9月は、まだ日中に暑い日が続きます。 11月付近になると、朝夕に気温が低くなる日が多くなるため、 羽織れるものを用意しておきましょう。 |
テキサス州 (ダラス) |
9月からは、暑さに落ち着きがみられるようになってきます。 羽織りものを用意し、 気温の変化に対応できるようにしましょう。 |
アリゾナ州 (フェニックス) |
9月を過ぎても、暑い日が続くため、暑さ対策は続けましょう。 10月から11月にかけて暑さが落ち着いてくるので、 その頃に羽織れるものを身に付けるのが良いでしょう。 |
アラスカ州 (アンカレッジ) |
9月から本格的に寒さが戻り始めます。 厚手のものを用意し、しっかりと寒さ対策をしはじめましょう。 |
ハワイ州 (ホノルル) |
9月と10月を境に徐々に降水量が多くなります。 急な雨に対応できるように パーカーなどの羽織れるものを用意しておきましょう。 |
冬(12月~2月)
ニューヨーク州やマサチューセッツ州は、冬になると寒さが厳しくなり、十分な防寒対策が必要になります。厚手のコートやマフラーなどを用意し、寒さに対応していきましょう。
一方、カリフォルニア州やフロリダ州は、冬でも気温が20℃前後まで上がります。しかし、朝夕は冷え込むため、コートを用意するなどの寒さ対策を行いましょう。
なお、ハワイではこの時期は雨季に入っており、急なスコールの発生が多いです。また、朝夕の気温が20℃を下回る事があるため、羽織れるものを用意し、身体を冷やしすぎないようにしましょう。
下記表でエリア別の冬の服装についてまとめたのでご覧ください。
エリア別の服装表(冬) | |
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ニューヨーク州 (ニューヨーク) |
冬になると気温が一気に下がり、1日を通して1桁の気温になります。 1月や2月には氷点下まで冷え込むことがあるため、 厚手のコートやマフラーを用意し、防寒対策をしっかりと行いましょう。 |
マサチューセッツ州 (ボストン) |
12月から朝夕に氷点下まで冷え込む日が多くなります。 日中も5℃付近までしか気温が上がらないため、 コートやダウンなどの上着を着用し、防寒対策をしっかりと行いましょう。 |
ワシントン州 (シアトル) |
冬でも気温が氷点下まで下がることはありません。 しかし、1日を通して1桁の気温であることがほとんどなため、 コートを着用するなど寒さ対策はしっかりと行いましょう。 |
カリフォルニア州 (ロサンゼルス) |
冬の間でも、日中は20℃前後まで気温が上がります。 しかし、朝夕は温度変化が激しく、10℃を下回ることが多いので、 コートを用意して日中に着脱ができるようにしておきましょう。 |
フロリダ州 (オーランド) |
冬でも、20℃を超える日がほとんどで、比較的過ごしやすい日が続きます。 しかし、10℃近くまで気温が下がることがあるので、 上着は用意しておきましょう。 |
テキサス州 (ダラス) |
冬は最低気温が5℃前後まで下がります。 日中も15℃ほどまでしか気温が上がらないため、 上着を着用して寒さ対策を行いましょう。 |
アリゾナ州 (フェニックス) |
冬になると暑さがなくなり、寒さを感じる日が多くなります。 日中は20℃付近まで気温が上がる日が多いため、 寒さ対策は薄めのコートなどで対応しましょう。 |
アラスカ州 (アンカレッジ) |
冬は氷点下になり、日によってはー10℃を下回るほど冷え込みます。 ダウンジャケットやコートに加え、 防寒具を着用して防寒対策を徹底しましょう。 |
ハワイ州 (ホノルル) |
この時期は雨季になるため、急な通り雨(スコール)が発生します。 朝夕には20℃を下回る日もあるため、 パーカーなどを用意して身体を冷やさないようにしましょう。 |
アメリカ旅行前に知っておくべき服装事情
アメリカ滞在時の服装はどのようなコーデをしたら良いのか。
そのような疑問を持つ方はいませんか?
ここでは、アメリカ旅行の際に、気を付けるべき服装について解説していきます。
ぜひ、アメリカ旅行でのファッションコーデの参考にしてみてください。
現地のファッション
アメリカは場所によって気候が大きく異なるため、現地の方のファッションも様々です。
観光客の多いニューヨークは、比較的おしゃれな方が多いです。
しかし、カジュアルな服装でも全く問題ありません。ニューヨークは様々な服装の方が多く、派手な装いの方からシンプルな服装の方まで多種多様です。そのため、基本的に服装に気を付ける必要はありません。
一方、ハワイやロサンゼルスなどは気候が暖かいこともあり、Tシャツの方が多く、とてもラフな印象です。気候に合った服装で過ごしてみてはいかがでしょうか。
アメリカで注意すべきファッションコーデ
リゾート地で滞在する際に、気品ある服装じゃないといけないと思う方がいるかと思いますが、基本的にカジュアルな服装でも問題はありません。
しかし、高級なレストランやクラブへ行く際は、カジュアルな服装では入店が拒否されることがあります。利用する方の服装などを事前に確認して、必要に応じてドレスコードをしましょう。
また、オペラ鑑賞などを行う際は、座席によって料金が決まっており、高い咳で鑑賞する際は「気品を求められるのでは?」と思われがちですが、ブランド品などを身に付けている方はそこまで多くなく、少し高級なお店に行く感覚での服装で問題ありません。
アメリカに限らず、海外旅行をする際に注意する服装としては、女性はミニスカートなど短いスカートを着用するのは避けましょう。現地でナンパされてしまったり、犯罪に巻き込まれてしまう可能性があります。
なお、教会見学を行う際は基本的に自由な服装で問題ありませんが、露出の少ない服装にしましょう。加えて、教会の中へ入る際は、サングラスや帽子は取ってから入りましょう。
基本的に服装について気を付けることはありませんが、高級レストランなど場所によってドレスコードを求められることがあるので、注意しましょう。
旅行者も現地のファッションに合わせるべき?
基本的に現地の服装に合わせる必要はありませんが、あまりにも派手な服装やその場所から逸脱した服装をしてしまうと目立ってしまいます。それに加え、治安があまり良くない場所では犯罪などに巻き込まれたり、トラブルに巻き込まれてしまう可能性があるので注意しましょう。
シンプルかつカジュアルな服装が無難ですが、おしゃれをしたい方は目立ちすぎない程度に抑えておしゃれをしてみてください。
アメリカ旅行での持ち物リスト【衣類】
アメリカ旅行を行う際にどのような衣類を持っていけば良いのかまとめたのでぜひ参考にしてみてください。
下着
下着は基本的に滞在日数分用意しましょう。
海などに入り、着替える場合は、必要に応じて増やすことがおすすめです。
トップス(半袖又は長袖)
アメリカ旅行を行う季節や場所によって半袖か長袖を選び、持っていくようにしましょう。
なお、寒い気候の場所や冬に旅行を行う際は、トレーナーなどを持っていくのが良いです。
あまり荷物がかさばらないように、最低限の量に抑えるのをおすすめします。
ハワイなど暖かい場所へ行く際に、時期によっては朝夕で肌寒さを感じる場合があります。そのため、パーカーなど羽織れるものを用意しておきましょう。
ボトムス
旅行中は移動が多くなるため、基本的に動きやすいものを選びましょう。
ジーンズやスカートなど季節に合わせて選んでみてください。
アウター
冬や寒い気候の場所に行かない場合は、基本的に必要ありません。
アラスカ州や冬の時期にアメリカへ行く場合は、必要に応じて用意しましょう。
ルームウェア
アメリカのホテルによっては、ルームウェアを用意していない場合があります。
寝る際にルームウェアに着替えて過ごしたい方は、持っていくようにしましょう。
ネックピロー
アメリカへのフライトは時間が長く、1泊分を飛行機内で過ごします。
その際に、首などが痛くならないように、ネックピローを用意しておくことがおすすめです。
少しでも快適なフライトを過ごし、アメリカ旅行を思う存分楽しみましょう。
上記以外で用意した方が良い持ち物については下記ページでご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
アメリカ旅行で必要になる持ち物は何?必需品&あったら便利な物を徹底解説【2024年最新版】
アメリカ旅行前にESTAの取得をしましょう
アメリカでは、入国する海外の渡航者全員に対して、ビザ(査証)かESTA(エスタ)の取得を求めています。そのため、アメリカへ渡航する際は、必ずビザかESTAの取得を行う必要があります。
ESTA(エスタ)とは、アメリカで制定されているビザ免除プログラム(VWP)の利用をするための「電子渡航認証システム」です。ESTAは、90日以内でのアメリカ滞在を伴う観光または短期商用を目的に渡米する際に取得が可能なため、アメリカ旅行を行う日本の方は申請することが可能です。
また、ESTAはビザとは違い、多くの必要書類や大使館での面接を必要とせず、インターネット上で申請及び取得できます。また、取得にかかる時間は申請後から通常約3日間(72時間)以内なので、ビザのように長い時間を要する事が少ないのが特徴です。
ただし、ESTAの申請にはいくつか条件があるため、条件を満たしていない人はビザの取得をする必要があります。
ESTAの概要や申請条件については下記ページで解説しているので、詳しく知りたい方はご確認ください。
アメリカ旅行を行う方は、ぜひESTAの利用をご検討してみてください。
いかがでしたでしょうか。
アメリカは面積のとても大きな国です。そのため、アメリカ国内の中でも場所によって気候が異なります。アメリカ旅行の際は、行き先の気候などを確認し、時期や気温など状況に合った服装を選び、準備を行いましょう。
アメリカ旅行を行う際は、ぜひこの記事を参考にして、服装の選択に役立ててください。
寒さ対策または暑さ対策に気を付け、思う存分楽しめる安心したアメリカ旅行を行いましょう。