ハワイ保険省 初のインフルエンザによる小児死亡例を確認 コロナにも警戒を

ハワイ州保健省は、18歳未満の小児がインフルエンザにより死亡したことを発表し、2023-2024年シーズンのハワイにおける一人目の小児死亡者となった。

ニュースリリースによると、この子どもはオアフ島の住民であったが、DOH(ハワイ保健省)は家族のプライバシーを守るため、その他の詳細は公表しないとしている。

保健省は会見で、

「私たちはいつも、私たちのコミュニティで子供が死亡したことを発表することを特に悲しく思っています。私たちの思いと哀悼の念は、この困難な時期にご家族とともにあります。「もしあなたやあなたの大切な人が、今シーズンまだインフルエンザ・ワクチンの接種を受けていないのであれば、ぜひ接種をご検討ください」と表明している。

また、保健省によると、ここ数週間、インフルエンザとRSVの患者が増加している。これはCOVID-19の感染者が続いていることと一致している。

ハワイでは、インフルエンザの感染は一年中あることから、より危機感を募らせているようだ。

インフルエンザによる最後の小児死亡例は2023年6月にハワイで発生した。それ以前のインフルエンザシーズンでは、ハワイでは4人の小児が死亡した。

サラ・ケンブル博士は、生後6ヶ月以上のすべての人にインフルエンザの予防接種を受けるよう勧めた。DOHによると、最近の研究で、インフルエンザワクチンは重症化、救急外来受診、入院、死亡のリスクを減らすことが示されている。疾病管理センターは、インフルエンザまたはCOVID-19ワクチンをどこで接種できるかを調べるためのデータベースを提供している。

DOHはまた、手洗い、具合が悪いときは家にいる、咳やくしゃみをするときは口を覆う、マスクを着用するなど、病気の蔓延を食い止めるための予防策も推奨している。

加えて、新型コロナウイルスの感染についても保健省は警戒すべきであると述べている。

2024年1月のハワイ州全体の新型コロナウイルスへの感染者は以下のとおりだ。

州全体のCOVID-19患者数

新規患者数 751
総症例数 412,722
新たな死亡者数 6
総死亡者数 2113
1日平均症例数 109
陽性率 8.4%

先週、DOHはハワイ島で新たに56人のコロナウイルス感染者を報告した。

ハワイ郡

新規患者数 56
総症例数 46,189
1日平均症例数 109
陽性率 3.9%

マウイ郡

新規患者数 62
総症例数 21,495

カウアイ郡

新規患者数 67
総症例数 46,189

ホノルル郡

新規患者数 556
総症例数 287,254

日本からハワイに渡航する方は、感染病対策を十分に行い、マスクの着用やアルコール除菌を徹底するべきでしょう。

(引用:KWXXSPETRUM NEWS

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