日本人が海外旅行する際に、ビザが必要になる場合とそうでない場合があります。日本のビザは国際的に信頼されており、ビザなしでも外国に渡航することができます。この記事では、日本人が海外渡航する際に、ビザを取得しなければならない国と一定の条件を満たすことでビザなしでの渡航が可能になる国を表にして一覧できるようにしています。
是非最後までお読みください。
ビザ(査証)とは?パスポートとの違い
そもそもビザがどのようなものなのかご存じですか?ビザがどのような役割を持っているか、酢類はどのような物があるのか、また、パスポートの違いはどのようなものがあるのかを下記にて解説していきます。
ビザとは入国審査をクリアした証
ビザは日本では正式名称を査証と言います。渡航前に渡航先国に事前に申請を行い、渡航先国に通って危険な人物ではないかを審査し、発行される「入国許可証」の役割を持つ書類です。
ビザ申請時は、自国の安全や治安を守るために、ビザ申請者の身元調査を行います。申請内容に不審な点があったり、過去に重大な犯罪歴等があった場合には、ビザの発給が拒否されえしまいます。
また、ビザの申請が許可されたとしても、必ず入国できるわけではなく、入国審査時に審査官に入国拒否されてしまった場合、渡航先国に入国できません。
ビザの種類は国によって変わる
ビザは渡航目的別に種類があります。しかし、ビザの種類は各国によって名称やきゃかされる行動の範囲等が異なります。
日本のビザの場合、「外交査証」や「就業査証」、「一般査証」など合計8種類のビザがあります。一方で、アメリカの場合は、一時滞在する渡航者が対象の「非移民ビザ」とアメリカに移住する目的で渡航する人が対象の「移民ビザ」の2種類に分かれます。
非移民ビザは、外国人がアメリカで観光やビジネス等のある活動を行う事のみを許可するビザです。
ビザとパスポートの違いは目的や申請先(発行元)
海外旅行する際に必須となるパスポートですが、ビザとパスポートの間にはどのような違いがあるのでしょうか。下表にて、主な違いをまとめましたので確認してみましょう。
発行元 | 申請方法 | 目的 | |
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パスポート | 自国の 外務省 |
住民登録している地域の役所等に設置されているパスポート申請窓口にて申請 | 自分の国籍や名前、年齢などを国際的に証明することができる身分証明書 |
ビザ | 渡航先国 | 日本国内にある大使館・総領事館で申請 ・ビザセンターで申請 ・現地到着後、空港にて申請 など | 渡航先の国が、自国に危険が及ばないようにするため、入国の可否を審査し、許可した人にのみ発給する入国許可証。 |
日本人が渡航の際にビザの取得が必要な国は33か国
日本人が海外に行く際に、渡航目的や滞在日数などの条件次第でビザを免除されている国は数多くあります。観光地として人気の高い国は、日本と相互にビザ免除協定を結んでいる場合が多く、観光に限ってはビザ不要のケースが多いです。
日本のパスポート保有者が海外渡航する際には、約190カ国以上の国や地域にビザなしでの渡航が認められています。
しかし、以下の33カ国は原則としてビザの取得が必要になります。
渡航の際にビザが必須になる34カ国 |
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ロシア・北朝鮮・アルジェリア・アンゴラ・ブルキナファソ・ブルンジ・カメルーン・チャド・中央アフリカ・ コンゴ共和国・コンゴ民主共和国・コートジボアール・赤道ギニア・エリトリア・ガンビア・ガーナ・リビア・ マリ・ニジェール・ナイジェリア・シエラレオネ・南スーダン・イラク・シリア・サウジアラビア・イエメン・ キューバ・ナウル・アフガニスタン・ブータン・トルクメニスタン・パキスタン・リベリア・ブラジル |
上記の国に渡航する際には、各国ごとにビザの申請を行う必要があります。
ただし、現地に到着してから取得するアライバルビザが必要な国は含まれていません。
ビザ免除されている国であっても、事前に電子渡航認証を申請する必要があったり、滞在できる期間が異なったりします。
そのため、事前に渡航先国の外務省や観光局の公式ウェブサイト等で確認をしておきましょう。
入国時にビザの取得を義務付けている国の多くは「相互査証免除協定」に基づいた政策を推進しています。そのため、両国でのビザ免除が原則的に規定されていますが、主義の違いや経済格差が背景として、ビザ取得を一方的に義務づけている国もあります。
ビザ取得が必須の理由については、下記で書く国ごとに解説していきます。
アジア地域 北朝鮮、パキスタン、アフガニスタンなど
日本も位置しているアジア州にも渡航の際にビザを取得しなければならない国は9カ国あります。それは、北朝鮮・アフガニスタン・トルクメニスタン・パキスタン・ブータン・スリランカ、中国、ネパール、東ティモールです。
スリランカを除く5カ国は日本だけでなく、ほとんどすべての国からの渡航者に対してビザ取得を義務付けています。
ビザ取得必須の理由として、これまで軍事政権や独裁政権が続き、今もなおその影響があり他国との外交が行われてこなかったからです。ビザの相互免除は、日本と相手国の外交があって実現するものなので、積極的な外交を行っていない上記の国々が日本とのビザ免除協定を結ぶことは現実的ではないでしょう。
しかし、北朝鮮は現在も独裁政権が続いてはいますが、アメリカ等の国との外交が回復しつつあるため、近い将来の入国制限が緩和される可能性は高そうです。
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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北朝鮮 | ・渡航前にビザを取得する必要がある ・国交がないため基本的に経由地(中国)にある在外公館でビザを申請する |
パキスタン | ・渡航前にビザ ・e-VISAを入手する必要がある ・日本でのビザ申請はe-VISAのみ |
アフガニスタン | 現在、日本国政府はアフガニスタン全土に退避勧告を発出しています。 どのような目的でもアフガニスタンに渡航することはおすすめできません。 |
ブータン | 事前にブータン旅行を扱う旅行会社で入国許可書の取得が必要 ビザは入国時に発給 |
トルクメニスタン | 渡航前にビザを取得する必要がある在日大使館では、 トルクメニスタンの入国管理局からの招聘状を所持している方のみビザ申請可。 出国時6ヶ月以上。未使用査証欄1頁以上 |
スリランカ民主社会主義共和国 | ビザ又はETA(電子渡航認証)が必要 |
中国 | 事前にビザ取得が必要 |
ネパール | 事前にビザ取得が必要 |
東ティモール | 事前にビザ取得が必要 |
中東地域 イラク、シリア、サウジアラビア、イエメン
ユーラシア大陸の中央に位置する中東地域の国々の中でも、イラク・シリア・サウジアラビア・イエメンの4カ国に渡航する際には、日本国籍の方はパスポートを取得する必要があります。また、日本だけでなくその他ほぼ全ての国の方も渡航の際にはビザ取得義務があります。
上記の中東地域の4カ国は内戦や紛争が激しく、情勢が非常にひっ迫しています。そのため、日本政府の外務省は日本国民に対して渡航を控えるように喚起しています。特にサウジアラビアに関しては、一般的な観光目的で渡航することがほぼ不可能です。ビジネス目的での渡航であってもビザの取得は非常に厳しいものになるため、ビザ取得の際には余裕を持った計画を立て、安全に十分配慮した上で渡航しましょう。
観光ビザが取得可能になるには、現在の緊迫した情勢が安定することが必須という見方もあります。
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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イラク | 渡航前にビザを取得する必要がある 旅券にイスラエルのビザまたは出入国記録があるとビザは発給されない |
シリア | 現在、日本国政府はシリア全土に退避勧告を発出しています。 シリアに渡航することは、今はおすすめできません。 |
サウジアラビア | 商用、就労目的は渡航前にビザを取得する必要がある 旅券にイスラエルの査証または出入国記録がある場合、ビザ発給可否は領事判断になる 観光目的の滞在はE-VISAの取得が必要。 |
イエメン | 現在、日本国政府はイエメン全土に退避勧告を発出しています。 イエメンに渡航することは、今はおすすめできません。 |
ヨルダンハシェミット王国 | 事前にビザ取得が必要。 30日以内の観光・業務目的の滞在はVisa On Arrivalでの取得も可能。 |
南アメリカ地域 ブラジル(2023年10月1日よりビザが必要となります)
ブラジルは2023年10月1日から、観光等の目的で入国する日本国籍の渡航者に対してビザ取得を義務化すると発表しました。
ブラジルの日本国籍者に対するビザ免除措置は2019年6月17日より開始されました。日本をはじめ、アメリカ、カナダ、オーストラリアの市民は90日以内の観光・ビジネス目的での渡航に限りビザの取得は不要でした。
ビザ免除措置変更の大きな要因として、2022年に大統領に就任したルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ氏にあります。同氏は、ブラジル政府の外交政策として、相互主義に基づくミラー外交を推進しています。入国措置についても相手国と同条件であることを主張しているため、これまで行われていたビザ免除措置を見直す方向になったと思われます。
日本からブラジルに渡航する際にはビザの取得が必要になりましたが、今後ブラジル政府はアメリカの電子渡航認証制度(ESTA)に準じた制度を導入することを表明したため、短期観光・ビジネスに関してどのような動きになるか注目が集まっています。
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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ブラジル | 事前にビザまたはeVISA取得が必要。 申請時6ヶ月以上。 未使用査証欄見開き2頁以上 |
東欧地域 ロシア
ヨーロッパ州に所属するロシアは非常に広いため日本からでも容易に渡航することができますが、日本国籍の方はビザの取得が必須になっています。ただし、例外として、一部の北方領土に限り、限定された期間内のみビザ免除での入国を試験的に許可されていますが、ロシア本土への渡航には、事前審査や制限が設けられています。北方領土問題については両国の外交課題として非常に重要な位置にあるため、今後の入国制度がどのようになるかも注目されています。
また、ロシアにビザなしで渡航できる国として、同じ社会主義国家のキューバや元ソ連の国々などがあります。
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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ロシア | 渡航前にビザを取得する必要がある ウラジオストク空港または海港から入出国して ウラジオストクを含む沿海地方を訪問する場合に限りeVISA取得が可能。 出国時6ヶ月以上。 未使用査証欄見開き2頁以上 |
カリブ地域 キューバ
ロシアと同じく社会主義政策をとっているキューバも渡航の際には日本国籍者に対しビザの取得を求めています。キューバは近年外交政策が柔和になったこともあり、アメリカとの外交が復活し、観光客が増加している傾向にあります。そのため、入国制度が変更され、ビザ免除になる可能性も高いのではないかという見解があります。
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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キューバ | 業務目的の場合はビザが必要 |
オセアニア地域 ナウル
太平洋の内政に位置するオセアニア州の国であるナウルでも日本国籍者が渡航する際にはビザの取得が必須になります。ビザ取得が求められている要因はナウルの経済状況にあります。1980年代まで、リン鉱石の採掘が盛んであったナウルですが、現在はリン鉱石が枯渇してしまい、経済破綻状態になっています。日本との経済格差が非常に大きいため、ビザ取得を義務化せざるを得ない状況になっています。
日本以外の国の国民に対してもビザ取得は必須ですが、例外としてミクロネシアやポリネシア、メラネシアに属する諸国に対してのみアライバルビザを取得することで入国することができます。
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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ナウル | オーストラリアのブリスベンにあるナウル総領事館でビザを取得する。 情報が少ないため、最新情報はナイル大使館にて問い合わせる。 |
アフリカ地域 ガーナ、ギニア、カメルーンなど
ガーナやギニア等をはじめとしたアフリカの国々にはビザ取得が必須の国が数多く存在します。日本国籍の方がビザを取得しなければ入国できない国は34カ国ありますが、アフリカの国々だけで22か国あり、約3分の2を占めています。
アフリカ地域でビザ取得が必須となる国は以下の通りです。
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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アルジェリア | 渡航前にビザを取得する必要がある |
アンゴラ | 渡航前にビザを取得する必要がある 外交や公用目的の場合や10歳以下子供がビザ申請する場合以外は本人申請(受領は代理可) 生後9か月以上の渡航者は黄熱病の予防接種証明書の提示が義務化されています。 |
ブルキナファソ | 渡航前にビザを取得する必要がある。 生後9か月以上の渡航者は黄熱病の予防接種証明書の提示が義務化されています。 |
ベナン | 事前にビザまたはe-Visaの取得が必要 外交・公用ビザ以外はe-Visaを取得する 生後9か月以上の渡航者は黄熱病の予防接種証明書の提示が義務化されています。 |
カメルーン | 渡航前にビザを取得する必要がある ビザ申請は郵送のみ受付。 1歳以上のすべての渡航者は黄熱予防接種証明書が要求されています。 |
チャド | 渡航前にビザを取得する必要がある 原則として在外のチャド大使館で取得する |
中央アフリカ | 現在、日本国政府は中央アフリカ共和国全土に退避勧告を発出しています。 中央アフリカ共和国に渡航することは、今はおすすめできません。 渡航前にビザを取得する必要がある 生後9か月以上の渡航者は黄熱病の予防接種証明書の提示が義務化されています。 |
コンゴ共和国 | 渡航前にビザを取得する必要がある 生後9か月以上の渡航者は黄熱病の予防接種証明書の提示が義務化されています。 |
コンゴ民主共和国 | 渡航前にビザを取得する必要がある ビザは申請者の居住国で取得する必要があり、居住国以外の国で取得した場合は、 入国時に無効と判断され入国を拒否される場合がある 生後9か月以上の渡航者は黄熱病の予防接種証明書の提示が義務化されています。 |
コートジボアール | 渡航前にビザ・e-VISAを入手する必要がある 外交・公用を除くビザは大使館申請時に写真撮影、指紋採取を行うため本人申請(受領は代理可) 生後9か月以上の渡航者は黄熱病の予防接種証明書の提示が義務化されています。 |
赤道ギニア | 渡航前にビザ・e-VISAを入手する必要がある ビザ申請時に黄熱予防接種証明書が要求されています。 |
エリトリア | 渡航前にビザを取得する必要がある |
ガンビア | 渡航前にビザを取得する必要がある ビザ申請は郵送のみ受付。 1歳以上のすべての渡航者は黄熱予防接種証明書が要求されています。 |
ガーナ | 渡航前にビザを取得する必要がある 生後9か月以上の渡航者は黄熱病の予防接種証明書の提示が義務化されています。 |
リビア | 現在、日本国政府はリビア全土に退避勧告を発出しています。 リビアに渡航することは、今はおすすめできません。 渡航前にビザを取得する必要がある |
マリ | 渡航前にビザを取得する必要がある 生後9か月以上の渡航者は黄熱病の予防接種証明書の提示が義務化されています。 |
ニジェール | 渡航前にビザを取得する必要がある 在日大使館がないため日本を兼轄する在中国ニジェール共和国大使館、 または主な経由地である在仏ニジェール大使館でビザ取得が可能。 在日名誉ニジェール共和国領事館でのビザ取得も可能 生後9か月以上の渡航者は黄熱病の予防接種証明書の提示が義務化されています。 |
ナイジェリア | 渡航前にビザを取得する必要がある 生後9か月以上の渡航者は黄熱病の予防接種証明書の提示が義務化されています。 |
南スーダン | 渡航前にビザを取得する必要がある 原則として在外の南スーダン大使館で取得する |
ギニア | 渡航前にビザ・e-VISAを入手する必要がある ビザ申請時に黄熱予防接種証明書が要求されています。 |
リベリア | 渡航前にビザを取得する必要がある ビザ申請時に未使用査証欄が表裏未使用の状態で連続20ページ(10枚)必要 |
上表の国は内戦などの影響で政治的情勢が不安定です。外国人の出入国に対して、非常に警戒しており、今後の出入国制度に関してもビザ免除の可能性は非常に低いとされています。また、経済的に困窮しているという現実もあるため、日本国籍の方だけでなく多くの国からの渡航者はビザ取得してから入国することを求められています。
日本のパスポート所有者がビザなしで渡航可能な国・地域
ここまで、日本国籍の方が渡航する際にビザの取得が必要な国について解説してきましたが、日本国籍者がビザなしで渡航することができる国はどのような国になるのでしょうか?
アジア(Asia)州のビザが不要な国
日本人がアジア州に渡航する際にビザが不要な国は以下の通りです。
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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マカオ特別行政区 Macao |
90日以内の観光・一般商用目的での渡航はビザが不要 パスポートの残存有効期間が3か月以上必要 出国予定の予約済み航空券が必要 下記の滞在費用が必要 7日以内:MOP5,000以上 8日から14日:MOP10,000以上 15日から21日:15,000以上 22日以上:MOP20,000以上 |
韓国 Republic of Korea |
90日以内の滞在で渡航目的が観光か商用のどちらかであればビザが不要 事前にK-ETAの取得が必須 【2023年4月1日から2024年12月31日まで】日本を含む22か国の市民はK-ETA免除 |
中華民国(台湾) Taiwan |
・90日以内の短期滞在で、観光・友人知人訪問・社会訪問・ビジネス目的の場合は ビザ免除 ・パスポートの有効期限は滞在日数以上必要 ・予約済みの往復航空券または第三国へ出国するための航空券が必要 |
モンゴル | ・渡航目的に関係なく30日以内の短期滞在の場合 ビザ免除 ・パスポートの残存有効期限は6カ月以上必要 ・出国用の航空券が必要 |
ブルネイ・ダルサラーム国 Burunei Darussalam |
・14日以内の観光・業務目的の場合ビザ免除 ・パスポートの有効期限は滞在日数以上必要 ・一定以上の滞在費が必要 ・出国用の航空券が必要 |
ラオス人民民主共和国 | ・15日以内の観光・業務目的での滞在はビザ免除 ・15日以内の観光、業務目的の滞在の場合 ビザ免除。 旅券の残存有効期限が入国時から数えて6か月以上必要 |
マレーシア Malaysia |
90日以内の観光・業務(商談・会議・視察)目的の滞在の場合 ビザ免除 パスポートの残存有効日数が入国時6か月以上、出国用航空券が必要 |
ミャンマー Myanmar |
30日以内。 2018年10月1日から2019年9月31日まで、観光目的に限られた試行措置であったが、 2020年9月30日まで延長された。 空路入国のほか、陸路入国も対象。 2012年6月1日より到着査証(Visa on Arrival)制度が再開された。 これにより、ヤンゴン、ネピドー、マンダレーの各空港から入国し 商用や会議参加などの場合に限り、到着ビザが発給されるようになった。 商用ビザは70日間有効で50米ドル、 エントリービザ(会議参加など)は28日間有効で0米ドル、 トランジットビザは24時間有効で20米ドル。 また、タイ国境地帯の一部の町については、5米ドルで日帰り訪問可能 コータウンでは、10米ドルでパスポートと引き換えに、 2週間の地区限定滞在許可証が発行される。 |
フィリピン Philippines |
観光・商用目的で30日以内の滞在はビザ免除。 2013年8月から21日から30日に延長。 30日以上の観光滞在希望者は、駐日大使館にて59日間有効な観光査証を無料で発行 |
シンガポール共和国 Singapore |
30日以内の観光・商用・外交・公用目的は無査証での滞在が可能。 旅券残存が入国時6か月以上で出国用予約済航空券、十分な滞在費、 必要な場合は次の訪問国のビザが必要。 |
タイ王国 Thailand |
30日以内。陸路入国は年に2回まで。 2014年8月12日以降、ビザなしでの隣国へ繰り返す再入国(ビザラン)について、 タイ王国政府は取締りを強化している。 |
ベトナム社会主義共和国 Vietnam |
旅券の種類・入国目的に関わらず15日以内はビザ不要。
2015年1月1日より、前回出国時より30日以内にベトナムへ再入国する際には、 査証が必要となった。 しかし同年6月1日に一部緩和され、30日以内に再入国する際には、 航空券の有効期間に応じた最大15日間滞在可能、 かつ1回限り有効なVRビザを空港到着時に取得できるようになった。 料金は45米ドル |
モルディブ共和国 Maldives |
・渡航前にビザを取得する必要はない ・到着時に空港で30日間滞在可能な滞在許可証が発給される。 ・パスポートの残存有効期限が入国時に6カ月以上ある必要がある ・復路の予約済み航空券 ・ホテルの予約確認書または、滞在日数1日につきUS$15以上の支払い能力を示す必要がある。 (現金・クレジットカード) |
アルメニア共和国 Republic of Armenia |
渡航前にビザを取得する必要がある 生後9か月以上の渡航者は黄熱病の予防接種証明書の提示が義務化されています。 |
ウズベキスタン共和国 Republic of Uzbekistan |
30日以内の通過(トランジット)、観光、親族・知人訪問、業務、添乗目的の短期滞在はビザ免除 パスポートの残存有効日数が出国時3ヶ月以上、未使用査証欄2頁以上必要 |
カザフスタン共和国 Republic of Kazakhstan |
30日以内の観光、業務、会議出席、知人訪問、外交・公用目的の滞在の場合 ビザ免除 旅券残存出国時6ヶ月以上、未使用査証欄見開き2頁以上、出国用航空券の提示が必要 |
キルギス共和国 Kyrgyz Republic |
期限なし。2013年8月から60日を超える滞在の場合は ビザが必要 |
ジョージア Georgia |
入国日から計算して1年間以内の滞在は活動内容を問わずビザ免除 パスポートの残存有効期間が入国した日から6ヶ月以上で帰国時まで有効なもの 滞在期間中有効な海外旅行保険の加入、滞在費用証明が必要 |
タジキスタン共和国 Republic of Tajikistan |
30日以内の観光、業務、外交・公用目的の滞在の場合 ビザ免除 旅券残存出国時6ヶ月以上、未使用査証欄2頁以上必要。 入国後10日以内に、国内にある「OVIR(オビール、査証・滞在登録局)」で滞在登録が必要 |
中近東(Middle and Near East)のビザが不要な国
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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キプロス |
3ヵ月以内の一般、外交・公用目的の滞在の場合 ビザ免除。 キプロスで収入を得る場合はビザが必要 入国時3ヶ月以上 |
イスラエル Israel |
90日以内の観光、親族・知人訪問、出張等の営利目的以外での滞在はビザ不要。 パスポートの残存有効期間が入国した日から6か月以上、未使用査証欄2頁以上必要。 空港からの入国は、原則として旅券に出入国スタンプは押されなくなり、入国カードが発行されるので滞在中は必ず携行が必要 対立国としているアラブ諸国のビザ、 入国スタンプがあると、セキュリティーチェックが厳格になる場合あり就労、留学目的は事前にビザ取得が必要。 |
パレスチナ | 90日以内の観光等の目的で入国する場合、事前にビザを取得する必要はありません。イスラエルに準ずる |
カタール国 State of Qatar |
1か月以内の観光等の目的で入国する場合、事前にビザを取得する必要はありません。 |
トルコ共和国 Republic of Turkey |
180日間のうち合計90日以内 |
アラブ首長国連邦 United Arab Emirates |
30日以内の観光等の目的で入国する場合、事前にビザを取得する必要はありません。 |
アフリカ(Africa)州のビザが不要な国
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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モロッコ王国 Kingdom of Morocco |
3か月以内の観光等の目的で入国する場合、事前にビザを取得する必要はありません。 |
チュニジア共和国 Republic of Tunisia |
3か月以内の観光等の目的で入国する場合、事前にビザを取得する必要はありません。 |
セネガル共和国 Republic of Senegal |
90日以内の観光等の目的で入国する場合、事前にビザを取得する必要はありません。 |
セーシェル共和国 Republic of Seychelles |
1か月以内の観光等の目的で入国する場合、事前にビザを取得する必要はありません。 |
ボツワナ共和国 Republic of Botswana |
90日以内の観光等の目的で入国する場合、事前にビザを取得する必要はありません。 |
レソト | 90日以内の観光等の目的で入国する場合、事前にビザを取得する必要はありません。 |
モーリシャス共和国 Republic of Mauritius |
3か月以内の観光等の目的で入国する場合、事前にビザを取得する必要はありません。 |
ナミビア共和国 Republic of Namibia |
90日以内の観光等の目的で入国する場合、事前にビザを取得する必要はありません。 |
南アフリカ共和国 Republic of South Africa |
90日以内の観光等の目的で入国する場合、事前にビザを取得する必要はありません。 |
エスワティニ |
30日以内の観光等の目的で入国する場合、事前にビザを取得する必要はありません。 |
ザンビア共和国 Republic of Zambia |
90日以内の観光等の目的で入国する場合、事前にビザを取得する必要はありません。 |
ヨーロッパ州(Europe)のビザが不要な国
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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オーストリア共和国 | 6か月以内 シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日の期間内で最大90日間を超えた期間にその他のシェンゲン圏に滞在することはできない |
アイスランド共和国 | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在の場合 ビザ免除。 出国用航空券が必要。海外旅行傷害保険の加入が望ましい シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄2頁以上 |
エストニア共和国 Republic of Estonia |
シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在の場合 ビザ免除。 過去10年以内に発行された旅券でシェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上、未使用査証欄連続3頁以上、出国用航空券が必要 入国する全ての外国人は保険証書の提示を求められることがあるため、海外旅行保険の加入が望ましい (滞在期間をカバーする死亡補償30,000ユーロ以上のもの。クレジットカード付帯も可) |
クロアチア共和国 Republic of Croatia |
シェンゲン協定加盟国(2023年1月~) 180日以内の期間に合計90日以内の観光、会議・商談目的の滞在の場合 ビザ免除。 パスポートの残存有効日数がクロアチア出国時3ヶ月以上、出国用航空券、 1日あたりEUR70相当額の滞在費用とホテル予約確認書が必要。 |
スロベニア共和国 Republic of Slovenia |
シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務、外交、公用目的の滞在の場合 ビザ免除 過去10年以内に発行された旅券でシェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上、 未使用査証欄連続1頁以上、出国用航空券、滞在費用証明が必要 海外旅行保険の加入が望ましい |
スロバキア共和国 Slovak Republic |
シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務、外交、公用目的の滞在の場合 ビザ免除 過去10年以内に発行された旅券でシェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上、 未使用査証欄連続1頁以上、出国用航空券が必要 海外旅行保険の加入、滞在費用証明の持参が望ましい |
チェコ共和国 Czech Republic |
シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光および 報酬を得ない業務目的の滞在の場合ビザ免除 パスポートの残存有効日数が出国時3ヶ月間以上、 未使用査証欄2頁以上、出国用航空券が必要 海外旅行傷害保険の加入が必要 |
ハンガリー共和国 | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、添乗、業務目的の滞在の場合 ビザ免除 シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。 未使用査証欄2頁以上 |
ポーランド共和国 | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の短期滞在はビザ不要。 十分な滞在費(3日以内:ZL300以上/4日以上:1日につきZL100以上)が必要。 海外旅行保険への加入が望ましい。 シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄1頁以上 |
ラトビア共和国 | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在の場合 ビザ免除。 滞在期間をカバーする海外旅行傷害保険(EUR30,000以上治療・救援費用)への加入が必要 シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。未使用査証欄1頁以上 |
リトアニア共和国 | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の滞在はビザ不要。 補償額が1人2万リタス以上の海外旅行傷害保険への加入が必要 シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄2頁以上 |
オランダ王国 Kingdom of the Netherlands |
シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在の場合ビザ免除。 パスポートの残存有効日数がシェンゲン協定加盟国からの 出国予定日から3ヶ月間以上+出国用航空券が必要。 海外旅行保険、滞在費用証明(必要金額は1日あたり34EUR)の持参が望ましい。 カリブ海のアルバ島、キュラソー島、セント・マーチン島、 BSE諸島(ボネール島、 セント・ユースタティウス島、サバ島)に関しては 別の条件が適用になります。 |
オーストリア共和国 | シェンゲン協定加盟国ですが、 日本との二国間の査証免除取極が優先され6ヵ月以内の観光、訪問、業務目的はビザ不要。 直行便を利用せずにシェンゲン加盟国を経由して出入国する場合は注意が必要。 シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。 未使用査証欄2頁以上 |
ギリシャ共和国 | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在の場合ビザ免除。 出国用航空券が必要。海外旅行保険、滞在費用証明の持参が望ましい。 シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。 未使用査証欄2頁以上 |
スイス連邦 Switzerland |
シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在の場合ビザ免除 パスポートの残存有効日数がシェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヵ月以上、 未使用査証欄1頁以上、出国用航空券が必要 海外旅行保険、滞在費用証明の持参が望ましい |
スウェーデン王国 | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在の場合ビザ免除。 出国用航空券が必要。海外旅行保険、滞在費用証明の持参が望ましい シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。 未使用査証欄1頁以上 |
スペイン | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在の場合ビザ免除。 往復航空券、滞在費用および滞在目的を証明するもの (ホテル予約確認書、招聘状等)が必要 シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。 未使用査証欄1頁以上 |
デンマーク王国 | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、添乗、短期留学目的の滞在の場合 ビザ免除。 業務目的は業務内容により就労許可が必要。 出国用航空券が必要。 海外旅行保険の加入が望ましい シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。 未使用査証欄1頁以上 |
ドイツ連邦共和国 | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、訪問、業務目的の滞在の場合 ビザ免除 シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。 未使用査証欄1頁以上 |
ノルウェー王国 | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、出張、添乗、短期留学の滞在は ビザ免除 シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。 未使用査証欄1頁以上 |
フィンランド共和国 | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、添乗、業務、短期留学目的の 滞在の場合ビザ免除 シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。 未使用査証欄1頁以上 |
フランス共和国 | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、短期業務目的の滞在の場合 ビザ免除。 出国用航空券が必要。海外旅行保険、滞在費用証明の持参が望ましい。 シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。 未使用査証欄見開き2頁以上 |
ベルギー王国 | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在の場合ビザ免除。 出国用航空券が必要。海外旅行保険、滞在費用証明の持参が望ましい シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。 未使用査証欄連続3頁以上 |
ポルトガル Portugal | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内で観光、業務(国際会議・会議、添乗)目的の滞在の場合ビザ免除。 10年以内に発行された旅券で必要残存シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上、 未使用査証欄2頁以上、出国用航空券が必要 |
マルタ共和国 | シェンゲン協定加盟国 6ヵ月間で90日以内の観光・留学・業務目的の滞在の場合ビザ免除。 入国時に復路航空券が必要 シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。未使用査証欄1頁以上 |
モナコ公国 | あらゆる180日間の期間内で90日以内の滞在はビザ不要 入国時3ヶ月以上。 |
リヒテンシュタイン公国(スイス) | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で合計90日以内の滞在はビザ不要(スイスに準ずる) シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。 未使用査証欄1頁以上 |
ルクセンブルク大公国 | シェンゲン協定加盟国 あらゆる180日間の期間内で90日以内の滞在はビザ不要 シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上 |
アルバニア | 90日以内の滞在の場合はビザ免除 入国時にEUR10が必要 |
アンドラ | 90日以内の滞在はビザ不要 ただし、フランスまたはスペインの入国条件を満たしていること |
ベラルーシ | ミンスク国際空港からの出入国かつ30日以内の滞在に限り査証不要である。 ただしロシア発着の航空便は利用できない。 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ | 90日以内の観光・短期商用目的の場合はビザ不要 パスポートの残存有効期限は3か月以上 |
ブルガリア |
・渡航目的が観光・添乗・業務・知人友人訪問 上記の条件に合致する場合はビザ免除 【パスポート要件】 ・過去10年以内に発行された旅券で入国時3か月以上の残存有効期間が必要 ・未使用の見開き2頁以上が必要 ・出国用航空券やEUで有効な補償額3万ユーロ以上の医療保険の保険証書の 提示が求められる場合あり |
ジブラルタル | 短期間の観光目的の滞在の場合はビザ免除 滞在期間は入国審査官次第なので出国用の航空券と十分な滞在費用を提示し、 予定よりも短くならないようにする必要がある。 |
アイルランド | 渡航目的や滞在期間にかかわらず査証が不要。 3か月以上の滞在になる場合は外国人登録の必要がある。 |
コソボ | 渡航目的にかかわらずビザ免除
90日以上滞在する場合には特別許可申請を移民局に提出する必要がある。 |
北マケドニア | 観光などの非営利目的での渡航の際にはビザ免除 営利目的・90日以上の滞在の場合にはビザを取得する必要がある |
モルドバ | 最初の入国日から数えて6カ月間のうち、90日間の滞在はビザ不要 |
モンテネグロ | 観光などの非営利目的での渡航で90日以内の滞在の場合ビザ免除 ただし、最初の入国日から数えて6カ月間のうち90日間のみ また、滞在中に不便無い経済力を提示する必要がある |
ルーマニア | 90日以内の観光、業務、知人・親族訪問、通過等の目的の滞在の場合ビザ免除 【パスポート要件】 出国時3ヶ月以上の残存有効期間(入国時6ヵ月以上が望ましい) |
セルビア | 最初の入国日から数えて6カ月間のうち、90日間の滞在はビザ不要 |
ウクライナ | 90日以内の滞在。滞在費用証明が必要(証明書の提示を求められる場合がある)。 旅券の未使用査証欄は2頁以上必要。 滞在費用証明(1日US$100相当の現金、ホテル予約証明書等)が必要。 提示を求められる場合あり。 ※ウクライナは現在紛争中であるため、非常に危険です。 ウクライナへの渡航はどのような目的であっても中止しましょう |
イギリス(イギリス王室属領を含む) | 6カ月以内の滞在は査証不要。 出国用航空券、滞在費用証明が必要。 |
北中米・カリブ(North and Central America・Caribbean)のビザが不要な国
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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アメリカ合衆国 United States of America |
90日以内の観光、短期業務、通過目的(トランジット)の滞在の場合 ビザ免除プログラム(Visa Waiver Program)あり パスポートの残存有効日数が帰国日まで有効なもの (入国時90日以上が望ましい) ビザ免除プログラムの必要要件は、 ESTA(電子渡航認証)の事前取得以外にも多数あり ESTA申請には条件あり |
カナダ Canada |
6ヶ月以内の観光、通過、知人・親族訪問、出張、 会議出席、学会発表、市場調査、契約締結等の ビジター目的の滞在の場合ビザ免除 2016年3月15日より空路で入国または乗り継ぎする場合は eTA(電子渡航認証)の取得が必要。 パスポートの残存有効日数がカナダ出国予定日+1日以上必要 |
メキシコ合衆国 United Mexican States |
180日以内の通過、観光、業務(技術指導・商談・撮影)、 芸術・文化、スポーツ活動、国際会議出席、講演会実施等 (いずれも収入を得ない場合) の目的の滞在の場合ビザ免除 機内、入国地または事前にウェブサイトで取得するFMM(出入国カード)が必要 入国時に観光の場合は滞在中の費用保証として 残高証明書またはクレジットカード、 業務の場合はギャランティーレター(英文会社推薦状)の提示を求められる場合あり パスポートの残存有効日数が帰国時まで有効なもの 未使用査証欄1頁以上必要 |
エルサルバドル共和国 Republic of El Salvador |
90日以内の一般、外交・公用目的の滞在の場合ビザ免除 パスポートの残存有効日数が入国時6ヶ月以上必要 中米4カ国協定により,エルサルバドル,グアテマラ, ニカラグア,ホンジュラスにおいて, 最初に入国した国の入国日から換算して90日以内であれば, ビザ無しで滞在及び4カ国間の移動が可能ですが, 90日を過ぎた場合,4カ国間の移動及び滞在ができなくなります |
キューバ共和国
Republic of Cuba |
30日以内の観光目的はビザ不要。 ただし事前にツーリストカードの取得が必要 パスポートの残存有効日数が入国時3ヶ月以上、未使用査証欄1頁以上必要 外国籍、国外在住のキューバ国籍者は、 事前に滞在期間中の医療費をカバーする保険(アメリカ系以外の会社)の加入が必要 |
グアテマラ共和国 Republic of Guatemala |
90日以内の一般目的の滞在の場合ビザ免除 パスポートの残存有効日数が入国6ヶ月以上、出国用航空券、滞在費用証明が必要 中米4カ国協定により,エルサルバドル,グアテマラ, ニカラグア,ホンジュラスにおいて, 最初に入国した国の入国日から換算して90日以内であれば, ビザ無しで滞在及び4カ国間の移動が可能ですが, 90日を過ぎた場合,4カ国間の移動及び滞在ができなくなります |
コスタリカ共和国 Republic of Costa Rica |
90日以内の一般目的の滞在の場合ビザ免除 パスポートの残存有効日数が入国6ヶ月以上、出国用航空券、滞在費用証明が必要 中米4カ国協定により,エルサルバドル,グアテマラ, ニカラグア,ホンジュラスにおいて, 最初に入国した国の入国日から換算して90日以内であれば, ビザ無しで滞在及び4カ国間の移動が可能ですが, 90日を過ぎた場合,4カ国間の移動及び滞在ができなくなります |
ジャマイカ
Jamaica |
30日以内の観光・就労を伴わない業務目的の滞在の場合ビザ免除 パスポートの残存有効日数が入国時6ヶ月以上、未使用査証欄1頁以上、出国用航空券、滞在費用証明が必要 |
トリニダード・トバゴ共和国(英連邦) Republic of Trinidad and Tobago |
90日以内の観光、短期商用目的の滞在の場合ビザ免除 パスポートの残存有効日数が入国時6ヶ月以上、出国用航空券、滞在費用証明、現地滞在先の確保が必要 |
ドミニカ共和国 Dominican Republic |
3ヵ月以内の観光目的の滞在の場合ビザ免除 パスポートの残存有効日数が入国時6ヶ月以上、未使用査証欄1頁以上、出国用航空券、滞在費用証明が必要 |
ドミニカ国(英連邦) Commonwealth of Dominica |
3ヶ月以内の滞在はビザ不要 パスポートの残存有効日数が入国時6ヶ月以上、出国用航空券、滞在先の確保、十分な滞在費用が必要 |
ニカラグア共和国 Republic of Nicaragua |
90日以内の観光、業務、外交・公用目的の滞在の場合ビザ免除 パスポートの残存有効日数が入国時6ヶ月以上、出国用航空券、滞在費用証明が必要 入国審査時にツーリストカードの購入(USD10)が必要 中米4カ国協定により,エルサルバドル,グアテマラ, ニカラグア,ホンジュラスにおいて, 最初に入国した国の入国日から換算して90日以内であれば, ビザ無しで滞在及び4カ国間の移動が可能ですが, 90日を過ぎた場合,4カ国間の移動及び滞在ができなくなります |
ハイチ共和国 Republic of Haiti |
90日以内の観光、業務目的の滞在の場合ビザ免除 パスポートの残存有効日数が入国時6ヶ月以上、未使用査証欄1頁以上、出国用航空券が必要 到着時に現金でUSD10の観光料金の支払いが必要 |
バハマ国(英国) | 観光はビザ不要(滞在期間は入国審査官判断)。 出国用予約済航空券(乗船証・乗車券)、十分な滞在費用が必要。 入国時6ヶ月以上。 |
バルバドス | 就労目的を除く90日以内の滞在はビザ不要。復路航空券が必要 入国時6ヶ月以上。 |
パナマ共和国 | 180日以内の滞在はビザ不要。入国時に出国用航空券、十分な滞在費の提示が必要 入国時6ヶ月以上。 未使用査証欄1頁以上 |
プエルトリコ | 90日以内の観光、ビジネス、通過(トランジット)目的の場合 ビザ免除プログラムを利用して渡航する事ができる。 ビザ免除プログラムの対象外の方はビザ必須 【パスポート要件】 帰国時まで有効なもの (入国時に残存有効期間が90日以上あることが望ましい) |
ベリーズ | 90日以内の観光、業務目的の滞在の場合ビザ免除 入国時6ヶ月以上。 未使用査証欄1頁以上 |
ホンジュラス共和国 | 90日以内の滞在はビザ不要 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄1頁以上 中米4カ国協定により,エルサルバドル,グアテマラ, ニカラグア,ホンジュラスにおいて, 最初に入国した国の入国日から換算して90日以内であれば, ビザ無しで滞在及び4カ国間の移動が可能ですが, 90日を過ぎた場合,4カ国間の移動及び滞在ができなくなります |
南米(South America)のビザが不要な国
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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アルゼンチン共和国 Argentine Republic |
90日以内の観光・業務目的の滞在の場合ビザ免除。 旅券入国時6ヵ月以上、 未使用査証欄1頁以上、 出国用航空券の提示が必要 |
ウルグアイ東方共和国 Republic of Uruguay |
90日以内の観光・業務・外交・公用目的の滞在の場合ビザ免除。 パスポートの残存有効日数が入国時6ヵ月以上必要 |
エクアドル共和国 | 90日以内の観光、業務目的の滞在の場合ビザ免除。 エクアドルと日本との間には査証免除取極はありませんが, エクアドル政府は,観光及び業務目的で入国する日本人旅行者等に対して, 年に1回90日以内の無査証での入国・滞在を認めています 入国時6ヵ月以上。未使用査証欄2頁以上 |
コロンビア共和国 | 90日以内の観光、緊急の技術援助、報道、商談・視察・会議出席等の業務渡航、 医療機関での治療、報酬を伴わない文化活動目的の滞在の場合ビザ免除。 往復航空券が必要 入国時6ヵ月以上。未使用査証欄2頁以上 |
チリ共和国 | 90日以内の観光、商談目的の滞在の場合ビザ免除 帰国時まで有効なもの。未使用査証欄1頁以上 |
パラグアイ共和国 | 90日以内の一般目的の滞在の場合ビザ免除 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄見開き2頁以上 |
ベネズエラ・ボリバル共和国 | 90日以内の観光、営利行為を伴わない商談、視察、会議出席等の 業務渡航での滞在はビザ不要 入国時6ヵ月以上。 未使用査証欄見開き2頁以上 |
ペルー共和国 | 業務目的はビザが必要。 183日以内の観光目的の滞在の場合ビザ免除。 出国航空券が必要。 入国時6ヵ月以上。 未使用査証欄5頁以上 |
ボリビア多民族国 | 業務目的はビザが必要。 1ヵ月以内の観光目的滞在はビザ不要 入国時6ヶ月以上。 未使用査証欄2頁以上 |
オセアニア(Oceania)州のビザが不要な国
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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オーストラリア | 電子入国許可(ETAS)またはビザが必要。 帰国時まで有効なパスポートが必要。 |
キリバス共和国 | 1ヵ月以内の滞在はビザ不要 パスポートの残存有効期限が入国時に6ヵ月以上必要。 未使用査証欄3頁以上 |
クック諸島(ニュージーランド) | 30日以内の滞在はビザ不要
都度確認が必要 |
サモア独立国 | 60日以内の短期滞在はビザ不要。 出国用航空券、宿泊予約証明書、滞在費用証明等が必要 出国時6ヶ月以上。 未使用査証欄1頁以上 |
ソロモン諸島 | 入国時に3か月間有効な滞在許可証が発行される。 |
ツバル | 入国時に30日以内の滞在許可が無料で付与される。 出国用航空券が必要。 入国時6ヵ月以上。 未使用査証欄片面3頁以上 |
トンガ王国(英国) | 入国時に31日間滞在可能なビザが発給される。 出国用航空券が必要 入国時6ヵ月以上。 未使用査証欄1頁以上 |
ニューカレドニア(フランス) | 180日間で90日以内の観光目的の滞在の場合ビザ免除。 出国用航空券が必要。 出国時3ヵ月以上。 未使用査証欄見開き2頁以上 |
ニュージーランド | 3ヵ月以内の観光、業務(商談のみ)、就学、公用、通過目的の滞在の場合ビザ免除。 出国用航空券、滞在資金、第三国へのビザ(必要な場合)が必要。 2019年10月1日入国分より、無査証にて入国・通過する場合は、 eTA(Electronic Travel Authority)の取得が事前に必要。 入国時3ヵ月+滞在日数以上。未使用査証欄1頁以上 |
バヌアツ共和国 | 1ヵ月以内の観光目的等の滞在はビザ不要。 出国用航空券が必要。 入国時6ヵ月以上。 |
パプアニューギニア独立国 | 事前にビザ取得が必要。 60日以内の個人観光目的の場合、 ポートモレスビーのジャクソン空港でシングルビザの取得が可能 入国時6ヶ月以上。 未使用査証欄4頁以上 |
フィジー共和国 | 4ヶ月以内の観光、2週間以内の業務目的(業務打合せ)の滞在はビザ不要。 出国用航空券が必要。 入国時6ヵ月+滞在日数以上。 未使用査証欄1頁以上 |
フランス領ポリネシア(タヒチ) | あらゆる180日間の期間内で90日以内の滞在はビザ不要。 出国用航空券が必要。 海外旅行傷害保険、滞在費用証明の持参が望ましい 出国時3ヵ月以上。 未使用査証欄見開き2頁以上 |
米領サモア(米国) | 30日以内の観光目的はビザ不要。 出国用航空券が必要。 入国時6ヵ月以上。 |
ミクロネシア(Micronesia)のビザが不要な国
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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グアム(米国) | 45日以内の滞在はビザ、ESTAは不要 帰国時まで有効な旅券(入国時45日以上が望ましい) |
パラオ共和国 | 30日以内の滞在はビザ不要。 出国用航空券が必要。 入国時6ヵ月以上。 未使用査証欄1頁以上 |
マーシャル諸島共和国 | 30日以内の滞在はビザ不要。 出国用航空券、次の訪問国のビザ(必要な場合)が必要 入国時120日+滞在日数以上。 |
ミクロネシア連邦 | 30日以内の滞在はビザ不要。 出国用航空券、次の訪問国のビザ(必要な場合)が必要 入国時120日+滞在日数以上。 |
北マリアナ諸島(サイパン) | 45日以内の滞在はビザ、ESTAは不要 帰国時まで有効な旅券(入国時45日以上が望ましい) |
海外領土
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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マヨット島 | 30日以内の滞在の場合、ビザが不要 |
レユニオン | 90日以内の短期滞在で観光目的である場合はビザ免除 |
セントヘレナ | イギリスの海外領土のため、イギリスと同じく3か月以内の滞在ならビザ免除 |
アライバルビザ(到着ビザ)で入国することができるビザ
国・地域 | 入国の条件と滞在可能日数 |
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インド India |
観光、商用、短期ビジネス、治療目的などの非営利目的での渡航の場合、 事前にビザを取得する必要はない。 到着時に空港にてVisa on Arrival(VOA)を取得し 入国・滞在することができる。 |
インドネシア共和国 Indonesia |
※ビザ免除措置が停止中 観光、商談・商品購入・会議・政府関係用務・乗り継ぎ目的は、 Visa on Arrival(VOA)またはElectronic Visa on Arrival(e-VOA)もあり 一時訪問ビザ(観光、親族訪問、視察・商談、商品購入、セミナーまたは国際展示会への参加等)及び 一時滞在ビザ(就労、機械修理・設置等)は、 インドネシア国内にいる保証人がオンラインで申請するeVISAを 事前に取得するため、日本でのビザ申請は不可 |
アラブ首長国連邦 United Arab Emirates |
30日以内の観光、親族訪問、短期商用目的の滞在は 入国時にOn Arrival Visaが無料で発給される パスポートの残存有効日数が入国時6か月以上、 旅券の未使用査証欄見開き2頁以上必要。 出国用航空券、滞在中の費用を証明するものの提示を求められる場合あり。 |
カンボジア王国 Cambodia |
観光・商用目的の場合はVisa on Arrival(VOA)で入国滞在できる |
クウェート国 State of Kuwait |
3ヵ月以内の商用、観光目的の滞在は事前にe-Visaの取得が必要。 Visa on arrivalもあり。 |
バーレーン王国 Bahrain |
14日以内の観光・業務目的の滞在は Visa On Arrivalまたはe-Visaで取得可能。 在日公館でのビザ発給は行っていない |
ヨルダンハシェミット王国
Hashemite Kingdom of Jordan |
30日以内の観光・業務目的の滞在は Visa On Arrivalでの取得も可能。 |
レバノン共和国 Republic of Lebanon |
1か月以内の観光・業務目的の滞在は Visa On Arrivalで取得可能。 旅券にイスラエルのビザまたは出入国記録があるとビザは発給されない。 |
エジプト・アラブ共和国 Arab Republic of Egypt |
一般旅券所持者のみカイロ空港で Visa on Arrivalが取得可能 |
エチオピア連邦民主共和国 Federal Democratic Republic of Ethiopia |
アディスアベバのボレ国際空港で取得するVisa On Arrivalは一時的に停止中 |
オマーン国 Sultanate of Oman |
渡航前にオンラインでe-Visaを取得する必要がある。 アライバルビザもあるが、推奨はされていない。 |
バーレーン王国 Bahrain |
14日以内の観光・業務目的の滞在は Visa On Arrivalまたはe-Visaで取得可能。 |
エジプト・アラブ共和国 Arab Republic of Egypt |
一般旅券所持者のみカイロ空港で Visa on Arrivalが取得可能 |
カーボヴェルデ共和国 Cabo Verde |
渡航前にビザを取得する必要がある 在日公館がないため主な経由地のセネガル等の第三国にある カーボヴェルデ大使館でビザ取得が必要 短期滞在の場合、入国時に空港でVisa on Arrivalの取得が可能だが、 事前取得が推奨されている 指定された出入国港 (プライア空港、サル空港、ミンデロ空港、プライア港、サル港およびミンデロ港) 以外からの出入国は禁止されている。 |
モザンビーク共和国 Republic of Mozambique |
渡航前にビザを取得する必要がある Visa on Arrivalは、 自国または居住国にモザンビーク大使館がない渡航者のみが発給対象 |
ルワンダ共和国 Republic of Rwanda |
渡航前にビザを取得する必要がある 2018年1月からキガリ国際空港において、 事前申請不要のVisa on Arrivalの発給が開始 オンラインシステム「Irembo」を通して事前取得も可能 |
シエラレオネ Republic of Sierra Leone |
渡航前にビザを取得する必要がある 原則として在日イギリス大使館で取得する |
アゼルバイジャン共和国 Republic of Azerbaijan |
事前にビザまたはeVISA取得が必要 ヘイダル・アリエフ国際空港(バクー)およびギャンジャ空港にて Visa on Arrivalもあり |
モーリタニア・イスラム共和国 Islamic Republic of Mauritania |
渡航前にビザを取得する必要がある 駐日モーリタニア大使館で査証発給を停止しているため、 空港及び国境到着時にビザを取得する パスポートの残存有効日数が入国時6ヶ月以上、 未使用査証欄1頁以上必要。 |
マダガスカル共和国 Republic of Madagascar |
渡航前にビザを取得する必要がある 30日以内の観光目的の滞在は、空港でビザ取得可能。 ただし、空港の入国管理窓口では、入国者は列を作らず無秩序で、 申請時に多大な時間を要することが多い |
まとめ
日本人が海外旅行する際にビザが必要になる国、不要な国をまとめてお伝えしました。日本のパスポートは国際的信用があるため、観光で人気の多くの国はビザを取得すること無く渡航することができます。しかし、国や地域によって滞在できる日数が異なったり、経済状況を提示する必要があったりするので事前にどのような事が必要なのかを調べておくことが非常に重要になります。
また、渡航の際にビザが必要になる場合には、申請方法や必要書類が大きく変化する場合がありますので、ビザ取得の際にもしっかりと調査を行う事をオススメします。