アメリカン航空は、数週間以内にビデオストリーミングサービス(Netflix、Huluなど)と高速Wi-Fiを一部の飛行機に導入する事を発表しました。ただし、この無料Wi-Fiサービスはアメリカ国内線に限定され、使用にあたって広告の視聴が必要です。広告を削除する有料オプションもあり、アメリカン航空のAAdvantageロイヤルティプログラムのメンバーは機内Wi-Fiをマイルで支払うことができます。
現在機内で提供されているWi-Fiは、メールの読み込みすら遅い性能となっていて、アプリから映画を鑑賞することなどもってのほかです。しかし、近日中に導入予定のWi-Fiはアプリでスムーズに動画視聴が可能な性能を持つとされており、機内でより快適に過ごせるようになることが予想されます。
また、同社は高速Wi-Fiと併せて、全ての航空機でビデオストリーミング機能を提供すると発表しました。
その他の航空会社は、機内で特定の大きな音が出るアプリやウェブサイト、ビデオ会議へのアクセスを禁止しており、対照的なサービスとなっています。
日本の航空会社では、特定の映画やTV番組のみ視聴可能ですが、アメリカの航空会社では機内でのビデオストリーミングサービスと高速Wi-Fiサービスを利用可能になりつつあります。
アメリカン航空の国内線を利用する乗客は、広告を視聴することで無料Wi-Fiに接続するオプションがあります。また、有料オプションで広告が削除されます。完全に無料のWi-Fiを提供する航空会社はほとんどありませんが、アメリカン航空は今後節約志向の旅行者にとって魅力的な選択肢になるかもしれません。また、デルタ航空もほとんどの国内線で無料Wi-Fiを提供しており、2024年末までに国際線にも追加する計画です。
また、日本の航空会社のWi-Fiサービスも多くが有料となっています。
JAL(日本航空)の国際線でWi-Fiを利用する場合、利用時間に応じて料金が異なり、フライト中ずっとWi-Fiを利用できるプランの場合、18.8ドル=約2800円かかります。
また、ANA(全日空)では、19.95ドル=約3000円かかります。
アメリカン航空がWi-Fiサービスに新しい取り組みを行ったことで、航空会社のWi-Fiサービスがより快適になる可能性があります。
(引用:アメリカン航空、Nerd Wallet)