アメリカへ旅行する予定があるけど、どんな持ち物が必要か悩んでいる方はいませんか?
本記事では、アメリカへ旅行に行く際の機内手荷物やスーツケースの中身のリストを紹介しています。
さらに、旅行中に役立つ電子機器やアプリの紹介もしています。
また、アメリカへ旅行へ行くためには、いくつかの事前手続きが必要です。
これらの事前準備についても解説していますので、ぜひ荷造りの前に確認してみてください。
アメリカ旅行へ行く前の事前準備
アメリカ旅行の持ち物を準備する前に、確認しておかなければならないことがあります。
特に、パスポートとESTAの準備を怠ると、アメリカへの入国を拒否されたり、多額の費用を支払う羽目になってしまう可能性があります。
国内旅行とは異なり、アメリカ旅行の場合はしなければならない準備が多くなりがちですので、出発予定日の3か月前くらいから事前準備を始めるのがおすすめです。
楽しいアメリカ旅行にするために、事前の準備をしっかり行いましょう。
アメリカ旅行の計画を立てる
まず初めに、アメリカ旅行の計画を立てましょう。
どのような日程なのか、どこを観光するのか、現地ではどんな移動手段を使うのかなどできるだけ具体的に計画をしましょう。
計画が具体的だと、ホテルや航空券の予約がしやすくなり、事前準備がスムーズに進みます。
パスポートの有効期限を確認する
ある程度旅行計画が具体的になってきたら、次はパスポートの有効期限の確認をしましょう。
パスポートは、後述する「ESTA」の申請時や航空券の予約時など、日本出発前から必要になるものです。
有効期限が残っていないと旅行の準備すらできなくなってしまうので、最初に有効期限を確認する必要があります。
パスポートの有効期限は、顔写真のページの「有効期間満了日/Date of expiry」という項目に記載されています。
アメリカに入国するためには、有効期限がアメリカを出国する予定の日まで残っている必要があります。
しかし、何らかのトラブルで出国日がズレる可能性もありますし、後述するESTAにもパスポートの有効期限は影響がありますので、有効期限があまり残っていない場合は、パスポートの更新をしておきましょう。
2023年3月から、マイナンバーカードを保有している方は、オンラインでパスポートの更新手続きを行えるようになりました。
オンライン更新をした場合は、新しくなったパスポートを受け取りに行く以外は、全ての手続きをスマホだけで完結させることができます。
パスポートのオンライン更新については以下の記事で分かりやすく解説していますので、参考にしてください。
パスポートのオンライン更新をわかりやすく解説
航空券・ホテルを予約する
ホテル・航空券の予約はできるだけ早めに行うのが理想です。
飛行機で希望する席や泊まりたいホテルの部屋の予約が埋まってしまうかもしれないからです。
また、早めに予約をすれば、早期割引制度を利用できる可能性もあります。
旅行の計画を立てて、パスポートの有効期限を確認した後は、すぐにホテルと航空券の予約をしましょう。
ただし、航空券やホテルの値段は予約サイトごとに大きく異なることがあります。
できるだけお得にアメリカ旅行をするためにも、価格比較サイトから予約するようにしましょう。
ESTA(エスタ)を取得する
アメリカへ入国するためには、事前にESTA(エスタ)を取得しなければなりません。
ESTAとは、「Electronic System for Travel Authorization」の略で、ビザ免除プログラムに参加している国の国民が、アメリカで90日以内の滞在をする際に必要な電子渡航認証システムのことです。
アメリカへの渡航前にオンラインでESTAを申請すると、ビザなしでアメリカに入国することが可能になります。
米国ビザを取得していない方は、アメリカ旅行の前に必ずESTAの申請をするようにしましょう。
ESTAの申請はコチラから行えます。
ESTAの申請に必要なものは、①有効期限内のパスポート②クレジットカードのみです。
また、ESTAの申請時に必要になる情報は以下の通りです。
ESTAの申請に必要な情報 |
・パスポート情報 ・支払い用クレジットカードの情報 ・申請者の生年月日、住所、電話番号 ・メールアドレス ・滞在先情報(宿泊予定のホテルの情報) ・勤務先情報(勤務している会社の情報) ・緊急連絡先(トラブルが起きた時に連絡する相手の情報) ・申請者の逮捕歴、感染歴等に関する情報 |
ESTAの有効期限や更新(再申請)など、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
また、ESTAが承認されればビザは不要ですが、90日以上滞在する場合や、就労・留学など特定の目的で滞在する場合はビザが必要になります。
米国ビザには、渡航目的や滞在期間などによってさまざまな種類がありますが、一般的なアメリカ旅行のためにビザを取得する場合は、「Bビザ」が必要になります。
Bビザについて詳しくは、アメリカのBビザ(商用・観光ビザ)ってなに?すべて教えますをご確認ください。
海外旅行保険に加入する
万が一の事態に備えて、海外旅行保険に加入しておくのがおすすめです。
特に、アメリカの医療費は日本と比べ物にならないほど高額と言われていますので、医療費の補償が手厚い保険に加入しましょう。
また、クレジットカードに海外旅行保険が付帯している場合もあります。
出発前に、海外旅行保険が付帯しているか、どのような保険内容かを確認しておきましょう。
緊急連絡先リストを作成する
アメリカ滞在中にトラブルに見舞われた時に備えて、緊急連絡先リストを作成しておきましょう。
例えば、ホテルの近くにある医療機関の連絡先や在米日本大使館の連絡先などを控えておくのがおすすめです。
その他にも、医療機関を利用した時のために、加入している海外旅行保険の緊急連絡先や、クレジットカードを盗まれてしまった時のために、カード会社のお客様窓口の連絡先を控えておきましょう。
アメリカでスマホを利用できるようにする
日本のスマホは、そのままではアメリカで利用することは出来ません。
アメリカでスマホを利用するための主な方法としては、海外用SIMカードを購入する、海外用ポケットWi-Fiをレンタルする、国際ローミングサービスを利用するという3つの手段があります。
普段使用しているスマートフォンがSIMフリー端末またはSIMロック解除済みであれば、海外用SIMカードを購入する方法がおすすめです。
海外用SIMカードは、アメリカに到着してからでも購入することはできますが、英語での契約が不安な方は、事前に日本で購入しておくことをおすすめします。
海外用ポケットWi-Fiをレンタルする場合も、日本で事前にレンタルすることができます。
500MB(390円/日)や無制限(990円/日)など利用する通信料ごとに料金が定められているので、ご自身に合ったプランでレンタルするようにしましょう。
国際ローミングサービスを申し込めば、普段利用しているスマホをそのままアメリカで利用することができます。
携帯キャリアごとに国際ローミングプランが用意されており、ウェブ上で簡単に申し込みできるようになっているので、以下のURLからご確認ください。
ドコモ:WORLD WING(ワールドウィング)
au:世界データ定額
ソフトバンク:5G/4G(LTE)国際ローミング
アメリカ旅行の機内手荷物リスト
では、飛行機内に持ち込む手荷物のリストを紹介していきます。
機内に持ち込める手荷物にはサイズ・重量に制限がありますので、必要なものだけを持ち込むようにしましょう。
貴重品
パスポート
パスポートは海外旅行に必須の持ち物です。
飛行機への搭乗、アメリカ到着後の入国審査、ホテルへのチェックインなどさまざまな場面で提示を求められます。
出発前に、有効期間の確認をしておきましょう。
アメリカへ入国するためには、帰国予定日まで有効期限が残っている必要があります。
有効期限の満了日が近くなっている場合は、パスポートの更新をしましょう。
マイナンバーカードとマイナポータルがあれば、オンラインで更新手続きを行うことができます。
航空券(eチケット)
航空券は飛行機への搭乗手続き時だけでなく、入国審査の際に提示を求められることがあります。
航空券がeチケットタイプの方は、念のためプリントアウトしておくのがおすすめです。
コピーを持っておけば、スマートフォンを無くしてしまった場合や充電切れの場合でも安心です。
また、団体でのツアー旅行の場合は出発当日に航空券が配られるケースもあります。
事前に航空券を受け取る場所と時間を確認しておきましょう。
クレジットカード
アメリカではホテルの予約やレストラン、ショッピングなど、ほとんどの場所でクレジットカードが利用できます。
クレジットカードの国際ブランドによっては利用できない場合もありますので、2枚以上持っていきましょう。
VISAとMastercardがあれば基本的に大丈夫です。
ただし、カードの利用前に海外利用の手続きを忘れずに。
現金
アメリカではクレジットカードが広く使われていますが、小額の支払いやチップなどには現金が便利です。
日本であらかじめ米ドルに両替しておくのがおすすめです。
米ドルは日本国内の空港で両替することもできますので、出発前に両替するのが良いでしょう。
ただし、帰国時には日本円が必要になります。
持参した現金を全て米ドルに替える必要はありませんので、注意してください。
アメリカ旅行をする際にどれくらいの現金が必要になるか不安な方は、以下の記事を参考にしてください。
アメリカ旅行で必要な現金額は?旅行前に知っておきたいアメリカのお金事情
携帯電話
連絡手段として、また地図や情報検索などにも使えるので、携帯電話は必須です。
ただし、海外でのデータローミングは高額になることがあるので、Wi-Fiスポットを活用するか、現地でSIMカードを購入するなどの対策を考えておきましょう。
カメラ
アメリカの美しい風景や旅の思い出を撮影するために、カメラは必須のアイテムです。
スマホのカメラでも十分ですが、高画質な写真を撮りたい方は一眼レフやミラーレスカメラを持って行くと良いでしょう。
国際運転免許証
現地でレンタカーを運転したい場合は国際運転免許証を持参しましょう。
最寄りの運転免許センターで発行手数料を支払うだけで取得できます。
ただし、アメリカは州ごとに車に関する法律が異なります。
出発前に、旅行先の州の法律や交通事情を確認しておくことをおすすめします。
なお、カリフォルニア州やハワイ州では日本の免許証での運転が認められています。
しかし、レンタカー会社によっては国際運転免許証が無いと車を貸してくれないケースもありますので、事前に確認しておきましょう。
宿泊先の予約確認書
アメリカに到着した後は、入国審査を通過する必要がありますが、この際にアメリカ旅行中の宿泊先について聞かれることがあります。
基本的に、宿泊予定のホテルの名前を言えば納得してもらえますが、心配な方は宿泊先ホテルの予約確認書を用意しておきましょう。
オンラインでホテルを予約した方は、予約完了ページや予約完了メールをプリントアウトすれば大丈夫です。
また、団体でのツアー旅行の場合は、あらかじめ旅行会社にホテルの住所や連絡先を確認しておきましょう。
旅程表
入国審査では、アメリカでの旅程を聞かれることもあります。
予約確認書と同様に、心配な方は旅程表も手荷物に入れておきましょう。
団体でのツアー旅行に参加する方は、旅行会社から配布される旅程表を忘れずに持参しましょう。
また、自分で旅行を手配した方は、旅程をメモしておくようにしましょう。
あると便利な機内グッズ
モバイルバッテリー
機内にはコンセントやUSB充電器が設置されていることが多いですが、心配な方はモバイルバッテリーも持参しましょう。
なお、リチウムイオン電池が使用されているモバイルバッテリーは、スーツケースに入れることができません。
機内で使う予定がなくても、手荷物の中に入れる必要がありますので注意してください。
スリッパ
長時間のフライトではスリッパに履き替えると快適です。
また、旅行先で履く予定のサンダルに履き替えるのも、荷物が減らせるのでおすすめです。
歯ブラシ・歯磨き粉
フライトの途中に機内食が出ます。
歯磨きをしないと気になってしまう方は、歯ブラシと歯磨き粉をもっていきましょう。
ただし、歯磨き粉は「液体物」として扱われます。
機内へ液体物を持ち込む際には、100ml以下の容器に入れる必要がありますので、事前に詰め替えておきましょう。
上着
機内は、冷房が強めに設定されていることが多いです。
手軽に温度調節ができるように、コンパクトな上着を1枚持ち込むと快適です。
また、薄手で長袖のものなら現地での日焼け対策として羽織ることもできて便利です。
ホッカイロ
寒さが苦手な方は、上着に加えて、カイロも持ち込むのがおすすめです。
使い捨てカイロであれば、機内持ち込みも預け入れも可能です。
ただし、リチウムイオン電池が内蔵された充電式カイロの場合は、機内持ち込みのみ可能ですので注意してください。
メガネ・コンタクトレンズ
メガネやコンタクトレンズをしている方は、機内にも忘れずに持っていくようにしましょう。
機内では寝るだけだと思っていても、座席の確認や税関申告書の記入など、目が見えないと不便なことも多いです。
乾燥対策アイテム
機内はかなり乾燥します。リップクリームや目薬などを用意しておきましょう。
個体のリップクリームであれば、問題なく機内に持ち込めます。
また、目薬は液体物ではありますが、医薬品として申告すれば問題ありません。
使い捨てマスク
飛行機内は長時間密室になるので、感染症が移りやすいと言われています。
感染症対策として使い捨てマスクを持っていきましょう。乾燥対策にもなるので、一石二鳥です。
また、現地で使うことを念頭に、多めに持っていくのがおすすめです。
ボールペン
機内では、税関申告書の記入などでボールペンが必要になることがあります。
当然、貸してもらうこともできますが、使い慣れたボールペンを持っていくとスムーズに記入できます。
ティッシュ・ウェットティッシュ
ティッシュやウェットティッシュは、CAさんにリクエストすれば持ってきてもらうことができますが、何かと便利なのでいくつか持っていくことをおすすめします。
また、現地でも食事の際やビーチで遊んだ後など、活躍する機会は多いですので、多めに持っていきましょう。
アルコールスプレー
アメリカでの旅行中は、なかなか手を洗える機会はありません。
感染症対策として、アルコールスプレーを持参しましょう。ただし、液体物に該当する点には注意が必要です。
また、除菌ティッシュもおすすめです。こちらは液体物ではないので、手軽に機内へ持ち込めます。
常備薬
フライト中に体調を崩すこともあるので、常備薬を持っていくと安心です。
特に、乗り物酔いをしやすい方は、酔い止め薬を忘れないようにしましょう。
ただし、アメリカへの持ち込みが制限されている薬もあるので、事前に確認が必要です。
なお、CAさんに頼めば、基本的な薬はもらうことができます。
薬を忘れてしまっても、フライト中全く薬が飲めないというわけではありません。
アメリカ旅行のスーツケース中身リスト
続いては、アメリカ旅行に持っていくスーツケースの中身のリストです。
特に、アメリカで手に入れるのが難しいものを忘れてしまうと現地で大変ですので、忘れ物がないかしっかり確認しましょう。
旅行グッズ
ガイドブック
何らかのトラブルによってスマホやパソコンが使えなくなってしまった時に備えて、詳しい地図などが載っているガイドブックを用意しておきましょう。
また、英語に不安がある方は、旅行用の英会話集を用紙しておくと安心かもしれません。
エコバッグ
市場などで買い物をする場合は、持ち帰り用の袋がもらえないことも多いため、
エコバッグやサブバッグなど、小さくて持ち運びやすいカバンを1つ持っていくと便利です。
スーツケースベルト
スーツケースベルトを巻いておけば、スーツケースの鍵が開いてしまっても、中身が飛び出てしまう心配がありません。
また、目印にもなり、取り違えを防ぐこともできますのでおすすめです。
充電器・充電ケーブル
携帯電話やカメラ、その他電子機器の充電器は忘れずに。
コンセントの形状は日本と同じなので、変換プラグは不要です。
また、延長ケーブルを持っていくとホテルで活躍します。
変圧器
日本の電圧が100Vなのに対して、アメリカの電圧は110Vから120Vです。
100V対応の電化製品に120Vの電圧を流しても作動はしますが、故障の原因になります。
特にドライヤーやヘアアイロンなど、高電圧が流れる電化製品を持参する場合は、変圧器があると安心です。
圧縮袋
アメリカでお土産を買いすぎてしまったときに重宝します。
特に衣類は圧縮袋を使うとかなり小さくなります。
圧縮の際に破れてしまうことがあるので、複数枚持っていくと安心です。
顔写真のコピー
パスポートを紛失してしまった際に必要になります。2枚ほど用意しておきましょう。
証明書・パスポートのコピー
紛失してしまった場合や盗難されてしまった場合に備えて、コピーをスーツケースに入れておきましょう。
特にパスポートのコピーは複数枚用意しておき、財布の中、スーツケースの中、手提げかばんの中など複数箇所に分散させておきましょう。
バス用品・洗濯用品
タオル
当然、ホテルの部屋にはタオルが用意されていますが、いくつか日本から持っていくと便利です。
ビーチで遊ぶ際などに活躍します。
また、スーツケースでお土産を持って帰る際の緩衝材代わりにもなります。
ハンガー
ホテルによってはハンガーが用意されていないこともあります。
普段使っているハンガーでもよいですが、旅行用の折り畳みハンガーが販売されています。
無くても困ることは無いかもしれませんが、心配な方は持参すると良いでしょう。
洗濯グッズ
長期間の旅行を計画している方は、現地で洗濯をすれば荷物を減らすことができます。
アメリカの洗濯機は日本のように細かい設定ができないことが多いので、普段の洗濯グッズだけでなく、洗濯ダメージを防ぐための洗濯ネットも持参しましょう。
シャンプー・リンス・石鹸
ホテルによっては、シャンプー・リンス・石鹸が用意されていないことがあります。
また、普段使い慣れていないものを使うことで肌トラブルの原因になってしまう可能性もあります。
いつも使っているものを小さな容器に詰め替えて持っていくのがおすすめです。
化粧品・スキンケア用品
アメリカの化粧品やスキンケア用品は刺激が強めです。
肌が弱い方は普段使い慣れているものを持っていくのが良いでしょう。
髭剃り・シェービングフォーム
シャンプー類と同様に、使い捨てカミソリやシェービングフォームが用意されていないホテルがあります。
使い慣れたものを日本から持っていきましょう。
なお、T字カミソリなどの刃物類は機内持ち込みができませんので、必ずスーツケースの中に入れましょう。
爪切り
アメリカで販売されている爪切りは、現地の人のサイズで作られているためサイズが大きいです。
長期間の旅行を計画している方は、日本から持っていくのが良いでしょう。
ただし、ニッパー型の爪切りは機内へ持ち込めないため、必ずスーツケースに入れるようにしてください。
衣類
着替え一式
着替えは滞在日数プラス1着か2着持っていきましょう。汚れたときや寝るときのパジャマ代わりとして活躍します。
なお、アメリカは州によって気候や気温が大きく異なります。出発前に旅行先の天気予報を確認しましょう。
下着・靴下
こちらも滞在日数プラス1着か2着あると安心です。
滞在日数が多く、荷物がかさばる場合は、現地での洗濯を検討しましょう。
ジャケット
ホテルのレストランやカジノなど、ドレスコードがある場所に行く際に必要です。
高級なレストランを予約している方は、ジャケットに加えて、襟付きシャツ・長ズボン・革靴なども持っていきましょう。
帽子
サンフランシスコやロサンゼルスなどの西海岸の都市は、非常に日差しが強いことで有名です。
日焼け・熱中症対策として帽子を持っていきましょう。
サングラス
帽子と同様に、サングラスも日焼け対策として便利です。
雨具
アメリカは、ハワイやグアムなどを除くとスコールは少なめですので、折り畳み傘で十分です。
ただし、ニューヨークやボストンなどの東海岸の都市は、大雪が降ることもあります。
冬に東海岸へ行く方は、撥水性の高いフード付きレインウェアを持っていきましょう。
防寒具
冬のニューヨークは日本の冬よりも寒いと言われます。
旅行の時期と旅行先に合わせて、マフラーや手袋などの防寒具を持っていきましょう。
日用品
日焼け止め
特に西海岸は日差しが強いです。日焼け止めを忘れないようにしましょう。
コンタクト洗浄液・保存液
医薬品として申告すれば機内に持ち込むことが許されますが、申告が面倒だと感じる方はスーツケースに入れてしまいましょう。
常備薬
アメリカの薬は日本人にとって、効力が強すぎてしまうことがあります。
飲みなれた薬を日本から持っていくのが良いでしょう。
虫よけスプレー
国立公園など、自然豊かな観光地へ行く予定の方は虫よけスプレーも持参しましょう。
医薬品として登録されているタイプがおすすめです。
生理用品
アメリカは日本のコンビニのようなお店が少ないので、なかなか手に入らない可能性があります。
また、あまり品質が良くないとも言われています。
予備としていくつか持っていきましょう。
アメリカ出張の持ち物リスト
ここまで、アメリカ旅行に必要な持ち物を見てきましたが、アメリカに出張で行くという方もいると思います。
そこで本章では、アメリカへ出張で行く場合に必要になる持ち物を紹介していきます。
手帳・ノート
出張の際は、いつも仕事で使っている手帳やノートを忘れずに持っていくようにしましょう。
宿泊先のホテルの情報や飛行機の搭乗時間などを書いておくと万が一の時も安心です。
仕事の資料
仕事の資料は移動中に無くしてしまうと大変なので、預け荷物ではなく手荷物に入れておくようにしましょう。
スーツケースに入れて預け荷物として飛行機に乗せてしまうと、ロストバゲージの可能性があります。
名刺
出張先の相手に渡すための名刺も忘れずに用意しましょう。
アメリカで思わぬビジネスチャンスに出会ったときのために、多めに用意しておくのも良いかもしれません。
名刺は個人情報の塊ですので、こちらも手荷物に入れておくようにしましょう。
パソコンと充電器
仕事に利用するパソコンやタブレット端末は絶対に忘れてはいけません。
パソコンやタブレットなどは機内に持ち込むことができるため、フライト中でも仕事をすることができます。
ただし、使用可能時間が決められている場合があるので、事前に確認するようにしましょう。
手土産
出張先で取引相手に渡す手土産も忘れずに用意しましょう。
スーツケースに入れるのが心配な場合は、手荷物として持ち込むこともできますが、持ち込みが禁止されている物品に該当しないかを事前に確認しておきましょう。
USBメモリー
現地でパソコンに不具合が起きてしまったときのために、重要なデータや資料などはUSBメモリにバックアップを取っておきましょう。
ただし、無くしたり、盗まれることの無いように、厳重に保管しておきましょう。
整髪料・クシ
身だしなみを整えるために、整髪料やクシも持参しましょう。
現地で購入することもできますが、日本人用ではないため、不安な方はいつも使っているものを持っていくことをおすすめします。
女性はヘアアイロンなども持っていきましょう。
ただし、リチウムイオン電池が搭載されているものは機内へ持ち込めないため、スーツケースに入れておくようにしましょう。
プライベート用のカバン・着替え
アメリカ出張といっても、滞在期間中ずっと仕事漬けというわけではないと思います。
空いた時間や休みの日にアメリカ観光をできるように、プライベート用のカバンや着替えを用意しておきましょう。
アメリカ入国時に必要なもの
アメリカに到着した後は、入国審査と税関審査を受ける必要があります。
まず、入国審査について解説します。
昔は、入国審査の際に「出入国カード」を提出する必要がありましたが、現在は陸路で入国する場合を除いて提出は不要です。
また、ESTAを取得した方は「APC Kiosk」という自動入国審査端末で手続きを行うため、税関申告書の提出は不要になります。
入国審査で必要なもの |
・パスポート ・税関申告書(ESTAを申請した場合は不要) ・帰りの航空券 ・ビザ(ESTAがない場合) |
入国審査が終わったら、次は税関検査です。
アメリカには持ち込みが禁止されてるものがありますので、うっかり持ち込まないように気を付けてください。
アメリカへ持ち込めない物品を持っていると、没収されてしまうことがあります。
以下は、アメリカへの持ち込みが禁止されているものの例です。
禁止品目 | 具体例 |
---|---|
植物類 | 植物や果物、種子など |
食品類 | 肉類(肉のエキスが含まれた即席めんやお菓子類も不可)、生の魚、乳製品など |
危険物 | 火薬、火花花火、ナイフ、スタンガン、違法薬物など |
その他 | 偽造品、動物、昆虫、装飾品、芸術品など |
日本帰国時に必要なもの
続いてアメリカ旅行から帰ってきて、日本へ入国する際に必要になるものを紹介します。
事前に手続きを終わらせておくこともできるので、旅行の準備と一緒にやっておくことをおすすめします。
アメリカから日本に帰ってくる際に必要になるものは、「Visit Japan Web」というサービスです。
このサービスを利用すれば、事前にスマホ上で税関申告や質問票への記入を行うことができます。
日本にいる間からアカウント登録をすることができるので、こちらから手続きをしておきましょう。
詳しい操作方法については、デジタル庁の以下の記事をご確認ください。
Visit Japan Web 利用の流れ
なお、Visit Japan Webを利用しない方は、質問票を検疫官に提出する必要があります。
質問票には、新型コロナウイルス感染症の検疫手続きに関する質問が書かれています。
アメリカ旅行に役立つ電子機器
次に、アメリカ旅行に役立つ電子機器について見ていきましょう。
携帯電話
携帯電話は、連絡手段としてはもちろん、地図や情報検索、写真撮影など、様々な場面で活用できます。
ただし、海外でのデータローミングは高額になることがあるので、Wi-Fiスポットを活用するか、現地でSIMカードを購入するなどの対策を考えておきましょう。
パソコン
ビジネス旅行や長期滞在の場合、パソコンが必要になることもあります。
また、旅行記を書いたり、写真を整理したりするのにも便利です。
タブレット
軽量で持ち運びやすいタブレットは、旅行中のエンターテイメントや情報検索に便利です。
電子書籍リーダー
長時間のフライトや移動時間に、電子書籍リーダーがあると便利です。
複数の本を持ち運ぶことなく、好きな本を読むことができます。
カメラ
スマートフォンのカメラでも十分ですが、より高画質な写真を撮りたい場合はデジタルカメラを持って行くと良いでしょう。
特に一眼レフやミラーレスカメラは、風景やポートレートなど、さまざまなシチュエーションで美しい写真を撮ることができます。
ポータブルDVDプレーヤー
長時間のフライトやホテルでのリラックスタイムに、ポータブルDVDプレーヤーは便利です。
好きな映画やドラマを見ることで、退屈な時間を楽しく過ごすことができます。
ゲーム機
旅行中の空き時間にゲームを楽しむなら、携帯型のゲーム機を持って行くと良いでしょう。
ただし、電源の確保や、機内での使用については事前に確認しておきましょう。
その他
その他、旅行に便利な電子機器としては、モバイルバッテリー、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォン、ユニバーサルアダプターなどがあります。
アメリカ旅行に便利なアプリ
続いて、アメリカ旅行に便利なアプリについて見ていきましょう。
Google マップ
Google マップは、現地での移動手段として非常に便利です。
徒歩、車、公共交通機関のルート案内はもちろん、レストランや観光地の情報も提供しています。
Transit
Transitは、アメリカの電車・バスなどの公共交通機関の情報が調べられるアプリです。
運航ダイヤや乗り換えなどの情報を確認することができます。
Currency
Currencyはリアルタイムで世界中のお金のレートが確認できます。
アメリカ旅行中の買い物で活躍するアプリです。
Uber(ウーバー)
タクシーサービスのUberは、アメリカの多くの都市で利用できます。
アプリから簡単に車を呼ぶことができ、料金もクレジットカードで自動的に決済されます。
Airbnb
ホテルだけでなく、民泊を利用したい場合はAirbnbが便利です。
一軒家やアパート、個室など、さまざまな種類の宿泊施設を選ぶことができます。
TripAdvisor(トリップアドバイザー)
旅行者の口コミが集まるTripAdvisorは、ホテルやレストラン、観光地の選択に役立ちます。
Yelp
アメリカのレストランやカフェ、ショップの評価が見られるYelpも、現地での食事やショッピングの参考になります。
Google翻訳
英語が苦手な方には、Google 翻訳がおすすめです。
テキストの翻訳はもちろん、写真からの翻訳や音声翻訳も可能です。
Vivid Seats
アメリカでミュージカルやコンサートを観賞したり、スポーツ観戦などをしたい方は、Vivid Seatsがおすすめです。
このアプリでは、希望のイベントを選択して、好きな座席のボタンを押すだけで簡単にチケットを購入することができます。
その他、天気予報アプリやWi-Fiスポット検索アプリなども、アメリカ旅行に役立つアプリと言えるでしょう。
アメリカ旅行の服装ガイド
アメリカ旅行の服装について見ていきましょう。
アメリカ旅行の季節別服装ガイド
アメリカは広大な国なので、地域によって気候が大きく異なります。
そのため、旅行の時期と目的地に合わせて服装を選ぶことが重要です。ここでは、東海岸の代表的な観光地であるニューヨークと、西海岸の代表的な観光地であるサンフランシスコを例に、季節別の服装ガイドを紹介していきます。
3~5月
平均気温:2℃~22℃(ニューヨーク) 10℃~18℃(サンフランシスコ)
ニューヨークでは4月頃から春の陽気になりますが、それでも肌寒い日はあるためコートや厚めのジャケットなどしっかりした防寒着が必要になります。
一方のサンフランシスコは、平均気温は高めですが、朝晩は冷え込みます。
簡単に羽織れる長袖シャツなどを持っていきましょう。
また、サンフランシスコの3月は雨季であるため、折りたたみ傘を忘れずに持っていきましょう。
6~9月
平均気温:16℃~29℃(ニューヨーク) 12℃~21℃(サンフランシスコ)
ニューヨーク、サンフランシスコともに夏を迎えるため、夏服を着ていけば快適に過ごすことができます。
クーラーが強く効いている場合に備えて、薄手の長袖シャツを1枚持っていきましょう。
10~11月
平均気温:6℃~18℃(ニューヨーク) 11℃~21℃(サンフランシスコ)
ニューヨークは秋になり、気温が下がります。長袖で過ごし、寒さを感じてきたら重ね着ができるようなニットやセーターなどを持参しましょう。
一方のサンフランシスコは、6月〜9月と変わらない陽気が続きます。
半袖に軽く羽織れる上着を持っていれば十分です。
12~2月
平均気温:-3℃~7℃(ニューヨーク) 8℃~16℃(サンフランシスコ)
ニューヨークは、本格的な冬になります。日本より寒さが厳しい日も多く、雪も降ります。
手袋やマフラーなどの防寒グッズを必ず持っていきましょう。
一方、サンフランシスコの冬は日本の秋の気候と似ているため、厚手のニットやセーター、秋物のコートなどを持参しましょう。
ただし、この時期はサンフランシスコの雨季になるので、雨の対策は忘れないようにしましょう。
アメリカ旅行の地域別服装ガイド
アメリカでは地域によっても気候が違うため、旅行先ごとに服装を変える必要があります。
以下の記事で、渡航先別の服装ガイドを紹介しているので、参考にしてください。
アメリカ旅行のための服装チェックリスト
服装の準備をする際は、旅行の日数、目的地の気候、予定しているアクティビティなどを考慮に入れて、必要な服装をリストアップしましょう。
また、予期せぬ天候の変化に備えて、レイヤリングできる服装や、雨具も準備しておくと安心です。
まとめ
以上、アメリカ旅行に必要な持ち物やESTAの申請方法、服装や必需品、アプリや電子機器について詳しく解説しました。
これらの情報が、あなたのアメリカ旅行をより楽しく、スムーズにする手助けになれば幸いです。
旅行の準備を楽しみながら、素敵なアメリカ旅行をお楽しみください!