卒業旅行はアメリカへ!大学生におすすめの観光スポットと費用を分かりやすく解説

大学生活も残りわずか。社会人になる前に友達と楽しい思い出を作っておきたいという大学生は多いのではないでしょうか。

中でもアメリカは長年卒業旅行先の国として人気のある国です。

この記事では、卒業旅行でアメリカへ渡航する方に向けて、オススメな観光スポット・必需品や持ち物、費用はどれくらいかかるかを分かりやすく解説していきます。

〉〉 この記事の目次

卒業旅行のモデルプラン

4泊6日でラスベガスに行く場合

目的地によって飛行時間は異なりますが、日本からアメリカへは大体7時間から8時間かかります。そのため、アメリカの卒業旅行を計画する際には「宿泊数+2日」でスケジュールを組みましょう。

1日目午後:飛行機にのってラスベガスへ!移動疲れを癒すためにのんびり散策

飛行機に乗っていざアメリカへ!機内ではハリウッド映画を見たり、アメリカのヒットチャートを聴いて気分を盛り上げましょう。

ラスベガス到着時はまだ午後です。長時間移動の疲れと時差ボケ解消のため、1日目はのんびり過ごしましょう。

ホテルにチェックインしたら体を休めても良いですし、周辺を散歩してレストランやカフェでグルメを堪能するといった予定も一日目の活動として良い選択です。

オススメはラスベガスの象徴「ラスベガスサイン」で記念撮影することです。

一日でも多く遊びたいという方はラスベガスの夜の街を楽しんでみてはいかがでしょうか。

大人気観光スポットである「ベラージオホテルの噴水」でショーを楽しみましょう。音楽に合わせて水が躍る様子はここでなければ見ることはできません。

2日目午前:ラスベガスのランドマーク「パリス・ラスベガス」

2日目はラスベガスのパリスホテルにある「エッフェル塔展望台 パリス・ラスベガス」に登ってみるのはいかがでしょうか。

パリスホテルのエッフェル塔は実物の5/8の高さとなっており、インパクト抜群の見た目をしています。

地上50階にある展望台からはラスベガスの町を一望できる絶景が広がっています。

また、夜になるとエッフェル塔が金色にライトアップされ、昼間の雰囲気とはまた違った幻想的な姿になります。

2日目午後:ラスベガス名物「ビュッフェ」を堪能

ラスベガスにはたくさんのレストランがありますが、その多くがビュッフェを行っています。おすすめは「ザ・ビュッフェ・アット・ウィン」です。

「ザ・ビュッフェ・アット・ウィン」はアーチ形になった宮殿のようなゴージャスな天井と開放的な空間に飾られた華やかなフラワーアレンジメントが特徴です。

内装だけでなく、メキシコ料理やフランス料理をアレンジした120種類以上ものメニューを味わうことができます。

巨大なチョコレートファウンテンはこの店の名物でSNS映え間違い無しです。

3日目午前:大自然の雄大さを感じるデスバレー国立公園

エッフェル塔でラスベガスの町を一望した後はカリフォルニア州南東部にある「デスバレー国立公園」に行ってみましょう。

デスバレーはその名前の通り、アメリカの国立公園の中で最も暑く、最も乾燥している地域で非常に過酷な環境です。

ですが、ここでは長年原理が謎であった「ムービング・ロック(動く石)」を見ることができます。「ムービング・ロック」は夜間に石がひとりでに動き、何かに引きずられたような跡が地面に残されているが、人間を含む動物の痕跡は一切ないという謎に満ちた現象です。

このメカニズムは2014年に解明されましたが、神秘的な光景と自然の雄大さを感じられるスポットなので、ぜひ訪れてみてください。

3日目午後:ラスベガスのアウトレットでショッピング

ラスベガスにはアウトレットショッピングモールが点在しています。

去年のモデルの服などを新品で安く購入することができるため、ファッション好きな方はぜひ。

また、グルメスポットも多くあるため、食べ歩きをしてみても良いですね。

4日目午前:世界的に人気なショーやアトラクションを楽しむ

ラスベガスはエンターテイメントの街であることで有名です。ライブショーを見ることが出来る劇場では、日本でも人気のある「シルク・ド・ソレイユ」のロングラン公演「ミスティア」や、青い男性3人組がパーカッションやコメディ、ロック・ミュージックなどのパフォーマンスを行う「ブルーマンショー」などジャンルを問わずいろいろなショーを見ることができます。また、絶叫アトラクションも多く、現地住民に大人気の「ストラトスフィア」、世界一大きい観覧車の「ハイ・ローラー」などを楽しみましょう。

4日目午後:世界で最も有名なカジノにチャレンジ

アトラクションの後はラスベガスのカジノに挑戦してみてはいかがでしょうか。テーブルについて行うゲームでは多少の英語力とルールを理解しておく必要がありますが、スロットは初心者でも楽しみやすくおすすめです。

ただし、カジノは20歳以下は立ち入り禁止です。21歳以上であっても、日本人は若く見られやすいため、パスポートを持参しておきましょう。

絶対に外せない卒業旅行の定番スポット

アメリカの国土は日本の約25倍です。その分観光スポットが多く、どこに行こうか迷ってしまいます。ここでは絶対に外せないアメリカの観光スポットを9つご紹介したいと思います。

また、各観光地をより楽しめる知識も解説していきますので、是非参考にしてください。

自由の女神像

「自由の女神(Statue of Liberty)」はアメリカを代表する世界的に有名な観光スポットです。ニューヨークのリバティ島にあり、自由と民主主義を象徴している像です。

アメリカ独立100周年を記念して作られた像でフランス人の募金によって贈呈されたものです。女神である由来はフランス語で自由を表す「La liberty」が女性名詞であることに由来しています。

自由の女神の楽しみ方

自由の女神は台座部分も含めると高さ約93メートルもあるため、ニューヨークのどこからでも見ることができます。しかし、実際に近くまで行って見るのがおすすめです。リバティとにはフェリーが出ているため、これを利用して記念撮影をしましょう。

また、台座部分にはエレベーターが設置されており、最上階(10階)から螺旋階段を上がることで王冠部分の展望台まで登ることができます。

展望台からはニューヨーク港やマンハッタンを一望できる素晴らしい光景を見ることができます。なお、展望台にはチケットの購入が必要になりますので、早めに予約しておきましょう。

ブロードウェイミュージカル

ブロードウェイはマンハッタンを通るストリートのことで、道に沿って多くの劇場が集まっています。劇場では本場のミュージカルを楽しむことができ、毎晩50以上もの公演が上演されています。世界中から役者が集まるため、非常にレベルの高い演技を見ることができます。

ブロードウェイで必見のミュージカル

ブロードウェイのミュージカルではクラシックからディズニー作品まで多岐に渡るジャンルが上演されています。その中でも必見のミュージカルは「CHICAGO(シカゴ)」です。

CHICAGOは現在上演されているミュージカルの中で2番目に長い歴史があり、長い時間大衆から評価されてきた名作です。

殺人をテーマにしたスリリングなストーリーとジャズによる情熱的なダンスは必見です。

セントラル・パーク

セントラルパークはニューヨークにある、アメリカで最初に景観を考慮して作られた公園です。大都市であるニューヨークから一転して自然が広がっており、現地市民たちの憩いの場としても利用されています。

広大な敷地内には木々や芝生、池などといった自然以外にも動物園やお城、銅像など見どころはたくさんあります。

ニューヨークの忙しい光景に疲れてしまった方はセントラルパークでのんびりするのがおすすめです。

セントラルパークのおすすめスポット

セントラルパーク内には豊かな自然が広がっていますが、なかでもおすすめなスポットは「シープメドウ(Sheep Meadow)」です。シープメドウは普段はニューヨーカーの憩いの地としてピクニックだったり、日焼けをする人が多いですが、8月末には映画の上映イベントが行われます。入場は無料ですので一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

グランドキャニオン(アリゾナ)

グランドキャニオンはアメリカのアリゾナ州の北部にある峡谷です。コロラド高原がコロラド川の浸食作用によって削られ、約600万年の時間をかけて峡谷になりました。

今もなお浸食は続いており、最古でおよそ20億年前の原始地球誕生時の地層を浸食していると考えられています。

朝日・夕日によって赤く染まる岩山を見て大自然の神秘に触れる

グランドキャニオンでおすすめの観光スポットは、マーサーポイントから朝日や夕日に染まる岩山を眺めることです。

マーサーポイントはグランドキャニオンのビューポイントの中でもトップクラスの人気を誇るスポットで、息をのむような絶景を見ることができます。

日没・日の出の時間にマーサーポイントに登ると、グランドキャニオンの岩山が赤く染まる絶景を楽しむことができます。

SNS映えスポットとしても人気のある場所のため、友達と一緒に記念撮影をするのもおすすめです。

アンテロープキャニオン

アンテロープキャニオンは、アリゾナ州のナバホ族の土地に位置する渓谷です。アメリカ南西部で最も多くの人が訪れ、写真撮影をした場所と言われています。

グランドキャニオンと同じように水の浸食によって削られ、長い年月をかけて渓谷となりましたが、砂岩で流れるような滑らかな曲線の壁となっているのが特徴です。

この美しい壁と神秘的な光の演出が観光客が多く訪れる要因となっています。

また、アンテロープキャニオンは入口が地表と同じ高さにあるため、岩など登る必要が無

く、簡単な装備で散策できる点も人気の要因の一つです。

アンテロープキャニオンの「光のビーム」

アンテロープキャニオンに訪れたら必ず見てほしい光景が、岩と岩の隙間から直射日光が差し込むと出現する「光のビーム」です。「光の柱」とも言われており、3月下旬から9月半ばの11時から13時までしか見ることが出来ない神秘的な光景です。

旅行時期を誤ると、どんなに待っても見ることができませんのでご注意ください。

タイムズスクエア(ニューヨーク)

タイムズスクエアはニューヨークのマンハッタンにある世界で一番有名な交差点です。

季節に合わせて様々なイベントが開催しており、どの季節に行っても楽しめるのが魅力の一つです。

特に、年末年始のカウントダウンは世界中から人が集まる最も規模の大きいイベントのひとつです。また、クリスマスシーズンからニューイヤーにかけて滞在する事で、ニューヨークのイルミネーションやプロジェクションマッピングを楽しむことができます。

タイムズスクエアの楽しみ方

タイムズスクエア周辺は世界で屈指の繁華街であり、無数のネオンサインやビルボード(電光掲示板)が町を照らしています。最先端のデジタルテクノロジーで作られた映像は世界の流行の最先端といっても過言ではありません。ニューヨークのあふれるエネルギーを象徴する光景ですので、実際に行って見るとエネルギーをもらえるかもしれません。

ゴールデンゲートブリッジ(サンフランシスコ)

ゴールデンゲートブリッジ(Golden Gate Brige)はアメリカの西海岸のサンフランシスコ湾と太平洋を結ぶゴールデンゲート海峡に掛かる吊り橋です。

世界一美しいと評される橋で、空と海のブルーに映える鮮やかなオレンジ色をしているのが特徴的です。

特に自転車で潮風を切って走るのが人気で、近くのレンタサイクルショップで自転車を借りていく観光客も多いです。

ゴールデンゲートブリッジには自転車専用レーンが設置されているため、車や歩行者を気にすることなく走行できるので安心です。

通な人はゴールデンゲートブリッジを下から眺める

ゴールデンゲートブリッジを眺める際には、近くの山の頂上に行って遠目に眺めるというのが人気ですが、通な人はフェリーに乗って下から眺めます。

近くの港から乗ることができるフェリーには様々な種類があり、遊覧船でクルージングしたり、ヨットに乗船したり、ディナー付きのサンセットクルーズに乗船するということもできます。このような他にはないユニークな体験ができるのもサンフランシスコならではです。

ご自身の旅行プランに合わせて「下から」世界一美しい橋を眺めてみてはいかがでしょうか。

ハリウッドサイン

ハリウッドのシンボルである「ハリウッドサイン」は1923年に立てられて以来人気のある写真撮影スポットでしたが、近年はSNS映えのスポットとして更に人気になっており、2024年3月現在、インスタグラムでは81万件以上ものポストがされています。

そんな100年以上の歴史のあるハリウッドサインですが、もともとは「HOLLYWOOD LAND」と13文字で、地元の不動産会社の広告として設立されたことはご存じでしょうか。

現在のように「LAND」が撤去され、「HOLLYWOOD」のみになったのは1949年です。

「LAND」が撤去された理由は多くの噂がありますが、老朽化の影響を受けて撤去したというのが最も信ぴょう性のある話のようです。

ハリウッドサインは何処から撮影するのがベスト?

ハリウッドサインは繁華街のどこからでも見ることができるため、どこで写真撮影するか迷ってしまいます。

SNSでは、レイクハリウッドパークから見るハリウッドサインが最もSNS映えするのではないか、と話題になっています。

レイクハリウッドパークはもともと特に特徴のない、タクシードライバーも知らないような公園でしたが、SNSの普及を機に写真撮影をする観光客であふれるようになりました。

しかし、ハリウッドの町を散策しているときに自分なりの最高の一枚をとれる場所を探してみるのがオススメです。ほかの人には知られていない撮影スポットを探すのもアメリカ旅行の醍醐味です。

なお、レイクハリウッドパークには駐車場がないため、タクシーや徒歩などで向かうようにしましょう。

ナイアガラの滝(ニューヨーク)

ナイアガラの滝(Niagara falls)はアメリカのニューヨーク州とカナダのオンタリオ州の国境にある3つの滝で構成されている世界三大瀑布の一つの滝です。

ナイアガラの滝を構成している3つの滝はそれぞれ「アメリカ滝」「カナダ滝」「ブライダルヴェール滝」と名前が付けられています。

また、夜にはナイアガラの滝がライトアップされ、幻想的な光景を見ることができます。

水量のピークシーズンは春から初夏で、観光オフシーズンの冬と比較すると約4倍もの差があります。そのため、観光するなら3月下旬から6月までがオススメです。

ナイアガラの滝観光は「霧の乙女号」のクルーズがおすすめ

ナイアガラの滝の観光で最も人気なのが、「霧の乙女号」のクルーズです。ナイアガラの滝の滝壺近くまで行くため、非常に迫力のあるクルーズを楽しむことができます。

水しぶきの勢いが強いため、クルーズの前に渡されるレインコートは必ず着用しましょう。

甲板に出て間近でナイアガラの滝を見てみたい方は、ビーチサンダルを履いていくことをオススメします。

また、クルーズが終わった後はカナダ側で降りることになるため、パスポートは忘れずに携帯しましょう。

アメリカのテーマパーク

アメリカにはディズニーリゾートやユニバーサルスタジオなど日本でも人気のテーマパークが多くあります。下記では、せっかくアメリカに行くなら絶対に訪れたいテーマパークをご紹介します。

ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)(フロリダ)

アメリカにはディズニーリゾートが2種類あります。フロリダ州オーランドにある「ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)」は世界で最も広いディズニーリゾートで、年間来場者数もトップです。そのため、アメリカに卒業旅行に行く場合は絶対に外せない観光スポットになっています。

どのくらいの規模間かというと、

  • 4つのディズニーパーク
  • 2つのウォーターパーク
  • 6つのゴルフコース
  • 20のリゾートホテル
  • 389軒のレストラン
  • 3つのボウリング施設
  • 専用のバス・ボート・ゴンドラといった交通手段

が併設されています。総面積は110㎢で、山手線の内側の敷地の1.6倍です。

4つのテーマパークはそれぞれ、「マジックキングダム」「エプコット」「アニマルキングダム」「ハリウッドスタジオ」と名前が付けられています。

小さな町くらいの広さのため、一日出回りきることは不可能です。そのため、最低でも5日間程度を見積もってスケジュールを組みましょう。

カリフォルニア・ディズニーランド

アメリカにある2つ目のディズニーリゾートはカリフォルニア州アナハイムにある「カリフォルニア・ディズニーランド」です。

こちらでは2つのテーマパーク、ホテル、ダイニング、ショップが全て歩いていける距離にあり、短い滞在でも満足できる作りになっています。

アメリカにあるディズニーどちらに滞在するべき?

卒業旅行は一回限り、しかも時間に制限もあります。一体どちらのディズニーリゾートに行くべきでしょうか。

結論としては、卒業旅行をディズニー滞在のみに絞る場合は「ウォルト・ディズニー・ワールド」、ディズニーにも行きたいが他の観光スポットも行って見たい方は「カリフォルニア・ディズニーランド」に行きましょう。

ウォルト・ディズニー・ワールドは非常に広大な敷地のため、いつまでも楽しむことができる一方で、数日かけて回る必要があり、他の観光地にも行こうと思っている方にとってはスケジュールが厳しくなってしまいがちです。

カリフォルニア・ディズニーランドの場合、一日出回り切れはしないものの、程よい広さの為、数日別の観光スポットに行く事ができる余裕はあります。

また、参考程度に、アメリカにあるディズニーと東京ディズニーリゾートの基本的な情報を比較表が下記になります。

フロリダ カリフォルニア 東京
敷地面積
※2024年3月現在
約11000万㎡ 29万㎡ 2㎢
パークの数
※2024年3月現在
4つのテーマパーク
2つのウォーターパーク
2つのテーマパーク 2つのテーマパーク
直営ホテル・宿泊施設の数
※2024年3月現在
31
(キャンプ場・住居を含む)
3 5
1dayチケットの値段
※2024年3月現在
大人:119ドル~169ドル
子ども:114ドル~164ドル
大人:104ドル~194ドル
子ども:98ドル~183ドル
大人:8,900円~10,900円
中人:7900円~9000円
小人:4600円~5600円
年間来場者数(2022年) 4706万人 2588万人 2110万人

上記のように、フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールドの方が規模感はかなり大きいことがわかります。

ユニバーサル・オーランド・リゾート(カリフォルニア)

ユニバーサル・オーランド・リゾートはカリフォルニア州オーランドにある全米でトップクラスに人気のあるテーマパークです。映画の撮影スタジオをモチーフにした街並みやアトラクションを楽しむことができ、「トランスフォーマーシリーズ」や「インディ・ジョーンズ」シリーズなど数々の大ヒット映画を生み出してきた巨匠、スティーブン・スピルバーグ氏が監修しているテーマパークがあるなど映画好きにはたまらないスポットです。

「The Wizarding World of Harry Potter」でハリーポッターの世界に入ろう

ユニバーサル・オーランド・リゾートで最も人気のあるエリアが映画「ハリーポッター」に登場する「ダイアゴン横丁」です。日本のユニバーサル・スタジオ・ジャパンにもハリーポッターの世界を再現しているエリアはありますが、主な違いはダイアゴン横丁の再現エリアがあるという点です。

世界中に5か所あるユニバーサル・スタジオですが、ダイアゴン横丁があるのはオーランドのみです。

ハリーポッター好きにはたまらないエリアになっていますので、是非足を運んでみましょう。

映画好きなら外せないロケ地巡りで「聖地巡礼」

アメリカに行くならお気に入りの映画の聖地巡礼をしたいという方もいるのではないでしょうか。ここからは映画のロケ地になった場所をご紹介します。

ハリウッド&ハイランド(オベーション・ハリウッド)

ハリウッド&ハイランドは映画の都市ロサンゼルスで映画の聖地巡礼をする拠点となる大型エンターテイメント施設です。

毎年アカデミー賞の授賞式を行っている「ドルビーシアター」やスターの手形や足形が有名な「チャイニーズシアター」、少し歩くとアメリカの数々のスターの名前が残されている「ウォークオブフェイム」など映画好きは垂涎してしまうスポットが多くあります。

また、ハリウッド&ハイランド自体も映画「イントレランス(1916)」からインスピレーションを受けた建物になっています。

グリフィス天文台

グリフィス天文台はロサンゼルスのグリフィス公園内にある天文台です。数々のハリウッド映画のロケ地になった場所として有名で、「Yes Man」や「ターミネーター」、「ラ・ラ・ランド」など作品を上げればきりがありません。

また、展望台から眺める景色はロサンゼルス1とも言われており、夜景を見に訪れる人も後を絶ちません。

天文台という名前の通り、最新技術が搭載されたプラネタリウムを楽しむこともでき、平日でも多くの人で賑わっている人気観光スポットです。

映画ファンの聖地となったきっかけ「ジェームス・ディーンの銅像」

グリフィス天文台が映画ファンの聖地となったきっかけはジェームス・ディーン主演の映画「理由なき反抗(1955)」のロケ地になったことです。天文台のすぐ隣には「ジェームス・ディーンの銅像」が建てられており、映画ファンからは人気の写真撮影スポットとなっています。

ミレニアム・ビルトモア・ホテル

ミレニアム・ビルトモア・ホテルはロサンゼルスのダウンタウンにある1923年創業の最も歴史ある5つ星の高級ホテルです。

映画ともゆかりが深く、最初期のアカデミー賞の授賞式が行われたり、様々な映画・ドラマのロケ地として使用されています。

ミレニアム・ビルトモア・ホテルで撮影された映画は、「ゴーストバスターズ(1984)」「アイアンマン(2008)」「オーシャンズ11(2001)」など300作品以上です。

宿泊客でなくても見学は可能!

ホテルの宿泊客でなくてもホテル内に入って見学することは可能です。

レセプションだけでも、「ゴーストバスターズ(1984)」や「ザ・シークレット・サービス(1993)」、「ビバリーヒルズ・コップ(1984)」などの作品で撮影されています。

お気に入りの映画のワンシーンを再現して写真をとってみてはいかがでしょうか?

アメリカ卒業旅行でリゾートに行くならハワイ・グアムがおすすめ 

卒業旅行でアメリカに行く場合、選択肢は本土のみならずハワイやグアムなどの離島に行くという事も可能です。

常夏のビーチでリゾートきぶんを味わいたいという方は、ハワイやグアムに行ってみましょう。

ハワイ

ハワイは卒業旅行先として毎年人気上位に入っている観光地であり、世界的にも人気の高いリゾート地です。美しい青い海と白い砂浜が印象的なビーチが多く、楽しい思い出が作れること間違いなしです。

また、ハワイはビーチでのマリンスポーツだけでなく、地上でのアトラクションやショッピング、グルメなど多種多様な観光スポットが多くあります。

くわしくは下記の記事にてハワイのおすすめ観光スポットをご紹介していますので、是非参考にして下さい。

グアム

グアムは日本から飛行機で約3時間40分ほどの場所にあるリゾート地です。また時差は一時間ほどしかありません。ハワイと比べて時間的・体力的な負担が小さいので気軽に行くことができます。

また、グアムはハワイと比較して、低予算で渡航する滞在することができます。

時差ボケが苦手な人や時間を有効に活用したい人、低予算でビーチリゾートに滞在したい方はグアムに行って見てはいかがでしょうか。

サイパン

サイパンはアメリカの自治領で太平洋の西、北マリアナ諸島にあります。ハワイやグアムと異なり、自然そのままのビーチが残されており、卒業旅行はまったりマイペースで過ごしたいという方にはオススメです。

また、サイパンはダイビングの聖地としても有名です。初心者の方もインストラクターの方がわかりやすく教えてくれるため、オススメです。

サイパンの観光スポットについては下記の記事にて詳しい情報を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

カフェ好きは絶対に行くべき!アメリカの大人気カフェ

多くの大学生を虜にしている日本のカフェ文化。

アメリカでもカフェ好きをうならせる店舗が多くあります。カフェ巡りが趣味の方はぜひ卒業旅行の際に訪れてみてください。

スターバックスコーヒー1号店

日本だけでなく世界中でもっとも人気のカフェと言えば「スターバックスコーヒー」。

日本でも多くの人が利用し、エスプレッソの世界基準を作った最大手のカフェです。

その一号店は、アメリカのシアトルにある「Pike Place店」です。

アメリカに卒業旅行に行く学生だけでなく、シアトルに訪れる多くの観光客はこのスターバックス一号店でコーヒーを味わってみたいと思い、連日大賑わいとなっています。

カフェ好きの「聖地」ともいえる場所で飲むコーヒーは格別かもしれません。

スターバックス・リザーブ・ロースタリー&テイスティングルーム

スターバックス・リザーブ・ロースタリー&テイスティングルームはスターバックスの中でも希少価値の高い厳選された高級豆をロースト(焙煎)している工場(ロースタリー)とその豆を使った高級ドリンクやカクテルなどを提供するテイスティングルームが一体になった大型店舗です。

また、ドリンクだけでなく軽食や関連商品などを扱う店舗もあるため、カフェ好きにはたまらないスポットです。

オススメは、クローバーで入れた3種類のコーヒーを楽しむことができる「オリジン・フライト(Origin Flight)」です。コーヒー豆を3種類選び、テイスティングすることができるセットで、自分好みの味を探すこともできます。

迷ったらバリスタの方にお任せしてみても楽しいかもしれません。

スターバックス1号店とも近いため、是非両方の店舗に足を運んでみてください。

シカモアキッチン

「The Sycamore Kitchen」公式サイトより引用

シカモアキッチンはロサンゼルスのハリウッドにある豊富なフードメニューが人気のカフェです。レンガと木材を利用した温かみのある内装で、野菜たっぷりのメニューやエッグベネディクト、キッシュ等を食べることができます。シェフはメルローにある人気レストラン「ハットフィールズ」で腕を振るっていた経歴があり、その味は本物です。

ハリウッドに観光に来た際にはシカモアキッチンでブランチやランチを食べに行ってみてはいかがでしょうか。

ブルーボトルコーヒー1号店

アメリカでは、スターバックスコーヒーと並び、人気の高いブルーボトルコーヒー。日本にも清澄白河で第一号店がオープンしたことはカフェ好きにとっては当たり前かもしれません。サンフランシスコの隣町オークランドにあるブルーボトルコーヒーの一号店はウェブスターストリート沿いにお店があり、繁華街からは少し外れたところにあります。

店内は狭く、数名が座れるカウンター席のみです。そのため、テイクアウト(アメリカではTo Go)で注文するのが良いかもしれません。

また、テイスティングスペースが設けられており、運が良ければコーヒーの試飲会が開かれているかもしれません。

カフェ・ランターナ

マンハッタンのグリニッジビレッジ、ワシントンスクエアにある「カフェ・ランターナ」は有名人やセレブも通う隠れた名店です。コーヒーやデザートはもちろん、軽食やラザニア、コース料理まで楽しむことができるレトロな雰囲気漂うカフェです。

昼間はカフェとして利用する人が多く、近くにはニューヨーク大学もあるため学生がくつろいでいる姿もあります。

建物自体は古いですが、居心地のいい席のほかに、開放的なガーデンテラスの席もあり特別感があります。

また、カフェ・ランターナはデザートとアイリッシュコーヒーが人気です。本格的なドルチェとウイスキー入りの暖かいコーヒーは相性抜群です。

アメリカの国立公園で大自然を満喫

アメリカは、文化的に発展しているだけではなく、豊かな自然も存在します。アメリカ政府が指定した国立公園は59種類です。その中でも卒業旅行におすすめなスポットを5種類ご紹介します。

イエローストーン国立公園

世界で最初の国立公園として指定されたイエローストーン国立公園はアイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州をまたがる形で約8,980㎢に渡る非常に広大な国立公園です。

見どころは何といっても公園内の様々な場所に湧き出している間欠泉や温泉、地熱です。また、グリズリーやオオカミ、バッファローなどをはじめとした野生生物が多く生息している事でも知られています。

観光する際には春から夏にかけてがおすすめで、野生生物の群れや色鮮やかな花畑、雪解け水の影響で水量が多くなった大迫力の滝など見どころが多くあります。

また、敷地内では乗馬体験や馬車ツアー、レンジャー同行のハイキングなどアクティビティも豊富なため、最高の思い出になること間違いないです。

モニュメントバレー・ナバホ族国立公園

モニュメントバレー国立公園は、ユタ州からアリゾナ州にかけた広い荒野地帯のことで、「アメリカの原風景」として知られる土地です。古くからネイティブアメリカンの聖地としても知られており、雨や風が長い時間をかけて作り出したメサ(平たい岩山)やビュート(孤立丘)が特徴です。多くの映画で使われてきましたが、実際に目で見て肌で感じると、様々なインスピレーションが湧き上がってくるような光景が広がっているため、卒業旅行で是非訪れていただきたい場所です。

また、ラスベガスからのツアーがあるので、ラスベガス観光のついでに訪れることが可能です。

ヨセミテ国立公園

ヨセミテ国立公園はカリフォルニア州の中央部にある国立公園です。標高3000m以上の山々が連なる山間部で、雄大な自然が大きな特徴です。

年間430万人以上が訪れる人気の観光スポットですが、観光客の多くは全体の1%にも満たない「ヨセミテ渓谷」を目当てにしています。

ヨセミテ渓谷にある最も有名な観光スポットは、ドームを半分に割ったような形をした岩壁の「ハーフドーム」です。標高は2680mあり、ヨセミテ渓谷の至る所からその姿を確認することができるランドマーク的な存在です。

ヨセミテ国立公園は年間を通してオープンしているため、四季折々の光景とアメリカならではのスケールの大きい自然を体感することができます。

アメリカ卒業旅行の必需品

アメリカに卒業旅行に行く際に注意しなければならないのが必需品の忘れ物です。

必需品のチェックリストを作成しますので、パッキングの際に忘れ物はないか確認に役立ててください。また、アメリカ旅行の持ち物については下記の記事でも詳しい解説を行っています。併せて確認してください。

必需品チェックリスト

必需品
パスポート
ESTAの申請
海外旅行保険加入証明書
健康保険証
運転免許証
クレジットカード

パスポートやESTAの申請はアメリカに渡航する際には必須になります。もしどちらか一方でも欠けていると、日本から出国する事もできなくなってしまいますのでせっかくの卒業旅行が台無しになってしまいます。

少なくともパスポートとESTA申請だけは忘れないようにしましょう。

ESTAの申請について

ESTA申請はビザ免除プログラムでアメリカに渡航する際に必要になります。ビザありで渡航する方は必要ありませんのでご注意ください。

ESTAの申請は「ESTA申請公式サイト」から行う事ができます。申請方法の詳しい手順は下記の記事に記載されていますので、参考にしてください。

海外旅行に保険証は必要?

海外旅行に行くときには、保険証と海外旅行保険の加入証明書をどちらも持って行くことをお勧めします。

海外旅行保険の加入証明書は、現地で病気やけがをしてしまい、医療機関で治療を受ける際に、治療費の一部を負担してもらえます。アメリカの治療は非常に高額であるため、万が一に備えて加入しておきましょう。

健康保険証は、前提としてアメリカの医療機関では使う事ができません。そのため、アメリカ旅行中には必要になる機会はありませんが、国内で必要になります。

例として、「自宅から空港までの移動中」や「帰国してから自宅までの移動中」、日本での前泊中等です。この期間にも体調を崩してしまったり、怪我をしてしまう可能性は十分にあり得ます。

このような事態を回避するためにも、健康保険証は必ず携帯するようにしましょう。

2024年最新版!アメリカの卒業旅行にかかる費用

アメリカに卒業旅行に行く際に気になるのが「どのくらいの費用が掛かるのか」ですよね。

航空券の料金や宿泊費、食事代、交通費、観光代を考えると一日あたり10万円から15万円ほどを用意しておくと安心でしょう。

卒業旅行は多くの場合、4泊~6泊ほどする方が多いと思います。

4泊の場合は50万円ほど、6泊の場合は70万円ほど用意しておきましょう。

アメリカへの渡航に掛かる料金の詳しい解説や安くする方法などがまとめられている情報が知りたい場合には、下記の記事を参考にしてください。

まとめ

以上、アメリカに卒業旅行する際のおすすめ観光スポットやモデルプラン、必需品、費用について解説しました。

卒業直前に友達と楽しい思い出を作りたいと考えている方は是非アメリカへの旅行をオススメします。

雄大な自然や異なる文化に触れることで人生のターニングポイントとなる様な旅行になる手助けができることを祈っています。

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