ESTAの申請が完了した方は自分のESTAに許可が出たかを確認していますか?
渡航許可が出ていないとアメリカ渡航は出来ません。
この記事では、ESTAのステータス確認方法を流れに沿ってご紹介します。
ESTAステータス確認でわかることは以下の通りです。
- ESTA申請の結果がわかる
- ESTAの有効期限を確認できる
- ESTAに登録した個人情報を更新できる
- ESTA申請時に登録した申請内容の確認
ESTAのステータス確認とは
ESTAのステータス確認とは、申請状況や結果を追跡・確認することを指します。
ESTA申請で登録された個人情報は、アメリカの入国管理や国境警備を行っているCBP(米国国土安全保障省 税関・国境警備局)のデータベースに登録されます。そのため、CBPの公式サイトにて自分のESTAの登録状況を確認・追跡することができます。
承認が下りないと渡航出来ない
米国へ行くためにはこの申請が承認されていないと渡航することができません!
申請には最長で72時間かかることもありますので、ギリギリになってから申請をして承認が下りておらず、渡航出来ないなんてことにならないよう早めの申請とステータス確認は忘れないようにしましょう!
ESTA申請情報の確認方法
ご自身の登録情報を確認する方法を流れに沿ってご説明します。
まずは、ESTA公式サイトにアクセスしましょう。
ESTA公式サイト
ESTA登録情報確認に必要なもの
- ESTAを申請するときに使用したパスポート
- ESTA申請番号
ESTAのステータス確認を行うためには登録したESTAのアカウントにログインする必要があります。ログインに必要な情報はパスポートにすべて記載があるため、準備するものは以上の二点で問題ありません。
言語設定を変更
ESTA公式サイトはアメリカで運営されているため、初期言語設定が英語になっています。ですが、海外向けのサイトのため、日本語に翻訳する機能が備わっています。英語が苦手な方は、言語設定を日本語に変更しましょう。
「ESTAステータスを確認する」をクリック
画面上の「estaステータスを確認する」にカーソルを合わせます。
すると、「個人のステータスを確認する」か「グループステータスの確認」か選ぶことができます。自分でESTA申請を行った方は「個人のステータスを確認する」、家族で一緒にESTA申請を行った方は「グループステータスの確認」をクリックしましょう。
個人による申請を行った方と、グループで申請した方は登録情報確認手順が多少変化します。
まずは、個人で申請を行った方のステータス確認の方法を解説します。
「個人による申請」を行った方のステータス確認方法
まず、セキュリティに関する通告のポップアップウィンドウが表示されます。このウィンドウは右下の「確認して続行」をクリックすることで閉じることができます。
「セキュリティに関する通告」を閉じると下記の画面になります。
個人申請の検索画面で、*(赤いアスタリスク)がついてる項目は入力必須です。
入力必須の項目は以下の通りです。
- パスポート番号
- 生年月日
- 申請番号 または 市民権・国籍と発行日、パスポートの有効期限
「グループでの申請」を行った方の申請確認方法
グループ申請を行った方は、「グループによる申請のステータス確認」をクリックします。
すると、個人による申請確認を行う時と同じように「セキュリティに関する通告」というポップアップウィンドウが表示されます。右下の確認して続行をクリックして閉じましょう。
その後、下記のように「グループ申請を検索」の画面が表示されます。
グループ申請の検索を行う場合は、下記の情報の入力が必要です。
- グループID
- 姓名
- ESTA申請した時のメールアドレス
- 生年月日
もし、自分のグループIDがわからない場合は画面中央右にある「自分のグループIDを知りません。」をクリックしてください。
ESTAの登録情報を確認する
上記の手順で検索し、表示されたご自身のESTAのステータス確認画面から「確認する」をクリックします。
すると、ESTA申請時に入力した個人情報や申請番号、支払い領収書を確認することができます。
個人情報は登録した際の申請者の状況と今の状況が変化していないかを確認するときに利用できます。
また、支払い領収書は支払日や支払い金額の確認ができるだけでなく、支払い追跡コードの確認も行えるため、不具合があった際に対応することができます。
また、確認画面はコピーをして紙に印刷をしておくことが推奨されています。紙にコピーしておくことで、空港での搭乗の際にESTAを管理しているサーバーに不具合があった際にも対応することができます。
コピーをすることの利便性についての記事はこちらです。
ESTA申請結果の確認
表示されるステータス一覧
ステータス | 概要 |
認証が承認されました | ESTAの認証が認められ渡航者番号が発行済み |
保留 | 申請は完了しており現在審査中の状態 |
否認 | 申請が下りず、渡航が出来ない状態 |
申請が見つからない | まだ未申請の状態 |
有効期限切れ | 以前の申請期限が切れているので新しく申請する必要あり |
支払いの確定が出来ていない | 申請最後の決済が完了していない状態 |
上記が、主に表示されるステータスになります。
申請が通っていない場合の対応についてはそれぞれ下記に対応方法を記載していきます。
ESTA渡航認証が「認証が承認されました」の場合
下記のように、「認証が承認されました」と表示されている場合、あなたのESTAは承認され、有効になっています。有効期限の間はESTAを利用してアメリカに渡航することができます。
ESTA渡航認証が「保留」の場合
「認証が保留中です」と表示された場合は、あなたのESTAが現在「審査中」であることを示しています。米国税関および国境管理局はESTA申請者の申請内容をもとにアメリカに渡航するに適しているかを検討しています。
審査結果が出るまでは最長72時間ですが、90%以上は申請後24時間以内に認証許可が下ります。審査時間が長い場合は、下記のURLにて詳しい説明を行っていますので、ESTAの保留についての記事をご参照ください。
ESTA(エスタ)の申請結果が「渡航認証保留」の対応と返信が長い理由
ESTA渡航認証が「否認」の場合
「渡航は承認されませんでした」と表示がある場合はビザ免除プログラムでの渡航は出来ません。そのため、目的に応じたビザの取得を目指しましょう。アメリカ大使館・領事館でのビザ取得は長期間かかりますので、計画的に行いましょう。
ESTA申請が否認された場合の理由は明確に知ることはできません。そのため、考えられる否認になった理由や対処方法はこちらの記事に詳しい情報が書かれていますので、ご参考にしてください。
該当する申請が見つからなかった場合
該当する申請が見つからなかった場合は、未申請である可能性があります。
未申請の方は新規申請を行ってください。
申請したが、該当する申請が見つからなかった場合は二重申請を行っている可能性があります。二重申請は同じパスポートで二回申請を行ってしまい一回目の申請が無効化されている状態のことです。二重申請については下記のURLから対処方法が確認できますのでお試しください。
ESTAを二重申請した場合はどうする?ESTA申請についての疑問を解消!
ESTAの有効期限が切れている場合
「申請の有効期限が切れています」と表示された場合は、過去に承認されたESTAの有効期限が切れている状態です。
ESTAをもう一度新規申請する、もしくは当社のESTA申請代行サービスをご利用ください。
当サイトから申請した場合は下記ページからもステータスを確認することもできますので合わせてご確認をしてみてください
お支払い状況の確定ができていませんと教示されている場合
ESTA申請の手続き中にブラウザを閉じたり、ネットワーク接続が切れたりすると申請料の支払いが滞ってしまうことがあります。加えて、使用したクレジットカードが有効でない場合もお支払いが滞ってしまいます。
ページ内の「確認する」をクリックし、お支払いするようお願いいたします。
ESTA申請内容の個人情報を更新
電子渡航認証が承認された方は、個人情報の登録内容を変更することができます。
変更できる個人情報は以下の通りです。
- 利用しているe-mailアドレス
- アメリカ滞在中の住所
身分事項の変更や、パスポートの変更などの理由で身分事項に変更・更新が必要な場合は、再度ESTAを新規申請しなければなりません。
ESTAのステータス確認は公式サイトから行うことができます。
ステータス確認が出来ない時の確認事項
二重申請などしていないのに、「該当する申請が見つからなかった」となった場合は何かしら記載ミスや記入ミスがある可能性があります。
ステータス確認ができない時に確認したほうがいい内容を記載していきますので、参考にしてください。
申請IDが違う
申請IDの記載をミスしてしまうと正常にユーザー情報の確認が行えません。
申請IDは申請完了画面に記載されていたり、メールにて「ESTA Application Number」のタイトルで送られてきますので確認をしてみましょう。
もし、申請IDがわからない場合は国籍・パスポートの発行日と有効期限を記入することでも
確認できます。
また、そもそも代行サイトなどで申請を行っていた場合、代行サイトのIDなどを入力してしまっている可能性もありますので、その場合は代行サイトから送られてきているCBPの申請IDを確認しなおすようにしましょう。
パスポート番号が違う
パスポート番号は申請時に画像認証の自動入力で入力されます。
この時、添付した画像が不明瞭だったりすると間違ったパスポート番号が読み取られてしまうことがあります。
画像読み取り後はパスポートの番号をきちんと確認して正しいものが記入されているか確認する必要があります。
パスポート番号が間違ったまま申請をしてしまっているとしたら、残念ながら確認する方法ないので再度申請をやり直すようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?ESTAのステータスについては申請後どうなったかをしっかり確認しておかないと、いざ渡航しようとした時に実は申請がうまく通っていなかったなどといったトラブルに巻き込まれることもありますので、アメリカへの渡航を計画している人は、申請情報は注意して最新のステータス情報を確認できるようにしておきましょう。